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【2009 J2 第25節:ヴァンフォーレ甲府戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
連敗から抜け出せたことを考えれば、選手の精神衛生面はいい状態にあるのかもしれない。湘南戦の前半は本当にもったいなかった。戦術的に優位に立っていたのに、トラップなどボールを扱う上で気配りができず、相手に差を付けられなかった。しっかりと気配りが出来ていれば前半に点が取れていたと思う。後半は少し改善されたが、ドリブルやボールをワンタッチでさばくなど状況に応じて最適な判断をすることが差を生み出すのだから、失敗を恐れずに責任や覚悟を持っていい判断をして欲しい。プレーに懸ける思いだとか、気配りに欠けるのは、本気度が足りないからだと思う。そこがしっかりできるようになれば勝てる試合がたくさん出てくる。ただし、先制されても追い付き勝点を湘南戦で取れたことはリーグ戦も折り返し地点に来ているので、ひとつの成果だと考えて流れがよくなれば、ターニングポイントになってくれればいいと思う。
首位の湘南からアウェイで先制されても引き分けられたことでサポーターは喜んでくれた。地域や応援してくれる人を幸せに出来る仕事に就いているのだから、そのことを幸せに感じ、出発点として考えればいい試合が出来ると思う。いい試合というのは格好がいいということではなく、勝つこと。負け試合を引き分けにすること。勝点をひとつでも稼げるような試合内容になれば皆を喜ばせることが出来るので、そこを目指してやっていきたいと思う。」

●米山篤志選手:
「湘南戦は勝たなければいけなかった試合だった。でも、5連敗の流れを断ち切り、好転させる一歩として考えれば、引き分けは良かったと思う。
甲府はJ2の中ではクオリティが高い。でも、第1クールの対戦ではまともにうちが点を取れた初めての試合でもあったわけだし、悪い印象ばかりではない。マラニョンと金はスピードとパワーがあるし、2人を操る中盤にもいい選手がいる。でも、重要なのはうちがどう戦うかだと思う。うちのサッカーがどれだけできるのか。どれだけ甲府を相手に通用するのか。そこの部分を栃木のサポーターは見たいだろうし、応援してくれると思う。
甲府戦では自分達の力を示し、J2参入1年目のチームとしてステップアップできるように、近い未来に繋がるような戦いをしたい。」

●武田博行選手:
「あまり勝敗のことばかり考え過ぎずに、自分のプレーができるように1試合1試合を大事にし、全力を尽くせるようにしたい。
徐々に後ろからのポゼッションができるようになっているなと感じるし、自分達のサッカーが浸透しているとも感じているので、上位が相手でも通用すると思う。
甲府はボールを回すだけではなく、前線に背の高い選手がいるのでロングボールも入ってくる。一人で打開できる選手もいるので、数的優位を作って守りたい。また、うちはスローインからの失点が多いので、切り替えの部分でのコーチングを大事にしたいと思う。」

●落合正幸選手:
「湘南戦はアウェイで勝点が欲しい中で勝点が取れたことを考えれば収穫だったと思う。でも、勝ちたい気持ちが強いので、勝利することで連勝の流れを作っていきたい。そのためには、勝利に繋げたいという強い気持ちを持たないと難しい。
甲府は自分達のサッカーがはっきりしている。自らアクションを起こして、攻撃に人数をかけてくる。ボールを回すだけでなく、長いパスでアクセントもつけられる印象がある。
湘南戦はアウェイにもかかわらずたくさんのサポーターが来てくれた。甲府戦はサポーターに喜んでもらえるように頑張りたい。」
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