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【2009 J2 第14節:横浜FC戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「立ち上がりちょっと押し込まれる形があり、横浜FCさんの気迫を感じたが、なんとか失点を食らわずに時間を過ごせたことは大きかったのかなと思う。あとはここのところ出来ているように、先制して追加点をその後に取ることが出来た。ただし、勝ちきれていなかったので、『まだ終わっていない』ということで後半スタートしたが1点を取られた。非常に嫌な感じはあったが、選手はよく耐えてくれた。上手く試合を運び、逃げ切れたことは今日の成果だと思う。
先制して逃げ切った形を作れたのは事実で、今後もできないことはないと思う。2-0で逃げ切るのは綺麗だし、しっかりと試合を終われたらいいかもしれないが、早い時間に2-1になり、嫌な流れでも勝てた。それはそれで価値があることかもしれない。
2点差を引っくり返されて逆転されたり、2点を追いつかれたりするなど嫌な思いや辛い思いをしたが、それは新しいチームにとって必ず通らないといけない道だと思う。私自身も、そういう経験は役に立っているし、貴重なものだと思う。サポーターには結果が出なくて申し訳ないが、確実に成長していることが大事。勝ち癖をつけることは、経験を積むにことに等しい。本当に勝てる試合はしっかりと勝っていく。相手が素晴らしく、防戦一方でも引き分けたり、ワンチャンスをものにするチームが、勝ち癖のついたいいチームだと思う。そういうチームを目指していきたいと思う。」

●米山篤志選手:
「2勝目までずいぶんと時間が掛かってしまった。前後半とも立ち上がりから相手の勢いに押される展開になってしまった。後半の早い時間帯に点を取られても立て直せたのは、同じ経験をしてきて学習してきたところが出せたからだと思う。劣勢でも相手の攻撃をしっかりと跳ね返し、自分達の形へ持っていく手応えを感じられた。リードすると下がって最後のところで守る形になりやすいが、そうやって守りきれなかったことがたくさんあったので、自分達の形でサッカーをして、勇気を見せられるかがポイントだった。DFラインと前線からプレッシャーに行くところは行けたことでこういう結果になった。リードしても慌てずにプレーできるきっかけになると思う。」

●稲葉久人選手:
「前半は自分の持ち味が出せなかった。相手が研究してきたことで自分の特長が分かってしまった部分があったと思う。後半は2点リードしたこともあり相手が前に出てきて、裏に出来たスペースへ走る特長が活かせるシーンが増えた。GKとの1対1は抜けると思ったが、股を抜けば良かったかもしれない。やっと勝てたことでホッとしている。ここ数試合は残り15分間で失点していたので、ピッチの中で『集中しよう』と選手同士で声を掛けて集中し、勝利できたことは良かったと思う。」

●若林学選手:
「苦しい試合が続き、サポーターも苦しんでいたと思う。サポーターに勝利をプレゼント出来て良かった。2-0から2-1の状況になったが、同じ過ちを繰り返さないのがプロだと思う。負けたくなかったし、勝利できたことは良かったと思う。でも、自分が得点出来ていないことは半分悔しいので早く点が欲しい。次のホームゲームでは自分の得点と勝利を目指したい。」

●鴨志田誉選手:
「素直に嬉しい。相手に主導権を握られ、バタバタした。その中で先制点と2点目を取れたことが勝てた要因だと思う。2-1になった時点で僕の中では『やばい』と感じた。でも、同じ過ちを繰り返さないようにシンプルにプレーすることを心掛けた。米さん(米山)と監督からは、『うちは点を取ると引く。引くと守れないよ』と言われていた。FWも追ってくれて、中盤も押し上げられ、守り切れた。失点を1に抑えて勝ち切れたのは、2-0の結果よりも大きい勝利だったと思う。」

●佐藤悠介選手:
「今まで引っくり返されたり、同点にされることが多かったので、勝てたことが一番だと思う。後半立ち上がり早々に失点したが、もう1回前から行こうと思い、リズムができたことで焦りは感じなかった。DFラインもよく守ってくれたと思う。あと1点取れれば楽になっていたが、勝点3を取れたことは大きいし、力になる。これでちょっとした嫌な雰囲気が途切れ、次からいい状態でゲームに入れると思う。シーズンは長いので、これからたくさんゲームがある。順位を上げるためには連勝が必要。今日は今日で終わったと考え、次の試合に向けて頑張りたい。」

●河原和寿選手:
「なんとなくこぼれ球が来そうなところへポジションを取り、いいところへボールが来てくれた。自分で思いっきり押し込むつもりだったが、オウンゴールでも1点は1点。そういう流れや美味しいゴールが結果として出てきている。確実にチームがいい方向に向かっている証拠だと思う。
最初からタフなゲームで、真価が問われるような展開になった。観ている人には面白くなかったかもしれないが、選手は体を張り、走り続け、勝利に繋げたいという気持ちが強かった。ここ何試合かは追い付かれることが多かったので、2-1という形で最終的に勝利できたことは価値のある勝点3だし、自信になった試合だったと思う。結果が出なくてもホームだけでなく、アウェイにも応援に来てくれるサポーターに対して、何ができるのかといえば、勝ちをプレゼントすることだと思う。勝てなくても気持ちの伝わるプレーをすることが最低限。我慢して応援してくれるサポーターは僕の中で大きな存在。サポーターがいなければ今日の試合は落としていたかもしれない。皆で勝ち取った勝点3だと思う。勝った時に皆で盛り上がれるのがサッカーの良さだと思う。
目の前の試合に全力を尽くし、今シーズン初の連勝が飾れるようにしたいし、自分のゴールで勝つことでチームにとって大事な存在となれるように頑張りたい。」
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