2013.01.21

トップチーム

【2013シーズン新加入選手紹介】三都主アレサンドロ選手

2013シーズン新春特別企画として、新加入選手をファン・サポーターの皆様にご紹介致します。新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちの今季に懸ける意気込みは必見!


3回目は、名古屋グランパスから完全移籍で加入した三都主アレサンドロ選手。

■若い選手には負けたくない。その気持ちがないと辞めていた。もっともっと成長したい

 誰よりも目をキラキラと輝かせ、人一倍大きな声を出しているのが三都主だ。今、心の底からサッカーを楽しんでいる。冬の日差しを浴びながら、喜びに満ちた表情で三都主はこう語る。

「久しぶりにこういう(新鮮な)気持ちでサッカーができている。新しい場所で新しい仲間と、新しいチャレンジが、サッカーができることが本当に嬉しい。」

 今年で35歳を迎えるチーム最年長だが、「サッカーに対する情熱も最年長並み」と語った言葉に偽りはない。早速、始動2日目に行われた体力テストで証明してみせた。トップは譲ったが、2位でフィニッシュ。身をもって今季に懸ける意気込みを示し、同時にこんな思いも抱いていたと言う。

「最年長が頑張ることで、若い選手は『最年長に負けられない』と闘志に火が付く。それもひとつの貢献だと思う。でも、自分は若い選手に負けたくない。その気持ちがないと辞めていたと思う。もっともっと成長したい。」

 次のステップに進む方がいいのか、それともサッカーを続けるべきか。思い悩んだ日々もあったが、「(サッカーが)できると信じているから」現役続行を選択した。2013シーズンを戦う新天地で、その選択が正しかったと確信している。

■厳しい壁を乗り越えることで、その先に楽しみがある。それがサッカーの楽しさ

「何があっても自分達がひとつになることが、一緒になって何でも乗り越えるメンタリティを付けることが、大事になる。」

 所属したクラブで何度も歓喜に身を浸し、日本代表として82試合に出場したベテランは、勝者のメンタリティをそう解釈している。今季の昇格レースは、ガンバ大阪が降格したことで昨季以上に過酷を極めるだろう。風穴を開けることは簡単ではない。「でも、難しいことをやり遂げるのは、やっぱり楽しい。簡単に手に入るモノは嬉しくないけど、本当に頑張った結果として手に入った時の嬉しさや喜びが感動に繋がる」と話す三都主。その言葉は、今季のテーマのひとつに「臥薪嘗胆(目的を遂げるために苦心し、努力を重ねること)」を掲げる松田浩監督の思い、クラブスローガンの「感動!」とも一致する。

 シーズンの中には何度も苦しい時期が訪れる。昇格争いを演じれば自ずとプレッシャーもかかってくる。そんな時、「厳しい壁を乗り越えることで、その先に楽しみがある。それがサッカーの楽しさ」と思える、経験豊富な選手がいることは心強い。逞しく頼もしい存在が、栃木を華々しい舞台へと導いてくれるはずだ。