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【新春特別企画:新加入選手インタビュー】渡部博文選手<後編>

新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。


第4回は、渡部博文選手<後編>です。
新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。


第4回は、渡部博文選手<後編>です。
Q:渡部選手がサッカーをはじめたきっかけは何ですか?
「姉が当時好きだった男の子がサッカーをしていて、僕は野球をやりたかったんですけど、無理やりサッカーをやらされたのが小学校2年生の時でした。姉は5つ年上だったので当時は逆らえなかったですね(笑)。1日2時間リフティング、ドリブル、壁当てを、姉に毎日やらされました。『絶対にやれ!』と。」

Q:お姉さんにスパルタ(?)教育をされながらどんなサッカー人生を歩んできましたか?
「FWやトップ下が好きで、ガンガン攻撃するタイプで、背が高いのにCKも蹴っていました。ドリブルが好きなFWでしたね。中学の時は県で優勝しました。」

Q:今、センターバックということは、徐々にポジションを下げるパターンですか?
「完全に(笑)。下がって行くパターンでしたね。山形中央高校時代はボランチ、大学からセンターバックをやり始めました。専修大学は関東大学リーグ1部で意識の高い人が多く、トップチームに入ってからはプロを目指すようになりました。そこから自分の中での意識が変わりましたね。」

Q:センターバックになってからは日が浅いんですね。
「足元の技術での勝ち負け、上手い下手というのは分かるし、『こいつには勝てない』というのも分かります。相手の方が上だなと分かったら転向するのもありなのかなと。ボランチからコンバートされた時は『お前上がり過ぎじゃねえの』と言われるくらい攻撃的なセンターバックでした。攻撃参加もフィードも好きでしたね。攻撃面でセンターバックの面白さに目覚めてから守備を学びました。」

Q:今は攻撃は控え気味ですか?
「ちょっと抑えています。センターバックのコンビを組む選手と、『こうしたい』と話し合った結果、同じ感覚を持っていれば攻撃参加も増えるのかなと。攻撃参加にはチャレンジしたいですし、練習試合ではセットプレーから得点していたので、皆さんにはそのあたりも期待して欲しいです。」

Q:サッカー選手をしていて得したこと、損したことは?
「損したことはないですね。柏では地域貢献活動として、ボランティアで学校訪問をしていました。そういうことはプロじゃないと味わえないだろうなと思っていました。凄くいい経験になり、普段はサッカーしかしていないので違う職業に触れたり、目線を変えた時に『こんな感じ方もあるんだな』と。」

Q:栃木も学校訪問などの地域貢献活動があります。
「やりたいですね。正直、行く前はちょっとテンションが低いじゃないですか。でも、行ったら行ったで楽しいんですよね。やりがいがありますし。サッカー選手は子供に夢を与える職業。試合に出た喜び、感動、どんな気持ちで試合に臨んだのか、こんな状況で交代して試合に出たとか、自分が感じたドキドキ感などを伝えられたらいいなと思っています。昨年は2回、講話に行きました。喋る時間は10分だけですけど、十分に伝えられますし、サッカー教室も子供と触れ合えるのでいいですね。」

Q:突然ですが、かなりイケメンですよね?モテ期はありましたか?
「いや、全然モテないですよ。今も(汗)。中学の時はちょっとモテ期でしたけど・・・。」

Q:生まれ育った山形県長井市のPRをしてもらえますか?
「スキー場が2つあるのでウインタースポーツが楽しめますし、温泉もいいですね。僕が小学校の時は川に行くか、山に行くか、友達の家に行くかだったので、自然の中で育ちました。個人的に滝巡りが好きなので、山形に帰った時はマイナスイオンを浴びに行きます。そういう遊びを知っている人と仲良くなりたいですね(笑)。アウトドア系の方と。あとは実家がスーパーを経営しているので、『うめや』(http://www.umeya-m.jp/index.html)をよろしくお願いします(笑)。」

Q:山形県民から見た栃木県のイメージは?
「栃木のイントネーションは独特ですよね。僕、訛りがめっちゃ好きで、訛りは聞いていると落ち着きますよね。それに、僕は訛りがすぐに移るんですよ。」

Q:サッカー以外に特技はありますか?
「スキーやスノボーなどのウインタースポーツですね。今はやりませんけど、小さい頃からかなりやっていましたね。だから、ウインタースポーツ。」

Q:尊敬する選手は?
「磐田の古賀正紘選手。古賀さんのプレースタイルが自分と似ていて、古賀さんと一緒にセンターバックをやっていた時に偉大さというか、存在感の大きさを知りました。ずっと目標にしている人です!」

Q:サポーターにはどんな愛称で呼ばれたいですか?
「ナベとかヒロでお願いします。」

Q:好きな言葉、座右の銘はありますか?
「初志貫徹。高校時代から好きな言葉で、あまり口には出しませんでしたが、初心を忘れないように、ぶれたくはないですね。」

Q:今季の目標は?
「試合に出ることももちろんそうですが、栃木からオファーを受けた時にパソコンをいじっていたら、観客動員数を偶然見付けました。『今季はもっと人を入れたいな』と。子供たちもお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにも観に来てもらって、その中でいい試合をするのが目標です。観客が多い方が楽しいですし、盛り上げたいですね。グリスタには行ったことないですけど、芝の状態とかスタンドとの距離感とか、皆が『良いスタジアムだよね』と言っていました。」

Q:ファン・サポーターへメッセージをお願いします。
「明けましておめでとうございます。J1に昇格することが目標ですが、皆さんに試合を観に来て欲しいという思いが強いです。いい試合をしますのでスタジアムに足を運んでください。よろしくお願いします。」

(後編)
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