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【「北関東ダービー2011」J2第38節草津戦】試合に向けた監督・選手コメント

■松田浩監督:
「草津は熊林がボランチの位置から攻撃にバリエーションを与え、リズムを作っている。リンコンとアレックスのブラジル人2トップも、お互いに良い感触を持ってプレーしている。2列目から飛び出してくる後藤は、相変わらず危険だと思う。それに加えてアグレッシブに仕掛けて来る古林が、クロスを上げてゴールに絡んでいるのが大きいと感じている。
草津戦でも自分達のサッカーをやることが勝利に繋がると思う。勝てば順位に良い影響を与える。草津戦の結果次第では、草津との順位が引っ繰り返る。最終戦の結果によって順位が大きく変わることは、選手自身が自覚していると思う。直接対決だし、ダービーだし、色々と重要度の高い試合になる。昨年よりも上の順位で終わりたいという気持ちは、当然ながら強く持っている。草津との直接対決では10位に埋もれることもあれば、勝つことで7位から上に順位を上げることもできる。来季からプレーオフ制度が導入され、6位以内に入ることは来季に向けたバロメーターになる。今季を6位以内で終えられれば、地元の皆さんの昇格への期待度も注目度も上がると思うし、昇格を目指す上でJ1を現実味のある目標だと捉えてもらえる。一昨年が17位、昨年が10位で、今年6位以内でフィニッシュできれば、チームとしてステップアップしていると感じてももらえる。そういった意味でも草津戦の重要度は極めて高いと思っている。これまで無敗で“北関東ダービー”を制覇したチームはないわけだし、それにもチャレンジしないといけない。試合が終わった時に倒れ込んで、『今年やって来たことを全て出し切った』と言えるような試合に、草津戦はすべきだと思う。」

■リカルド・ロボ選手:
「最終戦も勝利と自分のゴールが必要だと思う。それ以外のことは何も考えていない。自分は常に良い状態をキープしているが、チームが良いリズムにあるので今ゴール出来ていると思う。ホーム最終戦の大分戦で逆転勝利を収められたことは、自分達の自信に繋がっている。今年は逆転勝ちが大分戦までなかったので、リーグ最終戦へ向けて大きなモチベーションになった。草津に勝てば順位が上がり、5位か6位でフィニッシュ出来る。1年間をいい形で締めくくるためにも、草津戦は勝たないといけない。」

■高木和正選手:
「大分戦は0-1で負けていたので、まずは同点にすること、そこからの逆転を狙っていた。ボランチの仕事だけでは途中から入った意味がないと思ったので、どんどん積極的に前へ行こうと思いプレーした。
草津のダブルボランチを自由にさせるとボールを回して来る。相手ボランチにボールが入った時には、ファーストディフェンダーで誰かが寄せないといけない。ボランチへのプレッシャーはしっかりやらないといけないと思う。両サイドバックも積極的に上がって来る。スペースを与えないように気を付けたい。草津は抜け目がない。松さん(松下選手)はロングシュートも持っている。クイックリスタートもある。ただ、自分達も大分戦ではセットプレーからゴールができたので、その流れを崩さずにセットプレーからゴールしたい。そうすれば流れは楽になる。キッカー同士で話し合い、ゴールを狙っていきたい。内容うんぬんよりも、結果を出さないと草津と順位が入れ替わってしまう。今年1年間やってきたことを草津戦で出し、昨年よりひとつでも順位を上げて終わりたい。」

■大久保裕樹選手:
「(大分に逆転勝利できたことで)いい雰囲気でトレーニングができている。流れが悪い時はシュートチャンスを作っても入らないが、前節はリーグ序盤戦のようにシュートチャンスを作り、しっかりゴールが決まったので好調だった時と雰囲気は似ていたと思う。
セットプレーはゾーンで守っている以上、大分戦の失点シーンのような隙は出てしまうが、もう少し駆け引きを上手くやっていれば防げた失点だった。そのあたりは反省して、次に活かしたい。草津はセットプレーから色々な種類のトリックプレーを仕掛けて来る。状況に応じた判断を個人個人がやれるように、皆で声を掛け合いながらプレーしたい。上手くボールを回しているのは熊林選手かもしれないが、両サイドバックも攻撃的だし、リンコンも最近はボールを収められている。気を付けるべきポイントはたくさんあると思う。
最終的に一桁順位で終わりたいし、サポーターの気持ちに応えるためにも、ひとつでも上の順位でフィニッシュしたいと思っている。だから、草津戦は勝つことが最優先になる。ダービーで優勝したのに総合順位で草津に上回られては意味がないし、サポーターにもそういう思いはさせたくない。1年間の成果を出すことが重要だと思うので、今いるメンバーで団結してしっかり戦いたい。」
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