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【2011J2第30節東京ヴェルディ戦】試合後の監督・選手コメント
●松田浩監督：
「連敗中だったこともあり、どこかで早くきっかけを掴みたかったので、勝ちたかった試合だった。振り返ってみると後半は勝てる感じがあったので悔しいが、ただ前半の立ち上がりの悪さから考えると妥当な結果、最低限の結果を残したと思う。連敗中だったので勝点１を次への足掛かりにして、また戦っていきたいと思う。
（前半、プレスに行けなかったが）その理由を選手に聞きたい。全員ではないが、何人かの選手が勝つ気があるのかなという、アプローチの緩さとか遅さとかが見られた。緊張とか硬くなったり、ビビってしまうとそうなるが、今日の原因が何かは分からない。いずれにしても、戦うというところが見えなかった選手が多かった。
前半の途中から流れが良くなる兆しはあった。立ち上がりは８０％くらいでできると思っていたのか分からないが、１００％でないととんでもないことになるということがピッチ上でも分かったと思う。序盤に点を取られなかったのはラッキーだったと思う。前半の途中から少しずつ順応したが、自発的に改善された訳ではなく、外的要因でいいゾーンに入っていたのは、問題というかお粗末だった。結果的に前半の途中から相手の鋭さやアグレッシブさに対抗するために、順応していったと思う。後半に関しては、それが続いたのと、ヴェルディさんの方がちょっと間延びして、うちに前半起きたような現象が起きたのかもしれない。例えば、手応えがないなと思い、緩んだのかもしれない。気持ちの面での逆転現象が起きたと思う」
●武田博行選手：
「相手はパス回しが上手く、くさびの入れ方も上手かった。相手を掴み切れなかったことで後手に回った。球際の部分で強く行けていなかったことで、ボールを回されてしまった。ファーストディフェンスも決まらずに、プレスに行ってしまった部分もある。球際とファーストディフェンスのふたつを押さえていれば問題は起きなかった。前半の途中から我慢しようと話していたので、それがいい方向へ向かっていった。今日も相手のミスがあったにしてもチャンスは作れた。チャンスを決めきり、守れれば良かったが、結果は０－０で終わった。昇格を目指す上ではいけないが、連敗中だったので前向きに捉え、切り替えられるとも思う。」
●那須川将大選手：
「古巣への思いがあったので勝ちたかったし、活躍しているところを見せたかった。今日は強い思いで臨んだ。前半は少し相手に押し込まれて、セカンドボールを拾えなかった。そのことで相手のボール保持の時間が長く、向こうのリズムが続いたのは反省すべき点だと思う。相手には前に出ていくところを上手く使われ、ＤＦラインが上げきれなかった。その状況が続いたので皆で話し合って、ブロックをしっかり作って、中盤とＤＦラインの間にスペースを作らないようにした。それからは、ボールを奪えるようになり、攻撃へ行く形やリズムが出た。前半ピンチがあった中で耐えられたので、後半はどうにかして点が欲しかった。引き分けでいいとは全く思わないし勝ちたかったけど、気持ちを切り替えて勝つためにまた準備したい。」
●水沼宏太選手：
「チーム云々よりも個人的にパフォーマンスが良くなかった。連戦の影響もあったけど、相手が裏を狙うことに対して受け身になった。相手がボールを蹴るところにプレスをどんどんかけるとか、戦い方を特定すべきだった。ただ、前半の終盤から自分達が全体をコンパクトにして、守備から一気に前へ行くことができた。ヴェルディは後半、引いてきたので全体が間延びして、中盤のスペースが空いたことで自分達のサッカーができた。ただ、シュートに行くシーンやＧＫを脅かすクロスを、どんどん出せるようにすればよかったと思う。クロスにしてもパスにしても自分の質が良くなかった。もっともっとトレーニングしたい。今日の試合で勝ちを引き寄せる流れはできたと思う。4連敗している中での、無失点での引き分けだったので、流れを引き寄せられるように、次の試合は勝てるようにしたい。」
●大久保裕樹選手：
「久々のサイドバックだったけど、サイドバックの役割をしっかりやることだけを心掛けた。前半はＤＦラインが慎重になり過ぎて低くなり過ぎた。その結果、上手くスペースを使われ、向こうのペースになってしまった。ただ、試合の中で上手く修正していけた。グランドもいい状態だったので、今日はある程度細かなパスも繋げた。自分達の色が少しは出せた。連敗を断ち切ったことは意味があることだけど、昇格を目指す上では勝ち切らないといけなかった。今日の試合内容に上積みしていけるような戦い方を、これからもやっていきたい。今日もシュートチャンスを作っていたし、少しずつ内容は改善されている。それはひとりひとりがいい意識でトレーニングを積めているからだと思う。向上心を持って、諦めない気持ちで一日一日を大事にしたい。今日は前回よりもチームとしてまとまって戦えた。その部分は良かったので、もっと徹底できるように突き詰めたい。」
●リカルド・ロボ選手：
「ＧＫとの１対１のシーンは、シュートを打とうとした瞬間にボールが予期しない動きをしたことに加え、自分の態勢も悪かった。次のタイミングで打とうとした時にはＧＫに取られてしまった。ヘディングシュートもあったし、いい形はできてきている。あとはゴールを取るだけだと思う。昨年も今年も自分のゴールが勝利に繋がっていたが、今はチームのパフォーマンスが落ちている状況が続き、それが自分のゴール数に直接関係していると思う。チーム状況が落ちている状況を考えれば、今日の勝点１は良くない結果だった。Ｊ１昇格するためには今日勝たないといけなかった。ただ、今日はチャンスをたくさん作れたし、いいプレーができた。アグレッシブに勇気を持って戦うことを見せられたのは、いい兆候だと自分は考えている。」
