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【2012春季1次キャンプ】最終日のトレーニング

春季1次キャンプ最終日も晴天。天候に恵まれた清水での1次キャンプは、最後に柳川雅樹選手が一発芸を披露し、無事に全日程を終了。昼食後、監督はじめスタッフ、選手はチームバスで宇都宮に向かいました。

足ではなく手と頭を使って相手ゴールにシュートするトレーニングでは、ゴール前で長身のジャイロ選手がバスケットボール選手ばりの強烈なブロックでチャンスの芽を潰していました。
春季1次キャンプ最終日も晴天。天候に恵まれた清水での1次キャンプは、最後に柳川雅樹選手が一発芸を披露し、無事に全日程を終了。昼食後、監督はじめスタッフ、選手はチームバスで宇都宮に向かいました。

足ではなく手と頭を使って相手ゴールにシュートするトレーニングでは、ゴール前で長身のジャイロ選手がバスケットボール選手ばりの強烈なブロックでチャンスの芽を潰していました。
プロ入りしてから最高のコンディションで1次キャンプを過ごした河原和寿選手。昨日のサビア選手へのアシストも光り、今日はボレーシュートを何本も決めていました。
プロ入りしてから最高のコンディションで1次キャンプを過ごした河原和寿選手。昨日のサビア選手へのアシストも光り、今日はボレーシュートを何本も決めていました。
3チームに分かれてのミニゲームでは、ファウルで獲得したPKをジャイロ選手が蹴り、GK武田博行選手がコースを読み切りファインセーブ。トレーニングながら緊迫感のあるシーンでした。
3チームに分かれてのミニゲームでは、ファウルで獲得したPKをジャイロ選手が蹴り、GK武田博行選手がコースを読み切りファインセーブ。トレーニングながら緊迫感のあるシーンでした。
6日間お世話になったJ-STEP様に、チームを代表して大和田真史選手がサイン入りユニホームを贈呈しました。
6日間お世話になったJ-STEP様に、チームを代表して大和田真史選手がサイン入りユニホームを贈呈しました。
=春季1次キャンプ最終日を終えての監督・選手コメント=

■松田浩監督:
「(Honda戦、磐田戦と)トレーニングマッチで負けてばかりよりも勝つ方が良いし、負けていないことは大事だと思う。このキャンプではお互いの特徴を分かりあったりだとか、新加入選手がうちのやり方を理解することの作業が少しずつ進んでいると思う。
昨日の磐田戦でもミスしてボールを失うことが多かったので、自分達のポゼッションの時間をもう少し長くするというか、守備の時間を少なくすることが大事になる。守備に回った時にしっかり対応できたが、守備に割く時間が多かった。もっと守備の機会を減らしたいし、そうすれば体力的に楽になるし、1回1回の守備がもっと堅いものになる。菊岡なんかは、『自分達がボールを保持する時間を長くしたい』と言っている。ヴェルディから来た選手だから、それは当然だろうなと思う。昨日の磐田みたいな感じで主導権を持ってゲームを進めることが多いわけだから。磐田を相手にしてもボールを保持する時間を長くすることが出来るようにならないといけない。そういう課題も出ているし、ポゼッションのチームから来た選手はそういうことを感じるわけだから、その感性を大切にしてうちのチームに取り入れていきたい。菊岡は皆がボールをもっと欲しがるべきだと言っている。守ってボールを取って、そこでよしとするのではなくてね。そこから先が一番大事だし、得点するためにボールを奪うわけだから、ボールを取っただけでは目的を半分しか達成していない。サッカーはボールを取ってから、その先が楽しいわけだから。そういうサッカーをやってきた選手は、その楽しさを知っているわけで、守っているだけでは楽しくない。そのためにはボールを失わないことが大切になる。そのあたりを少しでも肉付けできれば良いと思う。
昨日の試合では新加入選手がいた割には良い守備からの良い攻撃ができていた。うちはそんなに難しいサッカーをやっているわけではないし、皆のレベルが高いから浸透が速いのかもしれない。ただ、守備の部分も終わっているわけではないし、これから色々なケースが出てくるので、深めていかないといけない部分はあると思う。」

■山形辰徳選手:
「1次キャンプでは選手・スタッフともコミュニケーションが取れたし、監督がベースとするサッカーも浸透したと思う。2次キャンプから試合が(多く)入ってくるので、そのための良い準備ができたと思う。磐田に勝って終われたことも良かったが、選手の持ち味と力が見られたことの方が大きいと思う。ゴールに関してはそれほどナーバスにならずにいれば取れると思うし、松田さんのサッカーである良い守備からの良い攻撃で昨日はゴールも取れた。ただ、自分達のミスで失点しているので、そこは2次キャンプで集中してやりたい。個人的にキャンプ前から走り込んでいたので、ようやく試合が出来る体になってきたと思っている。」

■菊岡拓朗選手:
「1次キャンプの前は休んでいたので、どこまでコンディションが戻せるのかがテーマだった。昨日は今年初の実戦をこなせたし、スムーズに2次キャンプに入っていけると思う。素晴らしい環境の中で良いトレーニングが出来た。チームとして良い守備が出来た時でも、次のパスでミスをしたり、相手ボールにしてしまったことが多かった。相手ボールが増えると良い守備が出来なくなる。良い守備をするためにも良いボールの持ち方をして、自分達が出来るだけボールを保持し、取られたとしてもすぐに取り返すことは監督も言っていることなので、奪ったボールをチームとして大切にすることを突き詰めていきたい。速い攻撃はスピード感があって良いと思うので良い部分は継続して、自分としてはタメを作って変化を付けられれば良いと思う。栃木は守備のやり方がこれまでと違うので、自分のポジションと役割をしっかり体に覚えさせたい。」

■河原和寿選手:
「この時期にしては体が凄く動いたし、一番良かったのはあまり考えすぎない中で自分のプレーを出せたこと。自然に体が動いている状態で判断ができていた。アラートな状態を保てたので、頭の中もクリアだった。それが試合の結果に、自分の調子の良さに繋がったのかなと思う。プロになってからここまで調子が良いことはなかった。あとはもう少しゲーム体力を上げていければ良いと思う。昨年は考え込む時間が多かったので、頭をリセットしないと今季も変な形で入ってしまうと思った。まずはリフレッシュすることを考え、いつもより旅行に行く回数を増やした。ただ、トレーニングもそれなりにやっていたので、特別に何かを変えたわけではない。昨年の終盤は結果が付いてこなかったけど内容が良かったし、コンディションが良かった。それが今に繋がっていると思う。」
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