2011.07.14

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【新加入選手インタビュー】サビア選手<後編>

6月21日に栃木SCに加入したサビア選手を、皆さんにより深く知って頂くために2部構成のインタビューをお届けいたします。

<後編>

Q:サビア選手がサッカーを始めたきっかけを教えてください?
『小さい頃はチェスを習っていました。楽しかったし、強かったですよ。ある日、従兄にたまたまサッカーに誘われましたけど、チェスも上達していたし、当時はそれほどサッカーに興味がありませんでした。でも、とりあえず1日だけサッカーに行ってみようと。そうしたらコーチに「毎日来い」と言われました。でも、チェスとサッカーの練習時間が一緒だったので、サッカーには行かずチェスばかりしていましたね(笑)。そんなある日、ふとサッカーをやってみようと思ったのが、サッカーを始めたきっかけです。それから16歳で自分の家と街を出ました。その後はブラジルの色々なチームを渡り歩き、ヨーロッパでは5年間プレーしました。日本でも5年くらいプレーしたいと思っています。』

Q:チェスのプロを目指していたんですか?
『習い事のひとつだったので、趣味程度の感覚でしたね。チェスの教室にはカワイイ子もいたので、チェスを続けていました(笑)。ブラジルでは日本の将棋のようにチェスが盛んです。』

Q:来日に関して奥様とお子さん、お父さんとお母さんの反応はどうでした?
『「人生の新たな挑戦だ」と考えていたので、僕は来日を望んでいました。家族も来日を喜んでいて、新たな環境に住み、子供も日本で勉強を頑張ると言っていました。でも、3月の地震以降、「原発事故で日本が沈む」という報道を目にしたことで、家族は少しナーバスになってしまいました。そんな時に、南さん(南省吾強化部長)が僕の家に来て、地図を広げながら「宇都宮と福島は、遠くはないけど離れている」と説明してくれたので、家族は落ち着きを取り戻しました。』

Q:サビア選手の出身地は?生まれ育った場所はどんな所ですか?
『ブラジルのパラナ州出身です。生まれ育ったのはパラナ州の田舎町。長閑で人口8万人の小さな街で、静かに暮らすには最適な街です。滝があったり、キリスト像があったり、イグアスの滝に繋がる河も流れていて、とにかく景色が綺麗です。』

Q:先日リカルド・ロボ選手、パウリーニョ選手と秋葉原に遊びに行ったと聞きました。他に日本で遊びに行きたい場所はありますか?
『東京スカイツリーを観たいし、東京の中心街にも興味があります。ディズニーランドもいいですね。日本のオリエンタルな部分にもひかれます。お寺も好きですし、空手にも関心を持っていますよ。』

Q:ブラジル人3人は非常に仲が良いです。年齢順にサビア選手が長男、ロボ選手が二男、パウリーニョ選手が三男という関係性でしょうか?
『2人とは少し家が離れていますが、パウリーニョはご飯に招待してくれます。ロボはポジションが一緒なので、プレーに関してアドバイスしてくれます。2人は僕を助けてくれる、いい友達です。2人が僕を助けてくれることは、結果的にチームを助けることに繋がると思います。ブラジル人3人のプレーが良くなればチームを助けることになるので、いい関係性を保つことは重要ですね。僕が最年長ですが、年齢に関係なく一緒に遊びますし、尊重すべきところは尊重しています。』

Q:サビア選手の趣味は?チェス以外で。
『(笑)。読書ですね。聖書を読むのが好きです。今は妻が居ないので映画も観ます。食事以外では外出しませんね。』

Q:サビア選手の尊敬する選手、または憧れの選手は?
『ロナウドです(元ブラジル代表。バルセロナやインテルで活躍)。本当にいい選手です。爆発力があって、頭もいい。人間的にも素晴らしい。サッカー選手以外ではイエス・キリストです。見習うべき点がたくさんありますね。』

Q:サビア選手が自分を自己分析すると、どんな性格ですか?
『冷静だと思います。あまりイライラしたり、ストレスを感じることがありません。人を助けることも好きですし、学ぶことも好きです。先程も言ったように物事に挑戦することも好きですね。冷静な性格が災いして、たまに妻のストレスになることがあるくらいです(笑)。』

Q:サビア選手は笑顔が印象的です。常にポジティブシンキングを心掛けていますか?
『寂しさや悲しさに支配されると悪循環に陥ります。笑ったり、ふざけたりして、ポジティブに生きて行くことが大切だと考えています。悲しくても笑っている人が傍に居れば、悲しみも癒えて行くはずです。ストレスを溜めずに、笑ったり、ふざけたりして、ポジティブでいることが重要です。』

Q:本当に前向きですね。
『お金、家族、健康、食事の面で自分は満たされています。生きているだけで幸せですし、健康に暮らせることも素晴らしいですよね。』

Q:サビア選手にとってゴールとは?
『サッカーはゴールを決めるスポーツだと思っています。サポーターは、サッカーを観に来ている人は、ゴールを観るためにスタジアムに来ているはずです。僕にとってゴールは喜びです。ゴールを決めることで、皆がひとつになれる感覚を味わえます。』

Q:ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。
『懸命に戦い、懸命に走り、全力を尽くして栃木を助けます。そして、皆さんに喜びを届けます。だから、サポーターにはスタジアムを黄色で埋めてもらい、「栃木SC」の名前をコールして欲しい!』

Q:チャント(応援歌)などサポーターへのリクエストはありますか?
『チャントは欲しいですね。サポーターがチャントを作るのに相応しい選手だと認めてくれたら、僕専用のチャントを作ってください。よろしくお願いします。』