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11月5日(火)栃木SC記者会見を行いました。
2013年11月5日(火)13:30より、栃木県庁3Fの県政記者クラブ会見場にて、栃木SC記者会見を行いました。
会見には、中津正修代表取締役社長と水沼富美男代表取締役副社長が出席し、お集まりの報道関係各社に対して、クラブの現状と今後についてご説明いたしました。
<以下、会見内容の抜粋です。>
■会見を開いた理由について
「栃木県にプロサッカーチームを存続させる会」による募金活動が一部スタートしているという現状で、栃木サッカークラブとして現状の経営状況の実態、ならびに今後どのような対策をとっていくのかを、まず皆様にお話しすべきであるということで、このような場を設けさせていただきました。クラブの現状について、ご心配いただいている多くの皆様には大変申し訳なく思っております。今回、栃木サッカークラブを支援してくださる会が出来たことについて、クラブとしまして大変心強く、感謝しているところです。
■栃木SCの現状について
○本年度はJ昇格5年目で、過去においてJ2クラブで5年でJ1に行ったクラブはなく、栃木SCはそれにチャレンジしていた。
○2012年度末において5,600万円を超す債務超過状態に陥ってる。
○しかし、この債務超過を消し去る状況にはなく、むしろ赤字が積み上がっていく可能性がある。
○一方で、現在施行されている「Jリーグクラブライセンス制度」では、(2012年度から)3期連続の赤字及び(2014年度決算時)債務超過となった場合、Jリーグのライセンスがはく奪される。その期限は2015年1月31日。
○今期(2013年度)は債務超過を解消出来なくても、2014年に解消出来れば大丈夫だが、現状ではかなり厳しいという予測が立てられる。
○来年度は、積極的に経費の削減及び原価の低減に努め、なおかつ集客や、スポンサー様・県民皆様のご協力をいただきながら、経営改善に向けて乗り越える最後の正念場。
○その前に、今年度も改善の為の努力を重ねてきたが、思うようにいっていない。この状態で経過すれば、今年も9,000万円近い、またはそれを超える赤字になる可能性が出てきている。
○それを解消する為、クラブ・チームが一丸となって、残された時間、来年の1月31日までに収支改善、スポンサーの獲得、増資について努力を続けていく。
○こういう状態の中で、応援いただいている皆様に対して、クラブの現状について説明すべきだということでお話しをさせていただいた。
○「栃木県にプロサッカーチームを存続させる会」の運動についても、クラブ自らも主体性を持ってやらなければいけない状況ではないかといことも考えており、クラブ内でも充分に協議していきたい。
■栃木SCの今後について
○クラブライセンスに関わる3年連続の赤字の解消、さらに債務超過の解消に向け、社内に経営改善緊急対策本部を設置。
○2014年度からの3カ年経営改善計画を立てており、ほぼ出来上がっている。
○この経営改善計画が遂行できれば、まず2014年度の黒字は確保できる見通しである。
○ただ債務超過については、2012年度の5,600万円と今期の9,000万円ぐらいが積み上がってくると、約1億5千万円の債務超過になる。これを、経営改善計画、さらには諸々の施策の中である程度は圧縮できるが、最終的には8,000万円くらいまで圧縮できるという予測を現在のところ持っている。
○あとは、財務状況の改善に向けたクラブのさらなる経営努力が必要な中、今回の募金活動の動きというのは、地方クラブの在り方としての新しい動きかも知れない。クラブも一体となって救援のお願いをしていく。
○かかとを地につけた経営をしていくにあたり、経費削減の一つとしてチーム人件費についてもこれまでよりも圧縮する必要がある。
○ただし、チーム力をできる限り維持できるように、バランスを取った来季のチーム構成を強化部内にて検討している最中。
○一方、現在栃木県出身選手は1名であり、または育成組織からトップチームに上がった選手がいない現状から、クラブとしまして育成にも力を入れていき、総戦力のアップを図る必要があると考えている。
○収入増のためには、これまで以上に入場者数を増やすための努力が必要。概算ではあるが、1,000人増えると4,000万円の収益増となる。
■最後に
○11月10日(日)の2013シーズン・ホーム最終戦(ギラヴァンツ北九州戦)は、「2013シーズン・ホーム最終戦 『感謝』をこめて、全ての皆様に“感動!”を」というキャッチフレーズで開催します。年間平均入場者数が5,000人に達するため、最終戦に8,311人を超えるお客様に御来場いただけるよう、「J1へ総力結集」プロジェクトを展開しています。ご来場いただいた皆様へ、試合を通じて選手・スタッフ一同、スタジアムで感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
以上
2013シーズンは、11月10日(日)の今シーズン・ホーム最終戦及びアウェイゲーム2試合を残しております。まだ、J1昇格プレーオフ圏内に入る可能性を残しており、一戦必勝で闘って参ります。是非、ギラヴァンツ北九州戦では、総力を結集して、満員のスタジアムで選手たちを後押ししてください。応援を宜しくお願い致します。
