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【「北関東ダービー2011」J2第36節水戸ホーリーホック戦】試合に向けた監督・選手コメント
■松田浩監督：
「マリノス戦は先制するチャンスもあったし、先制された後でも、特に後半は２点目を取られるまでは、同点に追い付くチャンスがたくさんあった。先制すれば違った展開になっていたし、０－１から１－１になったら勝つチャンスがあった試合内容だった。その手応えは選手自身が感じ取っていると思う。ただし、抜け目のなさ、負けん気では相手の方が上だった。我々も負けん気では負けないようにしようとスタートしたが、うちにも良い選手はたくさんいるけど負けん気が足りない選手が多かった気がする。相手がＪ１だろうが、マリノスだろうが、良い試合をしたからといって負けても良いということはない。絶対に負けない、絶対に勝つという気持ちの部分は、ちょっとは出せたと思うが、マリノスは主力を出して来たし、緩みを見せることなく予想以上にきちっと戦ってきた。うちをリスペクトしてくれたことはひとつの成果だが、元々持っている負けん気は相手の方が強いと感じざるを得なかった。だから、Ｊ１というカテゴリーにいるんだと。プロの世界では精神力や負けん気が勝負を左右する。動揺せずにメンタルバランスを取る、闘争心を燃やすとか、マリノス戦はメンタル面の強さを見直す機会になったと思う。
水戸は多少メンバーが入れ替わったが、コンセプトは変わっていない。哲（柱谷哲二監督）イズムが１年をかけて浸透してきていると言える。戦う集団になって来たことが、最近良い試合をしている要因だと思う。徳島戦もマリノス戦も、過去２試合うちは良い試合をしているのに結果が付いて来なかったことは残念だった。次の水戸戦は良い試合をしただけでは不十分。なんとしても結果を持って来ないといけない。そのために特に秘策も魔法もない。戦う気持ちを持って、栃木らしいサッカーができるかどうかがポイントになる。水戸は戦う気持ちで負けないことを売りにしている。そこで負けないことから試合に入らないといけない。気持ちの面で上回り、その上で技術力や戦術力で差を付けるしかない。」
■河原和寿選手：
「マリノス戦は久々にＪ１のチームと対戦できるので楽しみにしていた。自分のプレーがどれだけ通用するのか試せるし、アピールするチャンスでもあった。トレーニングマッチとは違う雰囲気の中で、チームとしての力の差は感じたが、個人的には十分にやれる自信を持つことはできた。その一方で、まだ自分自身に伸びしろがあると感じたので、リーグ戦で自分に足りなかったと感じた部分にトライしていきたいと思う。
水戸はハードワークをベースに戦ってくるチーム。そういう形を持ったチームに対して、個々で負けないことが大切になってくる。鈴木隆行選手の映像はあまり観ていないが、Ｊリーグで活躍している選手なので、フリーにすると得点する能力は高いと思う。ただ、自分達の形の中でコントロールできれば、鈴木選手もスペースがない中でのプレーになると思う。自分達の形に持ち込めれば、良い守備から良い攻撃が仕掛けられるはず。
タイトルは常にチームとして狙わないといけない。今季はＪ１という目標があり、天皇杯もチャンスがあった中で先に進めなくなったが、「北関東ダービー」というタイトルを取るチャンスが残っている。水戸もタイトルが取れるのでモチベーションが高いと思う。水戸戦は決勝戦だと思って、内容よりもとにかく勝つことを意識したい。」
■廣瀬浩二選手：
「狭いエリアの中で自分達がボールを持っている時に、相手がプレスに来たところをかいくぐれれば、逆サイドに展開できれば、相手は困るはず。相手のプレスの狙いを外すことで、自分達がチャンスを作れるようにしたい。個人的にはサイドでボールを受けたら、どんどん仕掛けていきたい。仕掛ける部分とサイドを変える展開を、良い判断のもとでやっていければ良いと思う。
水戸は闘志むき出しで、皆がガンガン走って来るイメージがある。相手の特長が分かっている中で、自分がどういう準備をすれば良いのかが重要になる。こっちが先手を取れれば、相手も嫌がると思う。局面に応じて自分が何をするべきなのか考えてプレーすることを意識したい。「北関東ダービー」のタイトルはまだ取っていないし、次の水戸戦で今季の優勝チームが決まる。今年やってきたことを無駄にしないためにも、残り３試合でも成長した姿を見せていかないといけない。」
