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【2011J2第27節 コンサドーレ札幌戦】試合後の監督・選手コメント
●松田浩監督：
「非常に残念な結果だった。前半と後半では違った感じになった。前半は内容が悪く、後半は少し盛り返せた。前半は少し相手の勢いを受けてしまったことが残念だった。それ以上にこちらが圧倒する形でゲームに入りたかったが、先制される形になってしまった。後半はチャンスも出来ていたし、狙いのある攻撃も出来てきていたので、前半の戦い方が少し残念だった。
（前半だけで小野寺を代えたのは）リードされているので、高木をボランチに入れて攻撃的にするオプションを使った。リードされていなければ代えていなかった。なにか雰囲気を変えたり、パワーを出したり、攻める雰囲気を出すためにも、河原をサイドに入れ、高木をボランチにした。
パウリーニョと同じことがやれる選手はいない。そういう（ボールを取る力が弱まる）部分はあるが、パウリーニョが居ない分、組織のバランスが固まったり、意思統一できるのは、日本人だけで戦う時の良さがある。一長一短は必ずある。パウリーニョを失ったことは大きいが、そんなことはいつもまでも言っていられない。チームとして栃木らしさを出せれば、十分に良い試合ができると思っていた。今日はそういうこと（パウリーニョがいないことでボールを取る力が弱まった）だけでなくて、守備をするにしても前に圧力を掛ける守備が出来なかったと思う。」
●水沼宏太選手：
「最初は相手が前から来たので、その流れに呑まれた。自分達が落ち着いてボールを回せれば、後半のように回せたと思う。それが前半の早い段階から出来れば良かった。チャンスは作れていたし、パウリーニョが居なくても、後半のような戦い方ができるということを自分達の中では把握できた。ここから突き詰めないといけない。後半のような戦い方が出来たのだから、それほど悲観することはない。ずっと出続けていた選手がいなくなったからといって、違うサッカーをするわけではない。自分達のサッカーには軸があるので、それを誰が出てもやることが大切になる。昨日のJリーグの試合を見ていて、シュートを打てばなんとかなるというケースが多かったので、自分の中でもGKの前でバウンドするシュートを打った。（入らなかったのは）運がなかったかなと思う。ただ、シュートは２本しかなかったので、もっともっと打って、チャンスを増やしていきたい。まだまだ残りの試合数もあるし、ホーム3連戦をサポーターの方と一緒に戦えれば結果が付いてくると思う。それを信じて戦いたい。」
●大久保裕樹選手：
「結果的に立ち上がりの失点はもったいなかった。ゾーンのディフェンスラインの高さが、ちょっと高くて、そこへ上手く走られてしまった。実際、先制されたことでバタついたところもあったが、1点取れば問題ないという意識は全体にあった。ビルドアップも代志也（西澤選手）を上手く使いながら、できたとも思う。ただ、シュートまで持っていく精度が足りなく、前半はほとんどシュートが打てなかった。後半の最初の時間帯のサッカーが試合開始から出来れば、札幌を圧倒できたと思う。パウリーニョの不在は言い訳にはしたくはなかったし、逆にパウリーニョが居なくても出る良さがあるので、それを貫きたかった。良いところもあったので、それを大事にしていきたい。この敗戦で昇格争いから脱落したわけではないので、気持ちを引き締めてトレーニングをしていきたい。（パウリーニョが居なくて大丈夫だと思うには）勝つことが一番の薬だが、結果だけに囚われすぎずに、自分達のやるべきことにトライしていきたい。」
●高木和正選手：
