2012新春特別企画として、新加入選手紹介インタビューを掲載いたします。2012シーズン新たに栃木ＳＣへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様により深く知って頂くために、インタビュー記事（前編・後編の2部構成）にて更新していきます。


第18回目は、メトロポリターノ（ブラジル）から期限付き移籍で加入したジャイロ選手＜後編＞です。

Ｑ：ジャイロ選手がサッカーを始めたきっかけは？
「４歳の頃に始めて、６歳からサッカースクールに入りました。土のグラウンドでトレーニングをするうちに、『サッカー選手になりたい』と思い、父にそのことを伝えました。両親の協力もあり、今の自分がいます。」

Ｑ：お父さんもサッカーはされていたんですか？
「父もやっていましたが下手でしたね（笑）。僕の叔父さんが「ジャイロはサッカーが巧いのに、お父さんは下手だね」とからかっていました。」

Ｑ：ご両親は来日する予定ですか？
「飛行機が怖いし、日本との距離があるので、それに耐えることができない、と両親は言っています。」

Ｑ：元々、背は高かったんですか？
「小さい頃から大きかったですね。」

Ｑ：サッカーを始めた当時からＦＷでしたか？
「ボランチでした。ボランチをやっていたのでスタミナがあるのかもしれないですね。ボランチでプレーした時に、ボールをこねてしまい失点に繋がるケースがたくさんありました。だから、監督が『前へ行け』と。それからＦＷになったんです。」

Ｑ：生まれ育った町はどんなところですか？
「暑い所です。でも、歴史的な建物であったり、滝や川などもあって良い所ですよ。お祭りも盛んに行われています。」

Ｑ：ジャイロ選手からは陽気なラテンの雰囲気を感じます。
「子供の頃から明るい性格です。サッカー選手として明るい性格は助けになっていますね。」

Ｑ：尊敬する選手はロナウド選手（元ブラジル代表）だそうですが、ＦＷならば誰でも憧れる存在ですか？
「ブラジル人にとってのアイドルですし、憧れの選手です。僕にとってのアイドルです。プレーはもちろん、怪我をしても活躍したし、サッカー以外の面でも素晴らしいと思っています。だからこそ、世界で３番目に有名な人物に選ばれたんだと思います（１位はローマ教皇ヨハネ・パウロ。２位がアメリカのバラク・オバマ大統領。ただし、出典は不明）。」

Ｑ：日韓ワールドカップで優勝した時には個性的な「大五郎カット」をしていました。真似しましたか？
「小さい頃、ワールドカップの頃には真似をしました。自分の周りでは結構、真似していましたよ。」

Ｑ：パウリーニョ選手の座右の銘は、「スペラソン（壁を超える）」です。ジャイロ選手の座右の銘は？
「フェ（信仰）です。自分にとって最も大切なのは神様ですから。」

Ｑ：ジャイロ選手の趣味を教えてください。
「インターネットです。ツイッターもフェイスブックもやっています。インターネット中毒です（笑）。ゲームも好きですよ。今はインターネット回線が繋がっていないので、繋がるようになったらツイッターで色々とつぶやこうかなと。」

Ｑ：背番号１８番はご自身で希望されたんですか？
「代理人には、『９番か１８番がいい』と希望を伝えました。１８番を付けた時に、自分はゴールすることが多かったので、自分にとってはラッキーナンバー。ラッキーナンバーを付けて、たくさんゴールを取りたいですね。」

Ｑ：背番号くらいのゴール数を期待してもいいですか？
「自分はあまり約束をする人間ではないので約束はできません。ただ、トレーニングをしっかりやることで日々成長していきたいですし、ゴールを挙げていきたいと思っています。」

Ｑ：初ゴール後のパフォーマンスは決めていますか?
「（振り付きで）ダンスを踊る予定です！」

Ｑ：ファン・サポーターにメッセージを。
「闘志を出して戦います。今作っているグループは本当に素晴らしいグループだと思っています。皆さんに喜びと希望を与えられると信じています。皆さんがスタジアムに足を運んでくれることが力になるので、Ｊ１に上がるためにスタジアムに応援に来てください。」

（後編）