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【新春特別企画:新加入選手インタビュー】トリポジ選手<前編>

新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。


第13回は、トリポジ選手<前編>です。



好きな言葉は、「ゴール」。昨季の躍進の立役者であるリカルド・ロボの負担を軽減するために、強化部がリサーチを重ねた結果、獲得に至ったのが“高くて、速くて、巧い”だけでなく、美しすぎるストライカーだった。アルゼンチンの名門ボカジュニアーズの育成年代では史上最高のゴール数を記録し、「エル・レオン(ライオン)」の異名を持つ。得点感覚に優れるだけでなく、ドイツやブラジルでのプレー経験もあり、国際経験も豊か。数ヶ国語を操り、環境適応能力も高く、日本食にも全く抵抗がないのは心強い。さらに、ロボのプレー映像を観た際、「俺の方がもっとゴールを取れる」と言い切った逞しさに期待は大きく膨らむ。サッカーセンスと端正なルックスを兼備したアルゼンチン人は、「15ゴールとJ1昇格」を目標に据え、Jのピッチで暴れ回る。
新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。


第13回は、トリポジ選手<前編>です。



好きな言葉は、「ゴール」。昨季の躍進の立役者であるリカルド・ロボの負担を軽減するために、強化部がリサーチを重ねた結果、獲得に至ったのが“高くて、速くて、巧い”だけでなく、美しすぎるストライカーだった。アルゼンチンの名門ボカジュニアーズの育成年代では史上最高のゴール数を記録し、「エル・レオン(ライオン)」の異名を持つ。得点感覚に優れるだけでなく、ドイツやブラジルでのプレー経験もあり、国際経験も豊か。数ヶ国語を操り、環境適応能力も高く、日本食にも全く抵抗がないのは心強い。さらに、ロボのプレー映像を観た際、「俺の方がもっとゴールを取れる」と言い切った逞しさに期待は大きく膨らむ。サッカーセンスと端正なルックスを兼備したアルゼンチン人は、「15ゴールとJ1昇格」を目標に据え、Jのピッチで暴れ回る。
Q:栃木に加入された今の気持ちを聞かせてください。
「栃木には自分の生活に必要なものがあり、練習に集中できる環境が整っていると思います。」

Q:以前から日本に興味はありましたか?
「以前から日本には来たいと思っていました。日本は経済的に裕福な国なので、日本に来るために色々な準備をしました。」

Q:髪を束ねていますが、日本の侍を意識されていますか?
「ブラジルのクラブで『サムライ・ライオン』とあだ名を付けられました(笑)。ライオンは凄く好きなニックネームで、15歳の時にボカジュニアーズの監督が名付けてくれました。」

Q:フィアンセがいらっしゃるそうですが、アルゼンチンから遠く離れた日本へ来ることを相談されましたか?
「かなり相談しましたし、彼女には支えてもらいました。まだ来日していないので、少し寂しいです(笑)。別れる時には悲しかったですが、こういうことはサッカーでは起こりうることなので仕方がないですね。」

Q:ご両親にも移籍について相談はされましたか?
「選手としていい決断をしたと言っていましたけれども、離れてしまうので寂しいはずです。でも、いい経験になるので今回の移籍を両親は喜んでくれていると思います。」

Q:イメージしていた日本と実際に来日した時の印象は変わりましたか?
「日本は素晴らしい国ですし、綺麗な国だと思っていましたが、予想以上でした。立体駐車場には驚きましたね。アルゼンチンにはないので、アルゼンチンで流行らせようかなと思っています(笑)。それは冗談ですが、日本人は僕をかなりリスペクトしてくれたので、それには凄く驚きました。強化担当の南さんもそうですし、代理人の方もそうです。」

Q:ロボ選手、パウリーニョ選手とは日本へ来る飛行機が一緒だったそうですが、機内ではどんな話をされました?
「日本がどんな国なのかを紹介してくれました。レストランやアパート、日常生活で気を付けるべきことを教えてもらいました。『日本は凄くいいよ』とロボから聞いたので、僕の中での日本への期待がさらに膨らみました。『栃木も凄くいいところだよ』とも言っていましたね。」

Q:プロ生活のスタートがドイツの1・FCケルンですが。
「15歳の頃はボカで試合に出ていましたが、その後はチャンスがなかったのでドイツに移籍しました。」

Q:栃木のコンセプトであるハードワーク、ディシプリン、コミットメントに関しては?
「その3つの要素がないとチームとしても個人としても成功しないと思っています。」

Q:実際に栃木の試合映像はご覧になりましたか?
「90分通した映像は観ていませんが、ハイライト映像は観ました。昨シーズンの栃木はよかったと思いますよ。『J1へ上がるには何かが足りない』という話も聞きましたが、僕の印象は悪くなかったです。」

Q:栃木のファン・サポーターに見て欲しいプレーは?
「クロスボールに合わせるプレーとか、味方のパスからゴールを決めるシーンを観て欲しいですね。センターバックとの1対1の駆け引きも。サポーターには、とにかくゴールを観て欲しいです!」

Q:FWだけでなくウイングでのプレーもできますよね。
「どこのポジションでもチームから要求されることには応えたいと思っています。」

Q:ロボ選手の映像を既にチェックしていると聞きました。
「ユース時代にはロボと特徴の似た選手とプレーしているので、イメージは掴めています。」

Q:初めての日本ということですが、日本食は大丈夫ですか?
「来日してすぐに寿司屋に行きましたけど、僕の箸使いに皆が驚いていました(笑)。アルゼンチンでも箸は使っていました。日本にはイタリアンレストランもあるので問題ないと思います。」

Q:イタリア語も話せるそうですね。
「ほとんど使う機会がないので忘れました。イタリア語は。完璧に使いこなせるのはポルトガル語、スペイン語、英語です。ドイツ語とイタリア語、それと日本語は少しだけ話せます(笑)。」

Q:日本語といえばパウリーニョ選手は熱心に日本語を勉強しています。トリポジ選手も塾に通われたりしますか?
「勉強したいですね。午前中が練習の時には時間ができるので、日本語の勉強をしたいと思っています。最初は苦戦するかもしれませんが、単語から勉強すれば問題ないと思います。話すよりも書く方が難しいかもしれませんね。」

Q:正しくない日本語をチームメイトが教えるかもしれませんよ。
「間違って自分の考えが伝わるよりも、スラング程度ならば問題ないですよ。ブラジルにも日本のように方言があるので、サンパウロ州の人はバイーア州の言葉が分からないことがあります。だから、チームメイトには色々なことを教えてもらっていました。」

(前編)
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