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【2011J2第3節ガイナーレ鳥取戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
「オフ明けの初日のトレーニングでは、モヤモヤしたものを解消させるためにガス抜きをした。自分達のサッカーのベースとなる、切り替えの早さなどを、ルールを知っているトレーニングを入れることで、頭ではなく体でプレーしてもらった。そうすることで良い習慣を取り戻してもらった。2日目はゲーム。(前々日の)今日はビルドアップ中心のトレーニングをした。鳥取は繋ぐチームなので、うちのいい守備からカウンターに繋げる局面が出てくると思う。そこの部分は随分できるようになったので、今週は我々が上手くならないといけない局面に特化してトレーニングした。
それと同時に、クロスとシュートの質も求めた。シュート練習をしたからといって決定力が上がるわけではい。トラップやシュートの技術ではなく、考え方や姿勢を上げることを求めた。岡山戦では用意したことができたのに、重要な局面でのトラップミスなどで相手を圧倒できなかった。用意したことができて、得点できたり、決定的シーンが作れれば、相手は自分達が用意したものが難しいと思い、精神的に苦しくなる。引いた岡山に対して、それができなかったことが問題だった。決定力はその日次第ということもあるが、決定機が増えれば確率的に入ることもある。だから、崩すプレーの質の重要性を確認した。クロスに関しては、ボールに集中することが大事になる。
服部は鳥取の精神支柱だが、(コーチングする時などに)口を塞ぐわけにはいかない。ハメドはパワー、テクニック、アイディアがあり、ボールを持ったら厄介な選手。警戒する必要がある。」

●宇佐美宏和選手:
「試合に出たら流れを切らないように、自分も流れに乗っていきたい。しっかり勝点3を取ること、結果にこだわりたいと思う。鳥取は後ろの8人と前の2人に分かれ、8人が引いて守りを固める。サイドバックを含めて後がボールを持つ時間が長くなるので、自分が起点になれればいい。トレーニングではボール回しでミスがあったが、試合までに修正して、良いタイミングでスペースに飛び出していけるようにしたい。岡山戦ではボールの奪われ方が悪かった。なんとなくパスを出すのではなく、1本1本のパスを大事に、ディテールにこだわり、ボールを回していきたい。そうすればリズムが作れるはず。鳥取も栃木もカウンターが持ち味だけに決定力を高めたい。流れの中で点が取れれば勢い付くので、決定力は意識したいと思う。
センターバックと声を掛け合いながらハメドを潰し、イライラさせたい。下がってボールを持つ分には問題ないし、その時は栃木がいい守備をしている証拠。潰さなければいけない場所では、しっかり潰していきたい。」

●杉本真選手:
「相手の嫌な所でボールを受けて、リズムを作る動きを心掛けたい。FWとボランチと連携して、シュートまで持って行ける形をたくさん作っていきたいとも思う。鳥取は8人でブロックを作るが、それを崩さないと点は取れないので、ある程度高い位置ではリスクを冒すシーンが必要になる。また、カウンターで枚数を掛けるのも点に繋がるひとつの手だと思う。ボールを受けるタイミングが良ければスピーディで迫力のあるカウンターが打てるし、チャンスにもなる。がむしゃらにプレーするだけではなく、周囲といい関係性を作り、タイミング良く飛び出すことで、パスを受けたり出したりしたい。最後のラストパスやクロスの精度もゴールを決める上では重要になる。気持ちと魂を込めて、ゴールを奪うために一番確率のいい選択をしたい。そろそろゴールが欲しいので、トレーニングマッチでゴールを奪えている感覚を、試合でも活かせるようにしたい。」

●武田博行選手:
「ボールを保持する時間が長くなる可能性があるので、前節の岡山戦の反省を踏まえてリスク管理をしっかりしなければいけない。前線は縦パスの意識、シュートの意識を持ってやってくれると思うので、後ろはしっかり前線のサポートができればいい。鳥取は岡山よりもボールを回してくるイメージ。ボールを取られた後の守備の意識を高く持てれば、高い位置でボールを奪えるのでカウンターチャンスに繋がる。ボールを失った後の切り替えを意識させたい。
ハメドは独特な感覚を持っている選手。常に準備が必要になるし、何かやってくるなと予測する必要がある。チアゴとは違って前に残ったり、ボランチラインまで下がったりと、自由に動き回るので、捕まえにくいところがあるかもしれない。ただ、ハメドばかりに気を取られるのではなく、しっかりブロックを作っていきたい。そうすれば簡単にはやられない。相手のゴールマウスには小針さんがいるが、試合が始まれば考える余裕はないと思う。自分のプレーに集中するだけ。サポーターもホームでの勝利を見たいと思うので、勝つことだけを、勝ち切ることだけを考えてプレーしたい。」
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