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【2012新春特別企画:新加入選手インタビュー】ユ・デヒョン選手<前編>

2012新春特別企画として、新加入選手紹介インタビューを掲載いたします。2012シーズン新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様により深く知って頂くために、インタビュー記事(前編・後編の2部構成)にて更新していきます。


第21回目は、弘盒(ホンイ)大学から加入したユ・デヒョン選手<前編>です。
U-17韓国代表歴を持つ将来有望な左サイドバック。「うちが上に行くために必要な選手」と、松田監督はポテンシャルを高く評価する。昨年の夏に練習参加した時には、持ち味の果敢なドリブル突破から何度もサイドをえぐり、中学生の頃から憧れていたJリーグの舞台に立つ権利を勝ち取った。利き足は右だが左足も器用に使いこなし、ターゲットに正確なボールを送り届けられる。今季は長身FWのジャイロと棗が加入。空中戦に長ける2人の頭に、ピンポイントでクロスを合わせるシーンを何度も目にできるはずだ。一見、大人しそうに見えるが、ブラジルへの留学経験もあり、異国での生活にも「言葉以外にストレスは感じない」と逞しい。韓国人特有の闘争心を前面に押し出し、栃木のサイドアタックを活性化させたい。
U-17韓国代表歴を持つ将来有望な左サイドバック。「うちが上に行くために必要な選手」と、松田監督はポテンシャルを高く評価する。昨年の夏に練習参加した時には、持ち味の果敢なドリブル突破から何度もサイドをえぐり、中学生の頃から憧れていたJリーグの舞台に立つ権利を勝ち取った。利き足は右だが左足も器用に使いこなし、ターゲットに正確なボールを送り届けられる。今季は長身FWのジャイロと棗が加入。空中戦に長ける2人の頭に、ピンポイントでクロスを合わせるシーンを何度も目にできるはずだ。一見、大人しそうに見えるが、ブラジルへの留学経験もあり、異国での生活にも「言葉以外にストレスは感じない」と逞しい。韓国人特有の闘争心を前面に押し出し、栃木のサイドアタックを活性化させたい。
Q:チームに合流してから数日が経ちます。栃木のチームの雰囲気はいかがですか?
『とても雰囲気は良いですね。新加入選手が多いので、皆が生き生きとしているし、良い雰囲気の中で練習をやらせてもらっています。ある程度、チームには馴染めていると思いますよ。』

Q:弘盒(ホンイ)大学を卒業して栃木に加入することを決断した理由は?
『中学・高校生の頃から日本のサッカーには憧れていました。ガツガツするというか、スケールの大きな韓国のサッカーに、自分はフィットできませんでした。昔からパスを繋ぐというか、細かい技術を活かした日本のサッカーが自分には合っているのではないのかな、と思っていました。それが来日を決めた理由です。』

Q:元々、Jリーグの知識は持っていましたか?
『選手情報など細かいことまでは分かりませんが、どんなサッカーをするのかは映像などで観ていました。』

Q:Jリーグの具体的なイメージはありますか?
『韓国は奪ったボールを前線に蹴る、縦に速いサッカーをします。日本はボールを奪ったらスモールフィールドでパスを当てて前に行くイメージがあります。韓国より日本サッカーの方が、ボールを大切にするのではないでしょうか。』

Q:ジュニアユース時代にグアラニFC(ブラジル)への留学経験があるだけに、異国での生活にはそれほど不安はありませんか?
『ブラジル留学だけではなく、小・中・高・大と寮生活だったので、親元を離れて暮らしていました。だから今回、特に異国で暮らすことにも、言葉以外はストレスを感じていません。』

Q:ポルトガル語も堪能なのでは?
『ポキーニョ(ポルトガル語で「少し」の意味)。』

Q:昨年の夏には栃木に練習参加されました。ドリブル突破が印象的でしたが、一番サポーターに見て欲しいポイントですか?
『ドリブルもそうですが、クロスも観ていただけたらなと思います。』

Q:練習参加をされた時、栃木のサッカーにどのような印象を持ちましたか?
『韓国でやっていた練習とは異なったので新鮮でしたね。練習メニューも体系的でした。』

Q:グリーンスタジアムで実際に試合を見たと思います。スタジアムの雰囲気、サポーターの印象は?
『スタジアムはそれほど大きくありませんが、プレーしやすいなという印象を持ちました。サポーターも熱心に選手達を応援してくれていたので、自分も早くグリーンスタジアムのピッチに立ちたいですね。チャントを歌ってもらいたいですし、名前を呼ばれるようになりたいと思っています。』

Q:デヒョン選手が考える昇格に必要な条件とは?
『まだ1試合しか試合を観ていないので、具体的にチームの課題が何なのか分かりません。ただ、チームがJ1に上がるためには闘志や戦う気持ち、お互い助け合うことが絶対に必要になるはずです。』

Q:先日のニューインプレッションでは「うちが上に行くには必要な選手」という松田監督からの評価がありました。その言葉を聞いた時の心境は?
『そういう言葉をいただいたので期待に応えられるように、自分の力を出し切ることが重要だと考えています。』

Q:パク・チソン選手(マンチェスター・ユナイテッド所属)はJリーグからステップアップしました。デヒョン選手もいずれ欧州でプレーすることを視野に入れていますか?
『昔から自分の目標はJリーグでプレーすることだったので、欧州でプレーすることは現時点では考えていません。ただ、今後、自分が成長して挑戦出来るようになったら、その時に考えたいと思います。今は栃木で、Jリーグで頑張るだけですね。』

(前編)
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