●松田浩監督：
「上位の４チームと対戦したことで見えてきた課題もあれば、成長できた部分もある。選手は成長したことで自信を掴んだ部分がたくさんある。それを４強との対戦が終わったことで安心せずに次の試合に生かすことが今は大事になる。そして、モチベーションを落とさずに戦うことが、今は一番重要になると思う。
中2日の日程でどれだけコンディションを回復させられるか。この２日間で何か特別なことをするのではなく、そこのことに全力を尽くしたい。食事、トレーニング、休養、睡眠などきちんとコンディションを整えることが大切だが、戦い方自体は変わらない。うちは効率よくやろうとしているサッカーなので、例えばこの前のセレッソ戦ならば我々にボールを回されたことでセレッソの方が疲れたと思う。だから戦い方は今の形でいいのではないかと思う。ただし、もちろんハードワークは要求される。また、この中２日間のスケジュールでは怪我などでコンディションが悪くなった選手の代わりに出場する可能性のある選手がどれだけ頑張れるかが問われてくる。
福岡戦はアウェイでの厳しい戦いになると思うが、これまでの成果を十分に発揮して、勝ち点３を栃木に持って帰りたいと思う。」

●高安亮介選手：
「中に行ったからこそゴールが生まれた。中でボールをもらうことは得意ではないが、中に入ってプレーすることを実戦で出来たことでシュートを打つまでのイメージが湧いたのがセレッソ大阪戦だった。でも、ドリブルで縦に行けなかったことは力不足で反省しなければいけない。
上位４チームとの対戦でもいい試合をしているので、次の福岡戦は勝ちたい気持ちが強い。本当に結果を出したい。結果が出てくるまで、それほど遠くはないと思う。失点は崩されたわけではないので、詰めていければ詰まると思う。結果が出るかどうかは自分達次第だと思う。」