NEWS
ニュース
その他 その他

【新春特別企画:新加入選手インタビュー】河原和寿選手<後編>

新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。

第2回は、河原和寿選手インタビュー<後編>です。
新春特別企画として、既に公表している新加入選手のインタビューをお届けいたします。2011シーズンに新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様に、より深く知って頂く為に、インタビュー記事(2部構成)にて毎日更新していきます。

第2回は、河原和寿選手インタビュー<後編>です。
Q:河原選手がサッカーをはじめたきっかけは何ですか?
「歩けるようになってから兄弟や従兄の叔父さんとサッカーをやる機会が多かったですね。周りにサッカー友達が多くて、毎日公園でサッカーをしていました。ある日、ひとつ上の兄貴が友達にサッカー少年団に誘われて、小4の僕も一緒にくっ付いて行ったのが始めたきっかけでした。少年団は僕が6年生の時に関東大会に出るくらい強かったですよ。まあ、関東では全敗しましたけどね(笑)。」

Q:どんなサッカー小僧でした?
「小6の時に僕の小学校ではサッカー部員が僕だけになってしまい、隣の小学校も幼稚園絡みで仲が良かったので、そこのコーチに声を掛けてもらいました。なぜかその当時はDFに憧れていました。スライディングでシュートブロックしたり、ロングシュートを打つことに憧れていて、センターバックをやらせてもらいました。点が取れない時には前線に攻め上がって点を取ってくる選手で、ドリブルで持ち上がるのも好きでしたね。子供は上手いと調子に乗るから(笑)。今となっては全然、守備はできないですけど、DFでも埼玉県選抜までは行きました。ただ、県選抜ではFWに戻されました。『お前はFWの選手だ』と。そこで初めてDFに諦めがつきました(笑)。」

Q:前から気になっていたのですが、いつ頃からトレードマークの坊主頭に?
「高校生の時からですね。黒髪の坊主は野球小僧みたいになっちゃうので、髪を染めることで自分の色を出していこうかなと(笑)。昨年は髪を切るのが面倒くさかったので、一時はぼっさぼさでしたけどね。大分に移籍してからバッサリ切りました。僕が坊主にすると負けないというジンクスがあって、髪を切った後に(柏)レイソルに勝ちました。ちょっとゲンを担ぐみたいに、冗談で坊主にしていましたね。」

Q:坊主頭にして勝利に貢献した、ヴェルディ戦での決勝ゴール(1‐0)は印象的です。
「ループシュートを狙って、それが入ったのは初めてでしたね。栃木時代に甲府戦で決めたシュートはたまたま入っちゃいましたけど(笑)。ヴェルディ戦では狙って決めたゴールだったので、いいゴールでした。一瞬の閃きが生んだゴールだし、凄く冷静でしたね。」

Q:河原選手は技術の高い、難しいシュートを決める印象があります。
「一昨年は『なんでこんなシュートが入るんだろう』と思うことがあったので、『やっぱり打ってみるもんだな』と痛感しました。だからこそ難しいゴールが生まれているのかもしれないですけどね。ただ、裏を返せば簡単なシュートを決めてないんですよ。しっかり決めていれば途中加入の大分でも最低5ゴール(実績は2ゴール3アシスト)は取れていたはずです。そういうところを改善しないといけないな、とは感じています。」

Q:サッカー選手として得したこと、損したことはありますか?
「応援してくださっているご飯屋さんでサービスしていただけることですかね。プライベートが制限されるのはプロ選手である以上は付いて回ることですし、街で声を掛けていただければ嬉しいので、それほど気にはならないですね。自分が悪いことをしていなければの話ですけども(笑)。」

Q:尊敬する選手は岡山哲也さん(名古屋グランパス、アルビレックス新潟でプレー後、2008年に引退)。憧れは大久保嘉人選手(ヴィッセル神戸)。その理由は?
「一緒にプレーしたからこそ尊敬できると思うんですよね。岡山さんは。自分のイメージとしては大久保選手のように、全てのプレーを高いレベルでやりたい。その中で得点を取ること、得点に絡むプレーを大久保選手はできるし、僕自身もそういうプレーができるのではないのかと思っています。」

Q:松田監督は直接、大久保選手を指導されています。
「松さんには『嘉人のプレーに似ているね』と言われました。それがきっかけでサイドをやるようになり、自分の中でイメージがはまりました。サイドをやることで強く大久保選手を意識するようになりましたね。」

Q:自分で自分の性格を分析すると?意外とナイーブですよね(笑)。
「いや、僕、ナイーブですよ(笑)。熱くなりやすいですね。サッカーをしている時は。昨年は岐阜の倉田監督と喧嘩しましたからね(笑)。それくらい熱中しちゃいます。でも、プロになってから出場停止はないですからね。栃木で48試合に出場した時もイエローカードは3枚でした。普段はマイペースなので周りのことは気にしないですけど(笑)。」

Q:出場停止でチームには迷惑を掛けられない。
「それはありますね。一昨年は監督からも凄く必要とされていましたから。絶対に退場だけは避けなければいけないと。」

Q:2011年の河原選手の目標は?
「栃木をJ1へ昇格させることです!昇格に関わりたいという夢を持って栃木に移籍してきましたし、クラブからも『J1へ上がりたい』、『勝負したい1年だ』と言われました。昇格は僕の目標でもあるし、チームの目標でもあり、そこが一致したからこそ栃木に来ました。J1昇格を実現させるために来たので、その目標は変えないでやっていきます。そのために自分がゴールを取ることであったり、チームのために走ることであったり、その場その場で考えてプレーしたいですね。」

Q:河原選手はゴール後のパフォーマンスがユニークです。かめはめ波などをファン・サポーターは期待していると思います。ネタは考案中ですか?
「なにもしません(笑)。」

Q:最後にファン・サポーターへのメッセージをお願いします。
「ファン・サポーターの皆さん、明けましておめでとうございます。占いで2011年の金運アップはイエローと出たので、僕はそれを信じています(笑)。ある占い師には『今年から運気が上がる』と言われていますし、『このタイミングで引っ越しをしなさい』とも言われました。言われたことが全てその通りになっているので、J1昇格という夢を達成したい。僕のプレーを楽しみにしているファン・サポーターが多いと思うので、ひとつでも多くのゴールを取って、1mでも多く走って、皆と一緒に頑張ります。それとお願いがあります。河原専用のカッコいいチャント(応援歌)を作ってください。河原のユニホームも買ってください(笑)。よろしくお願いします。」

(後編)
一覧へ戻る