前節はホームでセレッソ大阪Ｕ-２３との対戦。試合は前半１７分、２１分と立て続けに攻め込まれるも、栃木のＤＦ陣が身体を張って守り、ゴールを割らせない。その後、２９分菅選手がミドルシュートを放つが枠の外へ。ゴール前での攻防が続くも、両者譲らず０－０のまま後半へ。７１分、左サイドの廣瀬選手からのクロスに逆サイドにいた佐々木勇人選手がシュートを放つも、ゴールには繋がらない。そして８７分、途中交代でピッチに入ったジャーン・モーゼル選手が、廣瀬選手からのクロスを頭で捻じ込みゴールを奪う。そしてこの１点を最後まで守りきり、試合終了のホイッスル。勝ち点３を掴み取り、２シーズンぶりの２連勝となった。


そして今節は２週間ぶりの公式戦となる。先週の５日（日）にはＪ１のＦＣ東京とのトレーニングマッチを組むなどして調整を進めてきた。
『（Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.横浜の印象）今年から監督に就任された樋口監督は僕も知っていて、非常に情熱的でまじめな方です。全員が攻守共にハードワークしている良いチームだなと思います。まずはその部分で負けないことを意識しながらやりたい。
（２週間空きましたが）逆襲の５月ということでスタートしましたが、６月は３試合しかありませんが前期でいうとあと４試合というところで、そのなかでアウェイが３試合で、なおかつ今上位に位置しているＦＣ琉球やＳＣ相模原との試合も残しているので、このアウェイの横浜との試合も絶対に負けられない。この２週間は、新しいことというよりも今まで築き上げてきた守備をしっかりとして失点しないことや、そのなかでもチャンスを決め切ることにこだわってやっていくこと。新しくというよりも、やっと少しずつ出来てきたベースを、さらに積み上げていこうという話をしてきました。
（今節、三ツ沢にもサポーターが多く駆けつけてくれそうです）ホームで負けていないということのひとつにはサポーターの方々の声援やそういった雰囲気があるからだと思っています。多くの方に応援に来て頂いて、そういった雰囲気をまたつくって頂けると良いなと思います。とにかく、勝ち点３を取る為に最後まで一緒に戦って頂けたら有り難いなと思います。』と改めて気持ちを語った横山雄次監督。

前節も身体を張った守備やミドルシュートなど気迫あふれるプレーでチームを鼓舞し続けている菅和範選手は、
『今まで出来た事をしっかりとやり続ける事とそこのクオリティを上げる事が大事だと思います。それをトレーニングマッチ（ＦＣ東京戦）でも変えずにやっていこうという話もしましたし、ゲームのなかでも勝ちに関してもっと貪欲になってやっていこうという話もありました。それが、今節のゲームで出せたら良いかなと思います。現在負けなしが続いていますが、すべてがいいゲームというのはひとつもないですし、逆に良くないところもたくさん出ているので、自分達が出来るベースをもっともっとあげてくことが上に繋がると思いますし、しっかりとやり続けることがこれからの栃木ＳＣの未来に繋がってくると思います。相手がどうこうというよりも、自分達のレベルをもっともっと上げていきたいです。』と語った。

今節の対戦相手のＹ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.横浜は、就任１年目の樋口靖洋監督。かつて山形や横浜Ｆマリノスなどで監督を務めてきた経験がある。“ボールを奪いに出る守備”と“組織的な攻撃”を掲げている。現在１５位ではあるが、今節も強い気持ちをもって戦いに挑んでくることは間違いない。会場となるニッパツ三ツ沢球技場は、昨シーズン横浜ＦＣと対戦時に使用していたスタジアム。今節はメインスタンドのみの解放となるが、栃木ＳＣサポーターが多くつめかけるであろう。今節も厳しい戦いになることが予想されるが、一丸となって最後まで戦い抜こう。

２０１６明治安田生命Ｊ３リーグ 第１２節　「Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.横浜 vs 栃木ＳＣ」はニッパツ三ツ沢球技場にて１３：００キックオフ!!

◇Ｊ３リーグ第１２節 Y.S.C.C.横浜戦 ゲーム開催情報はこちら：
http://www.tochigisc.jp/news/article/00007595.html

◇チケット情報（Ｊリーグチケットページ）はこちら：
https://www.jleague-ticket.jp/sales/release/1605400