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【トレーニングマッチ 栃木SC vs 愛媛FC】トレーニングマッチを終えての監督・選手コメント

■松田浩監督:
「失点で全てが狂ったわけではないと思う。失点することもあるし、今日の失点は不運でもあった。失点をどう捉えてたのかは選手に聞いてみないと分からないが。愛媛は同じカテゴリーのチームなので負けたくないという思いがあり、失点が少し影響したかもしれない。昨日ほど戦えていない訳ではなかったが、失点後にゲームが良くなくなったのはミスが原因だと思う。思い通りにいっていたのにミスをすることで、自分達のリズムにならなくなり、チャンスにもならないし、ゴールも取れないし、ゲームも取れなくなった。ミスは単純なもの。精度の問題で解決するミスが多すぎるのでゲームが作れない感じはある。その要因が何なのかはわからない。キャンプなので疲れもあるのかもしれないし、もうひとつは新しいチームに一度は訪れる時期なのかなと。Jステップでは良い流れが出来ていたが、その時に出ていなかった問題点が今は出て来ている。今は壁にぶち当たっている時期なので乗り越えないといけない。頭で考えている分だけ足元の精度が悪くなっているのかもしれない。いずれにしても、Jステップでは見られなかった単純なミスでリズムが作れない試合が続いていると思う。明日のガンバ戦では相手のボールキープ率が高くても、栃木には自分達のサッカーがあるので、そういう部分を見せられるかどうかだと思う。パッと見た時に、栃木が試合しているな、という部分が出せるかどうかがポイントになる。」

■高木和正選手:
「修正すべきところは修正すべきだが、この時期には課題が出た方がいい、とポジティブに考えたい。課題は明日と明後日のゲームの中で修正を図っていきたい。昨日の長崎戦は極端に立ち上がりが良くなかったけど、今日は試合の入りは良かったし、攻める時間もあった。ただ、相手には最初のチャンスで決められてしまったので、その部分はもう少し上手く対応できたのではないかなと考えている。良い流れの時に失点することもあれば、悪い流れの時に失点しないこともあるのがサッカー。どういう流れにしても失点しないようにして我慢する必要があるし、良い流れの時にはしっかり得点しないといけない。攻撃の時にはもう少しコンビネーションを高めないと厳しい所がある。2トップ同士の距離間など話をして、出し手と受け手との関係をしっかり築きたい。今日は2トップが離れてしまっていたけど、なかなか試合の中では修正できなかった。ただ、試合が終わってからはしっかり話が出来た。サイドに流れた時にFW2人の距離を大切にしないと、フォローに行く時にサイドの選手が行きにくくなる。その部分は明日のゲームで意識して修正していきたい。」

■菊岡拓朗選手:
「今日は攻撃にかける人数、バランスが良くなかった。攻撃に人数を掛け過ぎてカウンターを受けてしまった時もあれば、逆に勝負所で掛けきれなかったり、バランスが悪かった。FW2枚とワイドMF2枚の距離間が近くないと、個人個人でのプレーになってしまう。お互いに意識して良い距離感でプレーしないといけない。得点に関しては大量得点出来ることもあれば、取れない時もある。サビアと棗はゴールを取ったら、どんどん取れる雰囲気を持っている。2人に合わせるパスを出せるのかが、個人的な課題になると思う。今日の立ち上がりは良かったが、嫌な形から失点してひるんでしまった。相手の勢いに押され、激しくファトトされて後手を踏んだ。昨日の反省点として試合の入り方があったので、そこはファイト出来たのだから、点を取るなり、主導権を握るなりして、失点は避けるようにしないといけなかった。トレーニングマッチとはいえ結果も重要になる。キャンプから勝ち癖を付けられるようにしたい。明日のガンバ戦は内容にも勝敗にもこだわりたいと思う。」

■武田博行選手:
「メンバーが半分以上入れ替わっているので、試合をやりながら色々と積み上げていかないといけないのは仕方がない部分もある。徐々にではあるが良くはなってきている。結果を深刻に考えず、修正を図っていければ良い。この時期は上手くいかないことが当たり前。メンバーが変わっているので仕方がない部分もある。時間はかかるかもしれないが、それぞれの特長を発揮できるようにやっていくしかない。ボールを前から取り行くとはいえ、今日のような失点をしていけない。ただ、同じような場面でどう守るのかは選手間で話し合ったので、次に同じような場面があったら修正した部分を出していければ良いと思う。明日のガンバ戦は戦う姿勢をまず出すことが大切だし、その上で結果を持って来られたら良いと思う。90分の中でオーガナイズDFとプレスの使い分けをしっかりしたい。」
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