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「連敗中だったこともあり、どこかで早くきっかけを掴みたかったので、勝ちたかった試合だった。振り返ってみると後半は勝てる感じがあったので悔しいが、ただ前半の立ち上がりの悪さから考えると妥当な結果、最低限の結果を残したと思う。連敗中だったので勝点１を次への足掛かりにして、また戦っていきたいと思う。
（前半、プレスに行けなかったが）その理由を選手に聞きたい。全員ではないが、何人かの選手が勝つ気があるのかなという、アプローチの緩さとか遅さとかが見られた。緊張とか硬くなったり、ビビってしまうとそうなるが、今日の原因が何かは分からない。いずれにしても、戦うというところが見えなかった選手が多かった。
前半の途中から流れが良くなる兆しはあった。立ち上がりは８０％くらいでできると思っていたのか分からないが、１００％でないととんでもないことになるということがピッチ上でも分かったと思う。序盤に点を取られなかったのはラッキーだったと思う。前半の途中から少しずつ順応したが、自発的に改善された訳ではなく、外的要因でいいゾーンに入っていたのは、問題というかお粗末だった。結果的に前半の途中から相手の鋭さやアグレッシブさに対抗するために、順応していったと思う。後半に関しては、それが続いたのと、ヴェルディさんの方がちょっと間延びして、うちに前半起きたような現象が起きたのかもしれない。例えば、手応えがないなと思い、緩んだのかもしれない。気持ちの面での逆転現象が起きたと思う」
●武田博行選手：
「相手はパス回しが上手く、くさびの入れ方も上手かった。相手を掴み切れなかったことで後手に回った。球際の部分で強く行けていなかったことで、ボールを回されてしまった。ファーストディフェンスも決まらずに、プレスに行ってしまった部分もある。球際とファーストディフェンスのふたつを押さえていれば問題は起きなかった。前半の途中から我慢しようと話していたので、それがいい方向へ向かっていった。今日も相手のミスがあったにしてもチャンスは作れた。チャンスを決めきり、守れれば良かったが、結果は０－０で終わった。昇格を目指す上ではいけないが、連敗中だったので前向きに捉え、切り替えられるとも思う。」
●那須川将大選手：
「古巣への思いがあったので勝ちたかったし、活躍しているところを見せたかった。今日は強い思いで臨んだ。前半は少し相手に押し込まれて、セカンドボールを拾えなかった。そのことで相手のボール保持の時間が長く、向こうのリズムが続いたのは反省すべき点だと思う。相手には前に出ていくところを上手く使われ、ＤＦラインが上げきれなかった。その状況が続いたので皆で話し合って、ブロックをしっかり作って、中盤とＤＦラインの間にスペースを作らないようにした。それからは、ボールを奪えるようになり、攻撃へ行く形やリズムが出た。前半ピンチがあった中で耐えられたので、後半はどうにかして点が欲しかった。引き分けでいいとは全く思わないし勝ちたかったけど、気持ちを切り替えて勝つためにまた準備したい。」
●水沼宏太選手：
「チーム云々よりも個人的にパフォーマンスが良くなかった。連戦の影響もあったけど、相手が裏を狙うことに対して受け身になった。相手がボールを蹴るところにプレスをどんどんかけるとか、戦い方を特定すべきだった。ただ、前半の終盤から自分達が全体をコンパクトにして、守備から一気に前へ行くことができた。ヴェルディは後半、引いてきたので全体が間延びして、中盤のスペースが空いたことで自分達のサッカーができた。ただ、シュートに行くシーンやＧＫを脅かすクロスを、どんどん出せるようにすればよかったと思う。クロスにしてもパスにしても自分の質が良くなかった。もっともっとトレーニングしたい。今日の試合で勝ちを引き寄せる流れはできたと思う。4連敗している中での、無失点での引き分けだったので、流れを引き寄せられるように、次の試合は勝てるようにしたい。」
●大久保裕樹選手：
「久々のサイドバックだったけど、サイドバックの役割をしっかりやることだけを心掛けた。前半はＤＦラインが慎重になり過ぎて低くなり過ぎた。その結果、上手くスペースを使われ、向こうのペースになってしまった。ただ、試合の中で上手く修正していけた。グランドもいい状態だったので、今日はある程度細かなパスも繋げた。自分達の色が少しは出せた。連敗を断ち切ったことは意味があることだけど、昇格を目指す上では勝ち切らないといけなかった。今日の試合内容に上積みしていけるような戦い方を、これからもやっていきたい。今日もシュートチャンスを作っていたし、少しずつ内容は改善されている。それはひとりひとりがいい意識でトレーニングを積めているからだと思う。向上心を持って、諦めない気持ちで一日一日を大事にしたい。今日は前回よりもチームとしてまとまって戦えた。その部分は良かったので、もっと徹底できるように突き詰めたい。」
●リカルド・ロボ選手：
「ＧＫとの１対１のシーンは、シュートを打とうとした瞬間にボールが予期しない動きをしたことに加え、自分の態勢も悪かった。次のタイミングで打とうとした時にはＧＫに取られてしまった。ヘディングシュートもあったし、いい形はできてきている。あとはゴールを取るだけだと思う。昨年も今年も自分のゴールが勝利に繋がっていたが、今はチームのパフォーマンスが落ちている状況が続き、それが自分のゴール数に直接関係していると思う。チーム状況が落ちている状況を考えれば、今日の勝点１は良くない結果だった。Ｊ１昇格するためには今日勝たないといけなかった。ただ、今日はチャンスをたくさん作れたし、いいプレーができた。アグレッシブに勇気を持って戦うことを見せられたのは、いい兆候だと自分は考えている。」