NEWS
ニュース
その他 その他

栃木サッカークラブ 柱谷幸一監督退任に関するコメント

●新井賢太郎社長コメント:

「昨日、柱谷監督に私どもの条件を提示いたしました。来季の補強も含めて長期的な構想を話し合いましたが、私どもの提示した条件と折り合いがつきませんでした。条件に納得して頂けなかったことで、柱谷監督から「今季をもって辞めたい」との要望を受諾しました。
今季は最低限の目標である4位以内を確定させることができました。柱谷監督の手腕だと思っています。「これからも長期的に監督をやっていただきたい」と要請をしましたが、チーム作りをどうしようかと話し始めた時に、報酬がどうしても満足のいく額まで持っていけませんでした。
昨日の今日なので困惑していますし、驚いてもいます。悲しい、辛い思いをしています。
何がベストなのかは難しい部分がありますが、早急にベストの監督を選び、選手編成にも当たりたいと考えております。今後もフロントとしてはベストを尽くしていきたい。信頼をして頂きたい。」



●柱谷幸一監督コメント:

「昨年の7月からチームの指揮を執り、苦しい時期もありましたがなんとか4位以内を確保してJ2へ上がれる条件を満たせました。後期が始まり勝てない時期もありましたが、現場の団結力が乱れなかったことが4位以内を決められた一番の理由だと思います。スタッフと選手には感謝したい。
先週までは来季の準備をしていましたが、(1)報酬の減額、(2)3年間を視野に入れていたものの、単年契約であったこと、また、(3)チーム編成の全権が与えられていなかったこと、を含め提示された条件を呑むことができませんでした。サポーターのために勝てるチームを、自分が選手を選んで勝つチームを作りたかった。結果的に来季も監督をやることができなくて残念です。
プロなので契約期間中のトレーニング、ゲームはプロらしく100%クラブのためにやる。最終戦は今のスタッフ、選手と戦う最後のゲームになります。勝つために「プロらしくやろう」と選手には伝えます。
今年一年を通じて勝敗に関係なく、アウェーでも雨の日でも声を出して応援してくれたサポーターには感謝したいと思う。栃木での1年半は凄く充実していたし、楽しい時間を過ごせました。
僕は栃木が好きです。キックオフ前の「県民の歌」をまたいつかベンチで聞きたい。機会があれば栃木へ戻り、またサポーターと一緒に戦えれば凄く嬉しいです。」

一覧へ戻る