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【2015明治安田生命J2リーグ 第5節「栃木SC vs ジュビロ磐田」】プレビュー

開幕から好調を維持してきたチーム状態にようやく結果が追いついた。
前節、栃木は堅調な守備から相手の攻撃を封じ込めると、J1級の精密な左足を持つパク・ヒョンジン選手のコーナーキックに、河本明人選手、阪野豊史選手という若手アタッカー陣らがいずれも頭で合わせて2得点。相手の反撃を1点に抑えて今季初勝利を手にすると、試合後には聖地グリスタでファン・サポーターらとともに県民歌を謳歌した。
開幕から好調を維持してきたチーム状態にようやく結果が追いついた。
前節、栃木は堅調な守備から相手の攻撃を封じ込めると、J1級の精密な左足を持つパク・ヒョンジン選手のコーナーキックに、河本明人選手、阪野豊史選手という若手アタッカー陣らがいずれも頭で合わせて2得点。相手の反撃を1点に抑えて今季初勝利を手にすると、試合後には聖地グリスタでファン・サポーターらとともに県民歌を謳歌した。

上々である。雰囲気もいい。勢いもある。
この最高のタイミングで迎える次節の相手は現在2位の強豪ジュビロ磐田だが、栃木がやることは変わらない。全員の抜け目ない献身的なハードワーク、激しく球際に立ち向かう姿勢、素早い攻守の切り替えと判断、そこから前線に飛び出していくパワー、そして相手を脅かすだけのカウンターの迫力……。それらを今までの戦いどおりに出せるかどうかが最低限のベースとなる。

「そのうえで、磐田戦ではチャンスを決め切る高い決定力が求められる」(廣瀬浩二選手)
 前節の栃木は流れのなかで多くの決定機を作ったがなかなか決め切れず。今節、守備が堅調な磐田が相手となればチャンスの数はそう多くはないと予想できる。好機を確実にものにするだけの高い集中力が求められる。

「初勝利を挙げたからと選手たちに浮かれた様子もないし、相手が相手だけに浮かれている場合ではない。モチベーション的にはまったく問題ない状態で戦える」(阪倉裕二監督)
 前節から中2日という過密日程での連戦となるが、今季初勝利をあげた選手たちの表情から察するに、まったく疲労感はなく、むしろ次節を早く戦いたいという前向きな雰囲気すら感じさせる。
上々である。雰囲気もいい。勢いもある。
この最高のタイミングで迎える次節の相手は現在2位の強豪ジュビロ磐田だが、栃木がやることは変わらない。全員の抜け目ない献身的なハードワーク、激しく球際に立ち向かう姿勢、素早い攻守の切り替えと判断、そこから前線に飛び出していくパワー、そして相手を脅かすだけのカウンターの迫力……。それらを今までの戦いどおりに出せるかどうかが最低限のベースとなる。

「そのうえで、磐田戦ではチャンスを決め切る高い決定力が求められる」(廣瀬浩二選手)
 前節の栃木は流れのなかで多くの決定機を作ったがなかなか決め切れず。今節、守備が堅調な磐田が相手となればチャンスの数はそう多くはないと予想できる。好機を確実にものにするだけの高い集中力が求められる。

「初勝利を挙げたからと選手たちに浮かれた様子もないし、相手が相手だけに浮かれている場合ではない。モチベーション的にはまったく問題ない状態で戦える」(阪倉裕二監督)
 前節から中2日という過密日程での連戦となるが、今季初勝利をあげた選手たちの表情から察するに、まったく疲労感はなく、むしろ次節を早く戦いたいという前向きな雰囲気すら感じさせる。
そのなかで次節をより心待ちにするのは2010年から昨季まで磐田に在籍したゴールキーパーの竹重安希彦選手だ。「多少の意識はすると思うが、成長した姿を見せられればいい」という古巣・磐田は「プロ1年目から色々と経験をさせてもらったクラブ。恩があるし、本当に感謝している」という特別なクラブでもある。今でも当時お世話になった人たちからの連絡で何かと勇気づけられることがある。その旧知の人たちの目の前で見せる守護神としての姿。舞台は、栃木に完全移籍してから初めて乗り込む、慣れ親しんだヤハマスタジアム。本人は前節終了間際の自身のミスに絡んだ失点を悔いており、リベンジに闘志を燃やす最中でもある。

「とにかくいいプレーをして、勝ちたい」
最後方に構える守護神が堅守の立役者として盛り立てたとき、チームには少なからぬ勝機が生まれる。
今季初となる連勝は射程圏内だ。栃木が勢いを持って、いざ敵地に乗り込む。
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