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【田中雄大選手 新加入会見】出席者コメント

■南省吾強化部長:
「皆さん、こんにちは。お暑い中、お集まりいただきありがとうございます。この度、川崎フロンターレから田中雄大選手の期限付き移籍での加入が決まりました。チーム編成上、左サイドバックのポジションが薄いこと、昇格争いをするなかでサイドバックの選手層を厚くしたかったので獲得という形になりました。
プロに入ってから1年半、ちょっと彼らしさが出せなかったところもあったと思いますが、プロに入ってから(栃木と)川崎との練習試合、私などが川崎の練習試合を観に行ったりして、彼がどういう状況なのかを把握はしていました。一発で打開できるサイドチェンジ、クロス、長めのFKなど、彼のキックには期待しています。今、近い位置では菊岡、高木がFKを蹴っていますが、少し遠めのFKにも期待できるのではないのかなと思っております。ですから、彼のビルディングアップ能力、ロングキック、クロスの精度には非常に期待しています。それと、彼と話をする中で『チームが好調なのでポジションを空けて待っていることはないよ、と。そこは覚悟して来て欲しい』ということは本人には伝えています。本人からも『そこにはチャレンジしたい』という言葉をもらいました。必ずこのチームの力になってくれると思っています。彼には、『なかなか1年半、力を出せなかったかもしれないけども、うちに来て自分の持っている力を最大限出して思いっ切りサッカーをやって欲しい』と伝えました。
それと、(栃木には)彼に関わっている選手が多くて、例えば荒堀は幼稚園からの幼馴染。宇佐美が大学の1年先輩だったり、棗が川崎の同期だったり、久木野とも川崎で1年一緒にプレーしていると。そういったところで早くチームに馴染めるというのも、ひとつのポイントなのかなと思っています。今後昇格争いが激しくなってくる中で、彼の力が必要になってくるのではないのかなと思っていますし、彼の持っている能力が必ずこのチームで出るのではないのかなと思って期待しております。」

■田中雄大選手:
「今回、川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した田中雄大です。川崎で1年半やってきて、監督が代わったり、チーム状況が色々とあった中で、自分としてはチャンスをなかなか活かせずに悔しい思いで過ごしてきましたが、今回このように声を掛けていただけて凄く嬉しく思います。自分自身また新しい環境でチャレンジ出来るのではないかなと思っています。栃木の順位を見ていると昇格争いが出来る位置にいるので、少しでも昇格に近付けるようにチームに貢献したいと考えています。プレーオフもありモチベーションを高く保てるような状態にもあるので、今回のこの移籍をすることを決めました。知り合いが多いのですぐに慣れる部分もあると思いますが、それに甘えずにこの環境で結果を残さないといけないと考えています。新しい舞台でチャレンジしていきたいと思います。」


Q:南強化部長からキックの精度を期待しているという話がありました。田中選手自身はどのようなプレーでサポーターにアピールしたいと考えていますか?
「ずっと左足でボールを蹴ってきたことには自信を持っています。高校でも大学でもそれなりに左足を活かしてプレーしてきたつもりです。J1ではなかなかそのプレーを出す機会はありませんでしたが、栃木でしっかり活かしたいと思っています。」

Q:今季の目標を教えてください。
「残り試合の中で僕自身が出られる試合は少ないかもしれませんが、残り試合全部に出るつもりでいます。栃木をJ1へ上げることを目標に頑張ります。」

Q:栃木SCの印象を教えてください。
「千葉戦の前日に練習参加させてもらい、その後に監督とも話をさせてもらったし、それ以前にも南さんと話をさせてもらいましたが、守備の部分がしっかりしているというのは聞いています。そこから攻撃するというイメージを自分の中では持っています。個人的にはしっかり守備で0に抑えつつ、後ろから攻撃を組み立てられるようにしたいと考えています。」

Q:自分のプレースタイルと栃木のサッカーが合うと。
「そこは自分がこのチームに合わせていかないといけない部分だと思っています。どのチームに行っても自分のプレーをしないといけないと思っていますし、監督が求めているサッカーを自分が表現出来るようにしたいと考えています。」
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