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会見には、中津正修代表取締役社長と水沼富美男代表取締役副社長が出席し、お集まりの報道関係各社に対して、クラブの現状と今後についてご説明いたしました。
<以下、会見内容の抜粋です。>
■会見を開いた理由について
「栃木県にプロサッカーチームを存続させる会」による募金活動が一部スタートしているという現状で、栃木サッカークラブとして現状の経営状況の実態、ならびに今後どのような対策をとっていくのかを、まず皆様にお話しすべきであるということで、このような場を設けさせていただきました。クラブの現状について、ご心配いただいている多くの皆様には大変申し訳なく思っております。今回、栃木サッカークラブを支援してくださる会が出来たことについて、クラブとしまして大変心強く、感謝しているところです。
■栃木SCの現状について
○本年度はJ昇格5年目で、過去においてJ2クラブで5年でJ1に行ったクラブはなく、栃木SCはそれにチャレンジしていた。
○2012年度末において5,600万円を超す債務超過状態に陥ってる。
○しかし、この債務超過を消し去る状況にはなく、むしろ赤字が積み上がっていく可能性がある。
○一方で、現在施行されている「Jリーグクラブライセンス制度」では、(2012年度から)3期連続の赤字及び(2014年度決算時)債務超過となった場合、Jリーグのライセンスがはく奪される。その期限は2015年1月31日。
○今期(2013年度)は債務超過を解消出来なくても、2014年に解消出来れば大丈夫だが、現状ではかなり厳しいという予測が立てられる。
○来年度は、積極的に経費の削減及び原価の低減に努め、なおかつ集客や、スポンサー様・県民皆様のご協力をいただきながら、経営改善に向けて乗り越える最後の正念場。
○その前に、今年度も改善の為の努力を重ねてきたが、思うようにいっていない。この状態で経過すれば、今年も9,000万円近い、またはそれを超える赤字になる可能性が出てきている。
○それを解消する為、クラブ・チームが一丸となって、残された時間、来年の1月31日までに収支改善、スポンサーの獲得、増資について努力を続けていく。
○こういう状態の中で、応援いただいている皆様に対して、クラブの現状について説明すべきだということでお話しをさせていただいた。
○「栃木県にプロサッカーチームを存続させる会」の運動についても、クラブ自らも主体性を持ってやらなければいけない状況ではないかといことも考えており、クラブ内でも充分に協議していきたい。
■栃木SCの今後について
○クラブライセンスに関わる3年連続の赤字の解消、さらに債務超過の解消に向け、社内に経営改善緊急対策本部を設置。
○2014年度からの3カ年経営改善計画を立てており、ほぼ出来上がっている。
○この経営改善計画が遂行できれば、まず2014年度の黒字は確保できる見通しである。
○ただ債務超過については、2012年度の5,600万円と今期の9,000万円ぐらいが積み上がってくると、約1億5千万円の債務超過になる。これを、経営改善計画、さらには諸々の施策の中である程度は圧縮できるが、最終的には8,000万円くらいまで圧縮できるという予測を現在のところ持っている。
○あとは、財務状況の改善に向けたクラブのさらなる経営努力が必要な中、今回の募金活動の動きというのは、地方クラブの在り方としての新しい動きかも知れない。クラブも一体となって救援のお願いをしていく。
○かかとを地につけた経営をしていくにあたり、経費削減の一つとしてチーム人件費についてもこれまでよりも圧縮する必要がある。
○ただし、チーム力をできる限り維持できるように、バランスを取った来季のチーム構成を強化部内にて検討している最中。
○一方、現在栃木県出身選手は1名であり、または育成組織からトップチームに上がった選手がいない現状から、クラブとしまして育成にも力を入れていき、総戦力のアップを図る必要があると考えている。
○収入増のためには、これまで以上に入場者数を増やすための努力が必要。概算ではあるが、1,000人増えると4,000万円の収益増となる。
■最後に
○11月10日(日)の2013シーズン・ホーム最終戦(ギラヴァンツ北九州戦)は、「2013シーズン・ホーム最終戦 『感謝』をこめて、全ての皆様に“感動!”を」というキャッチフレーズで開催します。年間平均入場者数が5,000人に達するため、最終戦に8,311人を超えるお客様に御来場いただけるよう、「J1へ総力結集」プロジェクトを展開しています。ご来場いただいた皆様へ、試合を通じて選手・スタッフ一同、スタジアムで感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
以上
2013シーズンは、11月10日(日)の今シーズン・ホーム最終戦及びアウェイゲーム2試合を残しております。まだ、J1昇格プレーオフ圏内に入る可能性を残しており、一戦必勝で闘って参ります。是非、ギラヴァンツ北九州戦では、総力を結集して、満員のスタジアムで選手たちを後押ししてください。応援を宜しくお願い致します。