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【2012シーズン開幕戦 vsヴァンフォーレ甲府】試合に向けた監督・選手コメント

■松田浩監督:
「水曜日に雪が降ったことで水をさされた感もあるが、もしかしたら選手には良い休養になったのかもしれない。
プレシーズンマッチでマリノスに負ける、あるいは大敗するよりも、マリノスに勝ったことで良い状態を保てると思う。ただ、あくまでもプレシーズンマッチでしかない。そこはバランス良く考える必要がある。マリノス戦の一番の収穫は守備。特にDFライン4人は総入れ替えした形になったが、昨年と比べても遜色ない出来だった。加えて、マリノスのプレスをかいくぐりながら、奪ったボールをしっかり繋ぐ局面をたくさん作れたことも評価できる。
甲府はだいぶ選手を抜かれたイメージが強い。うちもメンバーが入れ替わったので『新生・栃木』だが、甲府も『新生・甲府』という印象を持っている。甲府はJ1を経験したし、J1を経験した選手が多い。それだけで基準が高くなるし、個々の能力が高い選手が揃っている。2トップの高崎とダヴィ、永里など得点力のある選手がいるので、彼らは警戒すべき選手だと思う。甲府は自由にやらせれば非常に危険なチーム。そこは十分にケアしたい。甲府は隙のないチームだが、監督さんが新任なので戦術がどれだけ浸透しているのか。もし戦術が固まっていなければ、そこが付け入る隙なのかなと。
選手が大幅に入れ替わり、開幕までの準備期間で間に合うのかなと思っていたが、マリノスとのプレシーズンマッチでは手応えを感じられた。そのリズムを崩さずに、どの相手に対してもチャレンジ精神を忘れずに戦いたい。まずは良いスタートダッシュが切れるようにしたいし、1年間を通してコンスタントに力を出して昇格できるようにしたいと思っている。」

■柳川雅樹選手:
「マリノスに勝ったからといって、個人的にもチーム内にも特に変化はない。ただ、慢心しないように気を付けたいとは思っている。マリノスを完封したといってもピンチはあった。ゴール前で決めるか、決めないかが勝敗を分ける。そこは運もあったと思うので、まだまだ足りないと感じている。詰めるべきポイントもあるし、実際に試合での危ないシーンは、9割くらいは自分達のミスが原因で起こっている。どれだけミスを減らせるのかが大事になって来ると思う。
開幕戦に向けて気持ちを抑えている部分はある。最終的に開幕戦に気持ちを合わせられれば良いし、合わせられるように練習に集中して、試合当日に万全の状態で臨みたい。甲府は古巣なので多少意識はするが、(神戸からの)期限付き移籍だったのでそこまで強い意識はない。良いスタジアムだし、お客さんも熱いし、知っている選手・コーチがいるので楽しみにしているが、変に気負うことなくプレーしたい。甲府の試合映像は観ていないので、特徴は把握しきれていないが、個人的には相手のことを気にしないようにしている。気にするとプレーし難くなるので。自分のプレーが出来るように良いコンディションを作り、しっかりプレーすることを心掛けたい。」

■サビア選手:
「早くリーグ戦が始まってくれないかなと、今はワクワクしている。1月半ばからチームを作り上げて来た。甲府戦はアウェイだけど、勝ちたい気持ちが強い。
マリノスはJ1だし、良いチームだが、1-0で勝利したことで皆の自信になった。課題に関しては監督に質問して欲しい。選手はしっかり技を磨くことが必要になる。パーフェクトなチームはないので練習でも練習試合でも修正点は必ず出て来る。その時、その時に出た課題は、必ず監督が修正してくれると思っている。
甲府だけではなく、その他のチームもJ1昇格する上でライバルになる。甲府はJ1から降りて来たので、特にJ1への思いが強いのかなと感じている。それにアウェイだし、簡単な試合ではないと思う。マリノス戦では開始2分にGKと1対1のチャンスがあったが、ボールが浮いてしまい残念な結果になってしまった。甲府戦では同じようなチャンスがあったら、それが唯一のチャンスだと思い、100%の力を出してゴールを取りたい。」

■河原和寿選手:
「辛い時期を乗り越え、試合ができる喜びが自分自身の中ではある。去年、自分は悔しい思いをしているので、早く今シーズンを戦いたいと正月から思っていた。だから、開幕戦を凄く楽しみにしている。
マリノスに勝ったことはもちろん、1試合で色々な経験が出来たことが良かったと思う。前半は勢いがある中、相手を押し込み、セットプレーで点が取れたことが大きかった。そこからの戦い方として、相手にペースを握らせてしまったが、長い時間を全員でブロックを作り、全員でハードワーク出来たことも良かった。マリノス戦は内容が詰まったゲームだったと思う。勝ったこと以上に良い経験が出来たことが大きかった。
城福さん(浩監督)のサッカーは攻撃的だし、ポゼッションをする印象がある。ただ、相手云々よりも、自分達のサッカーに集中することで結果を出したいと思っている。甲府戦では過去4点取っているし、大分時代にはアシストしている。個人的には甲府に良い印象を持っている。ゴールへ繋がるプレーが出来ているので、今回も良いフィーリングを継続させたいと思う。」
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