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【2012新春特別企画:新加入選手インタビュー】臼井幸平選手<後編>

2012新春特別企画として、新加入選手紹介インタビューを掲載いたします。2012シーズン新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様により深く知って頂くために、インタビュー記事(前編・後編の2部構成)にて更新していきます。


第14回目は、湘南ベルマーレから完全移籍で加入した臼井幸平選手<後編>です。
2012新春特別企画として、新加入選手紹介インタビューを掲載いたします。2012シーズン新たに栃木SCへ加入する頼もしい選手たちを、ファン・サポーターの皆様により深く知って頂くために、インタビュー記事(前編・後編の2部構成)にて更新していきます。


第14回目は、湘南ベルマーレから完全移籍で加入した臼井幸平選手<後編>です。
Q:臼井選手がサッカーを始めたきっかけは?
「幼稚園生の頃から始めて、小学3年生の時にクラブチームに入り、『キャプテン翼』を観て育ちました。マラドーナが凄い!と思って観ていましたね。」

Q:当時から右サイドバックでした?
「小さい頃はFWで、攻撃的な選手に憧れていました。高校まではウイングでしたけど、途中からボランチに転向して、ボランチでプロに行ったんですけど、すぐにサイドバックになりました。呂比須(現G大阪ヘッドコーチ)とか凄い選手がいる時に試合に出させてもらって、今でもよく出られたなと思いますね。いい夢を見させてもらいました(笑)。でも、そこで試合に出られたことでテングになってしまい契約を切られ、1年サッカーをせずにトビ職をやっていました。サッカーを辞めようと思った時に、ちょうど日韓ワールドカップの時期で、盛り上がっていたので観ちゃって。またサッカーがやりたくなって、横浜FCのテストを受けて加入しました。サッカーをやらなかった1年でメンタル面に変化が起こり、サッカーができる楽しさを感じました。栃木も練習場を転々とするけど、それほど苦ではないですね。人工芝に関してもそうです。環境に関してどうこう言うつもりはないです。」

Q:サッカーが好きな臼井選手が、サッカー少年・少女にアドバイスするなら。
「身長が大きいだけで才能だと思うんですよ。僕は小さい頃から背が小さくて、そのことで厳しいことも言われました。だから、技術を身に付けたんです。DFとしてサイズが大きいに越したことはないと思うんですよ。サイドバックでも。レイソルの酒井君(宏樹選手)は大きくて巧いし。でも、小さくても1対1に負けなかったり、とにかくプロの世界で通用するところを見せたいし、見せていかなければいけないと思っています。」

Q:當間選手にも聞きましたが、湘南出身だと海がないことにストレスを感じるのでは?
「そうでもないですよ(笑)。小さい頃に行っていたのでね。子供が大きくなった時に行ければいいんじゃないですか。」

Q:インテルのマイコン、バルセロナのダニエウ・アウベスなど攻撃的なサイドバックに目が行ってしまいますか?
「行っちゃいますね。魅力的ですよね。高い位置に張っていることが凄いし、そういうプレーをしたいですけどね。日本では守備が要求される部分が多いけど、そこをしっかりやりつつ結果を残せる選手は魅力的ですよね。」

Q:古巣の湘南、山形戦に加え、新規参入の松本山雅では反町康治監督が率いています。楽しみな試合になりそうですね。
「そうですね。ベルマーレ戦は熱い気持ちになると思います。2度も解雇されていますからね(笑)。見返したい気持ちは強いですね。山雅を選ぶのはソリさんらしいなと。凄く良い監督ですし、事細かいですし、自分も育ててもらいましたから。3年一緒に仕事しましたけど、出会っていなければ今サッカーをやっていなかったんじゃないのかなと思っています。凄くサッカーを考えているので、J2に上がって来たばかりですけど、簡単には勝てないと思います。ソリさんには知られている分もあるので、対戦した時には知らないプレーを出したいですね。お互いの駆け引きが面白そうですね。」

Q:先日のイベントで触れ合われましたが、栃木のサポーターの熱はどうですか?
「熱は感じました。でも、もっと知ってもらわないといけないと思います。イベントのサイン会では列が途切れてしまうこともあったので。頑張らないといけないですね。」

Q:湘南は勝利の後にサポーターとダンスを踊ります。栃木は「県民の歌」を歌います。ファン・サポーターとの一体感も昇格への条件に挙げられると思います。
「もちろんですね。そこがないと厳しいですね。サポーターの方の応援で追い付けた試合もありましたし。栃木として盛り上がって、サポーターが増えることが絶対条件ですよね。そのためには自分達が勝たないといけない。まずは自分達が勝って、サポーターが付いて来て、一体になることが理想ですよね。」

Q:何度かグリーンスタジアムには来られていると思います。球技専用のスタジアムならではの雰囲気は感じられましたか?
「横浜FCの時にニッパツでプレーしていたんですが、その時の雰囲気に近いのかなと。だから、いいなあ、と。(タッチライン沿いは)パフォーマンスがいい時はポジティブな言葉が聞こえるし、逆の場合には罵声が飛んできます。それも選手じゃないと経験できないので悪くないと思いますよ。」

Q:最後にファン・サポーターにメッセージを。
「栃木は昇格争いに加われるチームだと思うし、最後の最後まで昇格争いをして昇格戦線に勝ち残って勝ち切りたいですね。サポーターの方には結果で示さないといけないので。6位に入りました。でも、結果的には上がれませんでしたでは、結局上がれなかったことと一緒なので。何位であっても最後に上がれればいいので、『絶対に上がるんだ』という気持ちと姿勢を見せていければいいなと思います。サポーターと一体になってJ1昇格したいので応援よろしくお願いします。」

(後編)
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