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【2011J2第10節ファジアーノ岡山戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「残念な結果に終わった。ただし、引き分けという結果を引き起こしたのは自分達自身だった。そこは反省しないといけない。そして、この次の試合が大事になる。引き分けという結果は自分達が引き起こした結果なので、自分たちで責任を取って、どこをどう直せば今日の試合を取れたのかを考え、しっかり成長した形で次の試合をするだけだと思う。
1失点目はビデオを見ないと良く分からないが、1失点目以外のところでも、ちょっとファウルをもらいにいくようなプレーで、楽な方へ流れようとしたことが一番チームとして問題だと思う。そういうもののツケが最後に回ってきたと、私は解釈している。自分達が成長するために与えられた貴重な経験としないといけない。」

●宇佐美宏和選手:
「最初は硬くて皆に迷惑を掛けてしまった。裕樹君(大久保選手)の穴を埋めようとプレーしたが、自分のいいところを出せなかったし、前半は良くないまま過ぎてしまった。それでもナベ(渡部博文選手)とカワさん(河原和寿選手)が点取ってくれたのは良かった。チームとしてどうやって追い込んで行くのか、なかなか声を出せなかった。ナベとは声を出してコミュニケーションを取れていたけれども、全体ではできなかった。後半にパウリーニョが退場してからも、自分達のペースでできるところもあった。もう少し落ち着いてできれば、こういう結果にならなかったと思う。
1失点目はセットプレーの時に、一番後ろにいた僕の位置からはオフサイドだと思ったが、どういう状況か分からないところもあったので、最後までプレーしないといけない。後半の立ち上がりからはチーム全体が悪かったので、勝点3を取るためにしっかりやっていかないといけない。」

●西澤代志也選手:
「10人になる前からバタバタしていた。後半が始まってからボールが繋がらず、僕達の狙いとするサイドバックの裏も使えず、ちょっとペースがおかしくなったところに退場が加わった。後半も決めるべきところがあったが、決めないとこうなることが分かった。痛い目を見たのかなと思う。DFラインとしてはセットプレーからやられたのは良くないが、それほど相手に決定機を作られていなかった。DF陣としてはセットプレーだけ集中して、オフェンス陣に点を取ってもらって、3-0、4-0になってもおかしくはない試合だった。2点目を取っても3点目、4点目と取りに行かないといけない。チャミ(宇佐美選手)が入っても遜色なかったし、違和感なくやってくれた。声も出していたし、全体としてそんなに問題を感じなかった。」

●河原和寿選手:
「前半も後半も決定的なチャンスがあり、ひとつは僕の技術的なミスで、ひとつは運がなくて入らなかった。そこの積み重ねというか、それが最後に失点に繋がったのかなと思う。今日はゲーム内容から考えても勝たなければいけない試合だった。前半を2-0で折り返し、2-1になってからも、しっかりと声を掛けて最後まで耐えられたが、最後の最後で失点してしまった。自分達はまだ勝つに等しくないチームだったのかなと思う。サッカーの神様から喝を入れられた失点だったのかなと思う。ここで崩れるとJ1が見えなくなる。ここから自分達がどう立ち直るかが大事になる。負けていないことは唯一の救い。前向きに捉えて、いい準備をしていきたい。」

●渡部博文選手:
「ゴールは狙い通りだった。(大久保選手が抜けたのが)急だったが、居ないことで、皆で声を出そうとか、ひとりひとりがリーダーシップを取ろうという意識が高まったので、メンタル的には問題がなかったと思う。チアゴはどういう選手か分かっていたが、パウリーニョとかと上手くサンドして、チアゴを競らせないことが上手くできなかった。次に大きな選手に対応する時の課題になった。2失点ともセットプレーから。うちの守備を徹底しないと、大きな選手が来た時にどういうDFをすればいいのか、どういうゾーンを作ればいいのか戸惑う。そこは練習で決めていくしかないと思う。J2では大きな選手をターゲットにしてくるので、カバーリングが必ず必要になるし、プレーをはっきりさせる必要がある。次の試合があるので、すぐに気持ちを切り替えて、勝点1を取れたと前向きに考えて、明日からまた練習に取り組むしかない。」

●落合正幸選手:
「次の試合があるので、気持ちをすぐに切り替えたい。反省するところは反省して、プラスに捉えるところは捉えて、次へのメンタルコントロールが大事になると思う。失点してからバタついたわけではないが、一人少なくなり相手もホームで点を取りに来る中で、相手の攻撃を受けながらしっかりかわして1点を取れれば良かった。最後15分を切ったら守りきることが大事だし、勝点を持っていく戦いが大事になる。僕も試合をクローズさせる立場で入りながら、最後にロスタイムでやられてしまって申し訳ない気持ちでいる。試合後のロッカールームの雰囲気はもちろん良くはなかった。結果はしっかりと受け止めないといけないが、松さん(松田監督)からも「次の試合がある」と言われたので、次への準備、次の試合が大事になる。トーナメントではなく、リーグ戦なので、選手もしっかりと切り替えて、J1昇格を目標にしているわけだからしっかり戦っていきたい。」
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