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【カワチ薬品スペシャルマッチ 2011J2第25節FC東京戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「FC東京という相手に、ホームで勝てたのが一番嬉しい。選手は特にディシプリンをもってやってくれたので、本当に嬉しい勝利。押される時間帯もあったが、そういった局面ごとで準備していた判断ができたし、おかげで良い成果が出た。メンタル面でも、チャレンジャーとして強い気持ちで戦ってくれたと思う。
2点目はスローインから繋がったものだと思うが、あの時間は相手も前がかりになっていたし、こちらの攻撃に対して緻密なプレーをしてくる時じゃなかったから、そこをうまくワンタッチプレーで得点まで持っていってくれた。宏太はフレッシュな足を持っていたし、決定力もあった。1点目、2点目、良いタイミングで点が入った。選手のメンタル面に良い影響を与える得点のタイミングだったし、そのおかげで選手のハードワークが維持できた。
(追加点の水沼宏太選手について)実は前節の後から宏太は4日間寝込んでいたので、今試合は途中参加だった。杉本、高木がよく活躍してくれた。あのポジションは90分なかなかもたないポジションだと思うので、そういう部分のシェアはチームとしてしっかりやっていければと思う。
(前節の横浜戦からの立て直しについて)横浜戦は、内容的には悪くなかった。前半立ち上がりの慢心、良くなかった所はそこ。失点がその後のメンタルバランスを悪くした要因だったし、今回の試合でもそうだが、点が入るか入らないかで流れは決まる。だから、慢心とかスキだとかを、90分の間は少なくとも見せちゃいけない。それは本当にメンタルの部分で重要。その点では、FC東京相手ならまず慢心は無いから今回は大丈夫だった。FC東京は力のあるチームだと思う。個々の力では負けていても、団結力とか組織力で戦えた事を誇りに思うし、サッカーの試合というのはそういう一面もあるというのを分かってもらえればと思う。(ファン・サポーターの応援について)数試合前から、サポーターがスタジアム入りする時にも栃木コールで迎えてくれる。共に戦うという気持ちはすごく嬉しいし、それに応えようという想いがある。毎試合そういう気持ちで戦っている。バックスタンドでも、絵文字のような演出とかを用意してくれたり。フットボールのスタジアムだなっていう感じがした。こんな環境で、体たらくなところは見せられないと気合いが入ったし、一緒に戦ってくれたファン・サポーターの方々には本当に感謝したい。」

●サビア選手:
「ゴールの場面は、パウリーニョがボールを奪って彼の特徴である力強さで前に出ていったので、自分はしっかりとポジショニングに気を付けて彼のパスを待っていた。パウリーニョがパスをくれたので、しっかりとコースを見てゴールできた。ホームでゴールを決めることができてうれしく思うし、相手がFC東京という強い相手ということで、チームにとって必要だったゴール、プレーができたと思う。サポーターの皆さんの応援のお陰で本当にいいプレーができた。やはり、サポーターの皆さんの応援がモチベーションにつながる。」

●大久保裕樹選手:
「ゲームプランは狙い通り、きちんとブロックを作って、なるべく高い位置でボールを奪って、早いカウンターというのが前半からできていたし、それで得点も取れたので良かった。前節の横浜戦で、先に点を取られてうちが苦しかったように、今日のFC東京も、あの時間帯での失点はきつかったと思う。この試合に臨むにあたって、これまでのシーズンで築き上げてきたものを全部出そうという気持ちで臨んだので、それを全員が高い意識を持ち、役割を全うできたことが、精神面でもいいプレーにつながったと思う。今日は勝ち点が7差になるか、1差になるかで後半の展開が全然違ってくる試合だった。愛媛戦をはさんですぐにFC東京戦があるので、まずは愛媛でしっかり戦って、この勢いのままにアウェイに乗り込んでいきたい。」

●武田博行選手:
「本当は2-0で終わりたかったが、勝つ事が出来て嬉しい。FC東京は個々の能力が非常に高いが、うちのチームのDFもコースを切る等、しっかりやってくれていた。試合前からの準備が本番でしっかりと活かせたと思う。1万人のサポーターの前でしっかり勝つ事が出来て良かった。FC東京は個々の能力が高くて、一人でも突破できる選手も多いのでシュートはいっぱい飛んでくるだろうなと思っていたし、そういう準備は自分の中では出来ていた。次の試合も勝たなければ意味が無いので、しっかりと切り替えてやっていきたい。」

●水沼宏太選手
「ゴールの場面は、ほぼ勢いでした。久しぶりにゴールを決められましたが、相手がFC東京ということもあり、ホームで決めることができて良かった。ここのところ追加点が取れない状況が続いていたので、その中で2点目が取れたというのは大きいと思う。ゼロで終えられれば一番良かったとは思うが、2点目が取れ、自分たちのサッカーができてFC東京を倒せたので、大きな1勝だったと思う。」

●小野寺達也選手:
「序盤は相手の勢いに押される場面もあったが、3本あったカウンターのうちの1本で点を取れたのが大きかった。ただ、自分はそのうちの1本を外してしまっていたので、預けておけば良かった。あの場面は「いける!」と思ったが、(足が)滑ってしまった。守備の面はやれた部分もあったが、中でパスを通される場面もあったので、その辺は修正が必要だし、決定的なパスやクロスのミスがあったので、その部分も修正していきたい。今日の試合は後半に厳しい時間帯が続いたけど、そこをしのいで、追加点を奪えたのが大きかった。」

●パウリーニョ選手:
「FC東京は良いチームだと思うし、個人的にはJ2の中で一番良いチームじゃないかと思っているが、そのチームに対して自分たちの力を見せられたと思う。自分たちのサッカーである良い守備から良い攻撃という形ができたし、相手の良い部分を消してしっかりカウンターを仕掛けてゴールを奪うことができた、そして勝利することができた。1点目のゴールの場面は、その前に2本、中盤の選手がシュートを選択したが、少し落ち着きが足りなかったかなと感じていたので、自分は違う選択をした。局面で3対2など数的優位になっていた場面が何回かあり、そういった場面で落ち着いたプレーをすることが大切だと思っているので、あのプレーにつながった。」
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