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【2015明治安田生命J2リーグ 第4節「栃木SC vs 徳島ヴォルティス」】プレビュー

開幕から未勝利ながら選手たちから聞こえてくるのは、自分たちがやろうとするサッカーができている手応え、そして、積み上がる自信だ。栃木はJ1経験クラブとの試合が続くなか、いずれの試合でも激しいプレスをベースとした守備から主導権を握る時間帯をつくり、そして、終盤には陰りのない走力で相手を追い上げ、90分間闘い抜けるタフさを見せつけている。
前節、ジェフ千葉との戦いでも58分に先制点を奪われたものの、直後にパク・ヒョンジン選手のクロスを尾本敬選手がねじ込んですぐに同点に追いつく力強さを見せた。
「このチームのメンタルの強さを感じる場面だった。あの失点したあとには、通常ならば『やることは変えずに一つひとつのプレーを大事にしていくぞ』と声を掛け合うような局面だったが、僕が言葉に出して言うまでもなく、周りの選手の顔を見ると『絶対にゴールを奪いに行くぞ』という顔をしていた。みんなが同じ方向を向いて、気持ちも一つにまとまっているのが今季のチームの強みだと思う」
主将の廣瀬浩二選手はそう振り返る。3節を終了して2分1敗、18位と結果こそ出ていないが、チーム状態はむしろ上向いているのが今の正しい現在地だ。
もちろん、3試合連続で先制点を奪われていることに目を背けてはいけないだろう。センターバックの尾本選手も「3試合で4失点というのはいただけない。細かい部分を突き詰めてゼロに抑えるようにしたい」とその責任を感じている一人。いや、守備陣に話を聞けば全員から零封への強い意気込みが口を揃えて出てくるが、一方で、最終ラインがほぼシャッフルしてスタートした今季のチームの守備について3試合が終わって上積みがあるのも事実。指揮官はこう評価する。
「開幕の札幌戦も2節・横浜FC戦も明らかな自分たちのミスがあり失点した。やるべきことを全部やれていないという守備だったが、それが前節・千葉戦では改善できて、相手のスピードがある前線にも対抗できていた。ミスを反省して、意識的に改善することができたのは収穫だし、守備についても手ごたえは感じている」
守備の堅調さを引き続きキープすること。それが次節に向けた最大のテーマになる。
そんな栃木の次節の相手は徳島ヴォルティス。昨季はJ1で苦戦を強いられて降格したものの、今なお充実の戦力を誇る強豪だ。特筆すれば、その中盤には相手の攻撃の芽を次々と摘み取る優秀なボールハンター、エステバン選手がいる。前節、元栃木の闘将パウリーニョ選手にことごとく攻撃の芽を摘み取られてしまった栃木にとって、「学習効果を出せるようにしないといけない」(阪倉監督)相手といえるだろう。
ただし、今の栃木にとって相手はあまり関係がないのかもしれない。重要なのは、自分たちの力を信じて、自分たちのサッカーを90分間貫きとおすこと。そして先制点を奪うことだ。
「まだできていない先制点を奪ってゲームを進めるという展開をみんなで共有できれば、ウチの堅守速攻のスタイルからしてもっと良いサッカーができるはず。先制ができれば勝つ可能性はかなり高まると思う」(中美慶哉選手)
前節、ジェフ千葉との戦いでも58分に先制点を奪われたものの、直後にパク・ヒョンジン選手のクロスを尾本敬選手がねじ込んですぐに同点に追いつく力強さを見せた。
「このチームのメンタルの強さを感じる場面だった。あの失点したあとには、通常ならば『やることは変えずに一つひとつのプレーを大事にしていくぞ』と声を掛け合うような局面だったが、僕が言葉に出して言うまでもなく、周りの選手の顔を見ると『絶対にゴールを奪いに行くぞ』という顔をしていた。みんなが同じ方向を向いて、気持ちも一つにまとまっているのが今季のチームの強みだと思う」
主将の廣瀬浩二選手はそう振り返る。3節を終了して2分1敗、18位と結果こそ出ていないが、チーム状態はむしろ上向いているのが今の正しい現在地だ。
もちろん、3試合連続で先制点を奪われていることに目を背けてはいけないだろう。センターバックの尾本選手も「3試合で4失点というのはいただけない。細かい部分を突き詰めてゼロに抑えるようにしたい」とその責任を感じている一人。いや、守備陣に話を聞けば全員から零封への強い意気込みが口を揃えて出てくるが、一方で、最終ラインがほぼシャッフルしてスタートした今季のチームの守備について3試合が終わって上積みがあるのも事実。指揮官はこう評価する。
「開幕の札幌戦も2節・横浜FC戦も明らかな自分たちのミスがあり失点した。やるべきことを全部やれていないという守備だったが、それが前節・千葉戦では改善できて、相手のスピードがある前線にも対抗できていた。ミスを反省して、意識的に改善することができたのは収穫だし、守備についても手ごたえは感じている」
守備の堅調さを引き続きキープすること。それが次節に向けた最大のテーマになる。
そんな栃木の次節の相手は徳島ヴォルティス。昨季はJ1で苦戦を強いられて降格したものの、今なお充実の戦力を誇る強豪だ。特筆すれば、その中盤には相手の攻撃の芽を次々と摘み取る優秀なボールハンター、エステバン選手がいる。前節、元栃木の闘将パウリーニョ選手にことごとく攻撃の芽を摘み取られてしまった栃木にとって、「学習効果を出せるようにしないといけない」(阪倉監督)相手といえるだろう。
ただし、今の栃木にとって相手はあまり関係がないのかもしれない。重要なのは、自分たちの力を信じて、自分たちのサッカーを90分間貫きとおすこと。そして先制点を奪うことだ。
「まだできていない先制点を奪ってゲームを進めるという展開をみんなで共有できれば、ウチの堅守速攻のスタイルからしてもっと良いサッカーができるはず。先制ができれば勝つ可能性はかなり高まると思う」(中美慶哉選手)
溜め込んだ勝点3への飢えはもう爆発寸前だ。勝利の女神は、必ず自分たちの力で振り向かせてみせる。
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