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【静岡キャンプ6日目】トレーニングマッチ終了後の監督・選手コメント

●松田浩監督
「勝てた試合だっただけに悔しい。今日の2失点目は自分達のミスや甘いプレーからの失点。崩されていないのに勿体ない失点をした。Hondaは強いチームだと聞いていたので、たとえ劣勢であってもディシプリンで勝っていこうと話していた。6対4、7対3の劣勢でも勝てる可能性があるのがサッカーだからだ。今日のように内容でも上回っていれば隙を見せずに結果に結び付けるべきだった。
2本目まではうまく試合を運べた。相手はいいパスワークを持った、いいチームだったが、最後の部分ではやらせなかった。いい形でボールを奪い、いい攻撃ができていたし、決定的な場面も作ることができた。1本目は我慢しながら0-0でしのぎ、2本目が終わった時点で1-0と差をつけられたのは良かったと思う。それだけに3本目が残念だった。開始早々の重要な局面で失点し、気落ちしているところで連続失点。もろいチーム、負けるチームの典型だった。そこが残念だった。トレーニグマッチだったので、いい教訓にしたい。
幸いなことに今は結果が一番大事な時期、状況ではない。そんな中で選手のメンタリティで見えたところもあった。がっかりしていては駄目。そこが問題点で3本目は失点した。サッカーはメンタルゲーム。試合内容は技術、戦術、体力で決まってくるが、勝敗はメンタル面が鍵を握る。そういう意味で今日の試合はいい勉強になった。」

●若林学選手:
「ゴールシーンでは感触よく狙った所にボールを蹴ることができた。シン(向慎一)からいいボールが来たのでファーストタッチに気を付けて思い切り蹴った。まだまだコンディションや戦術は100%ではないが、キャンプを通して上がってきていると感じるので、明日はもっとよくしたいと思う。
静岡産業大学戦の後にビデオミーティングをして出た課題を、トレーニングをしてから今日の試合に臨めたので、セットプレーの守備などは改善できた。Hondaは強い相手なので気持ちで負けないようにした。コンディションはまだまだだが、2試合連続ゴールと結果が出ていることは自信になっている。続けていきたい。今日は2トップを組んだイナ(稲葉久人)と声を出し、中盤からも声が出ていたのでプレーし易かった。前回に出た守備面の課題は改善されていると思う。選手の特長を理解するには、試合が一番いいと思う。
ヴァンフォーレ甲府はJ2で直接対戦する相手なのでゴールを決め、キャンプを気持ち良く締めくくりたい。」

●岡田佑樹選手:
「最初はHondaのサッカーに慣れていなかったが、途中から慣れてきた。ドリブル突破からゴール前まで行けたので、ああいうチャンスを何度も作っていきたいと思う。
守備に関して始めは慣れていなかったことで後手後手になり、自分のところでもスローインから危ないシーンを作られてしまった。切り替えを速くして、自分達の型にはめられるように、主導権を握れるようにしていきたい。
今日の試合では最終的に負けてしまったので、明日は絶対に勝ちたい。キャンプ中の最後の試合でもあるので、内容面でも自分達のやりたいサッカーができればいいと思う。」

●落合正幸選手:
「声を出すことは皆がやらなければならない。トレーニングが始まり、トレーニングでやってきたことを試合でもやらなければならないと皆が思っている。いい部分と悪い部分があるが、トレーニングでやったことを頭の中で整理して、試合で出すことの繰り返しをしなければいけない。漠然と試合に臨むのではなく、一人一人考えてやることが大切だと思う。頭では『こうしよう。ああしよう』というのはあると思うが、チームスポーツなので隣の選手と考えていることが違わないように、統一していくことができれば早め早めにチームとして動けると思う。
明日の甲府戦でもやることは変わらない。監督も仰っているように結果云々よりも、今はトレーニングでやっていることを出すのが大事。もちろん、試合をやるからには勝ちたい。負けると悔しいし、個人個人が悔しいという思いを忘れずに、ピッチの中で出さなければいけない。」

以上
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