「前半は全体的に攻めていても、相手のクリアボールが相手FWに収まっていたので、相手FWのケアとセカンドボールを意識して、後半はボランチに入った。前半はあまり攻め手がなかったが、シュートに行くところまでパスを回せた時間帯もあった。後半は自分達のサッカーが出来た。ただ、自分達の時間帯で点を取らないと厳しくなる。リズムの良かった後半に点を取って、逆転できれば良かった。今日はフィニッシュの部分が、最後の精度が悪かったけど、その前の形はできていた。良かった部分は継続して、最後にしっかりとゴールを決めないといけない。1試合に何回もチャンスはこないので、しっかりチャンスを決めたい。パウリーニョの穴はそれほど感じなかった。失点はセットプレーからだったので。代わりに入った代志也も良いプレーをした。パウリーニョが戻ってきた時に、良い順位にいて、気持ち良くプレーさせられるようにしたい。今日は結果が出なかったが、パウリーニョが居なかったから結果が出ないとあまり言われたくない。次はホームだし、連敗はできないので、しっかり勝ちたい。」
●那須川将大選手：
「相手が前から来た勢いを交わせれば良かったが、前半は受けてしまった。相手の勢いの方が強かった。それで後手に回った。前から来ることは予想していたので、チームとして前半から上手く試合を運べればよかった。セットプレーではオフサイドに頼ってはいけない。良いボールが入ったと思うが、しっかり触らないといけない。やられたことを受け止めて、修正していきたいと思う。チームとして組み立ての部分は良くなっているし、自信が付いて来ている。シュートまで持っていけていない部分と、フィニッシュの部分を、ゴールを決めきるまで高い意識を持ってやりたい。修正するところは修正して、良い部分も出ていたので、下を向くことなくやりたい。これでシーズンが終わったわけではないので、気持ちを切り替えてホーム3連戦に臨みたい。」
●西澤代志也選手：
「ボランチというポジションがどうこうというよりも、試合自体が久しぶりだった。前半はボールの奪いどころが上手く定まらず、中盤の空いたスペースを相手に使われてしまった。後半は良い形で出来たが、ああいうサッカーを最初からやらないといけない。特に前半は相手の攻撃に対して腰が引けてしまい、前線からのプレスも甘い部分があった。個人的には与えられたポジションでしっかりやるだけ。ホームでは勝ちたい。」
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「非常に残念な結果だった。前半と後半では違った感じになった。前半は内容が悪く、後半は少し盛り返せた。前半は少し相手の勢いを受けてしまったことが残念だった。それ以上にこちらが圧倒する形でゲームに入りたかったが、先制される形になってしまった。後半はチャンスも出来ていたし、狙いのある攻撃も出来てきていたので、前半の戦い方が少し残念だった。
（前半だけで小野寺を代えたのは）リードされているので、高木をボランチに入れて攻撃的にするオプションを使った。リードされていなければ代えていなかった。なにか雰囲気を変えたり、パワーを出したり、攻める雰囲気を出すためにも、河原をサイドに入れ、高木をボランチにした。
パウリーニョと同じことがやれる選手はいない。そういう（ボールを取る力が弱まる）部分はあるが、パウリーニョが居ない分、組織のバランスが固まったり、意思統一できるのは、日本人だけで戦う時の良さがある。一長一短は必ずある。パウリーニョを失ったことは大きいが、そんなことはいつもまでも言っていられない。チームとして栃木らしさを出せれば、十分に良い試合ができると思っていた。今日はそういうこと（パウリーニョがいないことでボールを取る力が弱まった）だけでなくて、守備をするにしても前に圧力を掛ける守備が出来なかったと思う。」
●水沼宏太選手：
