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【2009J2第31節:水戸ホーリーホック戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「非常に残念な結果だった。選手は90分、気持ちで引かずに打ち合うというか、ファイトする姿勢を見せてくれた。ボールを絡め取って奪い、攻撃でゆさぶるなど、みんなでやろうとするサッカーはやってくれたと思う。ただし、仕上げのところで相手の方が一枚上だったという気がする。非常に強力なFW陣がいる中で、うちの選手はまだまだ勉強する必要があるなという結果に終わった。
守備ではボールを奪いに行くところと、しっかり見るところ、チャレンジのタイミングだとか、無理な時には振り向かせない守備をするということができていなかった。選手は分かっているのだろうけれども、平常心を保てずにきちんとしたセオリー通りのDFが出来なかったのは残念だった。そういうミスをすればちょっと勝つのは難しいと思う。
1試合1試合、目の前の試合に全力を尽くしているが、13試合勝てないことには責任を感じている。ただし、今日みたいに戦うというところを止めずにやれれば、選手にとっては財産になると思う。高崎選手にマンマークを付けて5バックにすることもできるが、失点はシステムの問題ではなく、ミスだったと思う。自分達の4―4―2は崩さず、チャレンジして課題を見つけていくことも今の我々には必要なことだと思う。この1試合のために自分達の今まで作ってきたものを壊してやる段階ではないと思う。今日は個人の差が出たと言えばそれまでかもしれないが、獲得できたものもあると思う。ただ、勝っていないことに関しては申し訳ないと思う。」

●石舘靖樹選手:
「戦えていたが、負けは負け。何と言っていいか今は分からない。攻撃面ではいいところもあったし、悪いところもあった。シュートで終われている部分はいいところだと思う。あとはシュートまで持っていったら、FWが点を取るだけだと思う。」

●鴨志田誉選手:
「前半の立ち上がりはポゼッションをしている中でクサビを入れられたことでリズムが出来ていた。前半の後半からは、横に繋げても縦へのボールが少なくなったのが反省点だった。ボールを回している中で、前の動きを確認せず、縦に入れてもタイミングが合っていなかった。なんのためのポゼッションなのか考えないといけない。
自分達の攻撃から始まり、ペナルティエリアまで持っていけているのにシュートで終われず、取られてカウンターでやられていた。シュートで終われなかったことが残念だし、その時のケアも足りなかった。勿体ないと思うし、防げた失点だったと思う。次の岐阜戦まで時間はないが、修正したい。」

●赤井秀行選手:
「セカンドボールは拾えていたが、攻めた時にボールを取られてしまい、カウンターから失点をしてしまった。攻めている時に高崎選手と吉原選手に対して、僕と裕樹さん(大久保)の2枚しか残っていなかった。3枚は残らないといけないのに、2枚だけになってしまったことは修正しないといけない。センターバックの2人は強かったが、シュートを打たないといけないと思う。」

●河原和寿選手:
「前半の前半はいい形でボールを動かせていたが、一番肝心の場面でミスが多かった。要所要所でのミスが続き、流れが良かった中でミスが出てしまったのはもったいないし、それがゲームを崩してしまったと思う。立ち上がりはだいぶ相手をいなせていたが、蹴るようになったことで相手に合わせてしまい、自分達の首を絞めてしまった。相手に勢いがあっても落ち着いてボールを動かせれば、穴もあったのだから勢いにはまることはなかった。最初がよかっただけに、もったいなかった。」

●大久保裕樹選手:
「ダービーということで絶対に勝ちたい試合だったが、自分達がやるべきことをやらずに負けるべくして負けた。DFのところでのチャレンジ&カバーとか、4枚の距離感であったり、DFの基本としてやらなければいけないことを疎かにしていたところが、ああいうPKになる場面を生んだ。後半開始早々の失点も、自分が入れ替わったこともいけないし、そこでのチャンレンジ&カバーもできていなかったし、2列目の選手に関しては帰ることが出来ていなかった。3点目は前掛かりになり、後ろの準備ができずにやられてしまった。もっとそれぞれが気配りできれば、準備できれば防げた失点だった。そういうところが負けるべくして負けた点だと思う。
ゴールに関しては相手が3点を取り余裕を持っていたので、相手DFが気を抜いていただけ。でも、前半から得点が出来るチャンスもあったし、そういう姿勢を見せていくところは出来ていた部分もあるので、次に向けて精度を上げて得点に繋げていきたい。」
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