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【2011J2第22節 FC岐阜戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「試合内容を振り返ると、後半は多少良くなったかなと。ただ、あまりポジティブなポイントは挙げることができない。そんな中でも勝点3を取ったことが唯一で一番大きなポイントだった。連続引き分けの流れを断ち切りたかったし、どんな流れでも勝点3を取れたことは結果的には良かった。そういう結果が出たということは選手も頑張ったところがあったと思う。ただし、今日は勝点3を取れただけだという気もしている。
崔根植が居なくなり、これまでオートマテックに出来ていたところが出来なくなった。廣瀬と崔根植ではタイプが全然違う。廣瀬の生かし方、もっともっと裏へ飛び出す廣瀬を生かして欲しかった。(裏へボールを入れてから)そのセカンドボールを拾って、2次攻撃を仕掛けることでリズムを作って欲しかったが、足元足元になってしまった。また、全体の意思統一が取れない中で攻撃をしたことで所謂スムーズな流れが出来なかった。」

●高木和正選手:
「内容が悪い中でも勝てたのは良かったと思う。今日は相手に合わせ過ぎてしまった。相手にシュートまでは行かれてはいないが、自分達のミスがあったり、ボールの取られ方も悪かった。それによって相手FWにいいボールが入ってしまい、守備の時間が長くなってしまった。内容が良くても勝てない時があるので、内容が良くない時に勝てたことは良かったと思う。勝つことで内容もどんどん付いてくる。勝たないと上に行けないので、しっかりと結果を出していきたい。(PKのシーンは)ロボが蹴る感じだったので、僕が蹴ろうとしたわけではなく、『ロボに落ち着いて』と声を掛けた。ここ最近、ロボは点が取れていなかったし、自分が蹴って決めるよりもロボが決める方がチームに勢いが出ると思ったので、ロボを尊重した。」

●堤俊輔選手:
「今日は結果的に相手に合わせてしまった。そのあたりは反省しないといけない。最初から圧倒するとミーティングでは話していたので、次はしっかりと最初から圧倒できるようにしたい。落ち着いて上手くボールを回し、自分達のやりたいサッカーをやれれば良かったが、相手がボールを放り込んできたことで合わせてしまった。でも、後ろが無失点で抑えられたことは良かった。無失点に抑えれば負けはないし、今日は結果的に勝てて良かった。個人的には攻撃でもう少し関わりたかったが、相手が蹴ってきたにしても、なかなか上手くビルドアップできなかった。次は落ち着いて前線にボールを供給したい。」

●リカルド・ロボ選手:
「ゴールを決めた時は、いい瞬間だった。アウェイだったし、チームはここ3試合勝てていなかったので、自分がゴールを決められたことも良かった。ただ、もっともっと内容を良くしないといけない。原因は良く分からないが、今日は個人的にいいプレーができなかった。いつも自分がゴール出来ている場面でゴールが出来ていない。今の悪い状況や感覚は過ぎ去るものだと思うので、しっかりトレーニングで詰めて行く必要がある。とにかく内容が良くても悪くても大切なのは勝点3を取ること。ここ3試合はドローが続き、勝利できていなかったので、勝ったことで内容は上向くと思う。それを信じて次の岡山戦では自分のプレーができるようにしたいし、ミスを減らしたい。」

●パウリーニョ選手:
「イニシアチブを取ることは必要なこと。チャンスのシーンでは個人で打開することも必要だと思う。イニシアチブを取るプレーを自分はやっていかないといけない選手だとも思っている。PKに繋がるようなプレーが出来て嬉しく思っている。いつもいいパフォーマンスを出すのは難しいが、今日は少し全体的におかしかった。セカンドボールを取れなかったことが、その原因のひとつだった。後半はセカンドボールを取れたことで割と試合を支配できた。とにかく落ち着いて、自分達の力を信じてボールを回していくことが必要だと思う。前半はなかなかそれが出来なかったが、後半出来るようになったことで勝利に繋がったと思う。」

●落合正幸選手:
「内容は良くなかったが、こういう試合は長いシーズンで何度かある。そういう試合で勝点3を取れたことは大きい。今日は前後半で別のチームだった。こういう試合で引き分けに終わるか、勝ちに繋げるかは大きな違い。必死になって無失点で繋いだタスキを無駄にしなかった。ずっと勝てない試合が続いていたが、いい緊張感の中で練習はできていたし、僕の方から特に何かを言う必要もなかった。この勝点3を次へ繋げたい。」
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