「最初は相手が前から来たので、その流れに呑まれた。自分達が落ち着いてボールを回せれば、後半のように回せたと思う。それが前半の早い段階から出来れば良かった。チャンスは作れていたし、パウリーニョが居なくても、後半のような戦い方ができるということを自分達の中では把握できた。ここから突き詰めないといけない。後半のような戦い方が出来たのだから、それほど悲観することはない。ずっと出続けていた選手がいなくなったからといって、違うサッカーをするわけではない。自分達のサッカーには軸があるので、それを誰が出てもやることが大切になる。昨日のJリーグの試合を見ていて、シュートを打てばなんとかなるというケースが多かったので、自分の中でもGKの前でバウンドするシュートを打った。（入らなかったのは）運がなかったかなと思う。ただ、シュートは２本しかなかったので、もっともっと打って、チャンスを増やしていきたい。まだまだ残りの試合数もあるし、ホーム3連戦をサポーターの方と一緒に戦えれば結果が付いてくると思う。それを信じて戦いたい。」
●大久保裕樹選手：
「結果的に立ち上がりの失点はもったいなかった。ゾーンのディフェンスラインの高さが、ちょっと高くて、そこへ上手く走られてしまった。実際、先制されたことでバタついたところもあったが、1点取れば問題ないという意識は全体にあった。ビルドアップも代志也（西澤選手）を上手く使いながら、できたとも思う。ただ、シュートまで持っていく精度が足りなく、前半はほとんどシュートが打てなかった。後半の最初の時間帯のサッカーが試合開始から出来れば、札幌を圧倒できたと思う。パウリーニョの不在は言い訳にはしたくはなかったし、逆にパウリーニョが居なくても出る良さがあるので、それを貫きたかった。良いところもあったので、それを大事にしていきたい。この敗戦で昇格争いから脱落したわけではないので、気持ちを引き締めてトレーニングをしていきたい。（パウリーニョが居なくて大丈夫だと思うには）勝つことが一番の薬だが、結果だけに囚われすぎずに、自分達のやるべきことにトライしていきたい。」
●高木和正選手：
「前半は全体的に攻めていても、相手のクリアボールが相手FWに収まっていたので、相手FWのケアとセカンドボールを意識して、後半はボランチに入った。前半はあまり攻め手がなかったが、シュートに行くところまでパスを回せた時間帯もあった。後半は自分達のサッカーが出来た。ただ、自分達の時間帯で点を取らないと厳しくなる。リズムの良かった後半に点を取って、逆転できれば良かった。今日はフィニッシュの部分が、最後の精度が悪かったけど、その前の形はできていた。良かった部分は継続して、最後にしっかりとゴールを決めないといけない。1試合に何回もチャンスはこないので、しっかりチャンスを決めたい。パウリーニョの穴はそれほど感じなかった。失点はセットプレーからだったので。代わりに入った代志也も良いプレーをした。パウリーニョが戻ってきた時に、良い順位にいて、気持ち良くプレーさせられるようにしたい。今日は結果が出なかったが、パウリーニョが居なかったから結果が出ないとあまり言われたくない。次はホームだし、連敗はできないので、しっかり勝ちたい。」
●那須川将大選手：
「相手が前から来た勢いを交わせれば良かったが、前半は受けてしまった。相手の勢いの方が強かった。それで後手に回った。前から来ることは予想していたので、チームとして前半から上手く試合を運べればよかった。セットプレーではオフサイドに頼ってはいけない。良いボールが入ったと思うが、しっかり触らないといけない。やられたことを受け止めて、修正していきたいと思う。チームとして組み立ての部分は良くなっているし、自信が付いて来ている。シュートまで持っていけていない部分と、フィニッシュの部分を、ゴールを決めきるまで高い意識を持ってやりたい。修正するところは修正して、良い部分も出ていたので、下を向くことなくやりたい。これでシーズンが終わったわけではないので、気持ちを切り替えてホーム3連戦に臨みたい。」
●西澤代志也選手：
「ボランチというポジションがどうこうというよりも、試合自体が久しぶりだった。前半はボールの奪いどころが上手く定まらず、中盤の空いたスペースを相手に使われてしまった。後半は良い形で出来たが、ああいうサッカーを最初からやらないといけない。特に前半は相手の攻撃に対して腰が引けてしまい、前線からのプレスも甘い部分があった。個人的には与えられたポジションでしっかりやるだけ。ホームでは勝ちたい。」