■大久保裕樹選手：
「チームとしてＪ１を倒して結果を出したかったので、マリノス戦は凄く悔しい結果になってしまった。個人的にもＪ１相手にどれだけ通用するのか試せる機会だったが、出来たところと出来なかったところがあり、今後の指標になる試合になった。
水戸戦では「北関東ダービー」のタイトルが懸かっている。タイトルを取ることでサポーターの気持ちに応えたいと思う。水戸は鈴木選手が加入しことでチームに軸が出来た。それにより周りの選手が生きてきている感じがある。直近の天皇杯では、ガンバ大阪を相手に結果を出したことで勢いもある。前回の対戦とは違った水戸になっていると思う。お互いに残り３試合を良い形で終わりたいと思っているはず。気持ちの面で負けていたら勝つことはできない。チームとして気持ちで勝る部分を大切にしていきたい。」
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「マリノス戦は先制するチャンスもあったし、先制された後でも、特に後半は２点目を取られるまでは、同点に追い付くチャンスがたくさんあった。先制すれば違った展開になっていたし、０－１から１－１になったら勝つチャンスがあった試合内容だった。その手応えは選手自身が感じ取っていると思う。ただし、抜け目のなさ、負けん気では相手の方が上だった。我々も負けん気では負けないようにしようとスタートしたが、うちにも良い選手はたくさんいるけど負けん気が足りない選手が多かった気がする。相手がＪ１だろうが、マリノスだろうが、良い試合をしたからといって負けても良いということはない。絶対に負けない、絶対に勝つという気持ちの部分は、ちょっとは出せたと思うが、マリノスは主力を出して来たし、緩みを見せることなく予想以上にきちっと戦ってきた。うちをリスペクトしてくれたことはひとつの成果だが、元々持っている負けん気は相手の方が強いと感じざるを得なかった。だから、Ｊ１というカテゴリーにいるんだと。プロの世界では精神力や負けん気が勝負を左右する。動揺せずにメンタルバランスを取る、闘争心を燃やすとか、マリノス戦はメンタル面の強さを見直す機会になったと思う。
水戸は多少メンバーが入れ替わったが、コンセプトは変わっていない。哲（柱谷哲二監督）イズムが１年をかけて浸透してきていると言える。戦う集団になって来たことが、最近良い試合をしている要因だと思う。徳島戦もマリノス戦も、過去２試合うちは良い試合をしているのに結果が付いて来なかったことは残念だった。次の水戸戦は良い試合をしただけでは不十分。なんとしても結果を持って来ないといけない。そのために特に秘策も魔法もない。戦う気持ちを持って、栃木らしいサッカーができるかどうかがポイントになる。水戸は戦う気持ちで負けないことを売りにしている。そこで負けないことから試合に入らないといけない。気持ちの面で上回り、その上で技術力や戦術力で差を付けるしかない。」
■河原和寿選手：
「マリノス戦は久々にＪ１のチームと対戦できるので楽しみにしていた。自分のプレーがどれだけ通用するのか試せるし、アピールするチャンスでもあった。トレーニングマッチとは違う雰囲気の中で、チームとしての力の差は感じたが、個人的には十分にやれる自信を持つことはできた。その一方で、まだ自分自身に伸びしろがあると感じたので、リーグ戦で自分に足りなかったと感じた部分にトライしていきたいと思う。
水戸はハードワークをベースに戦ってくるチーム。そういう形を持ったチームに対して、個々で負けないことが大切になってくる。鈴木隆行選手の映像はあまり観ていないが、Ｊリーグで活躍している選手なので、フリーにすると得点する能力は高いと思う。ただ、自分達の形の中でコントロールできれば、鈴木選手もスペースがない中でのプレーになると思う。自分達の形に持ち込めれば、良い守備から良い攻撃が仕掛けられるはず。
タイトルは常にチームとして狙わないといけない。今季はＪ１という目標があり、天皇杯もチャンスがあった中で先に進めなくなったが、「北関東ダービー」というタイトルを取るチャンスが残っている。水戸もタイトルが取れるのでモチベーションが高いと思う。水戸戦は決勝戦だと思って、内容よりもとにかく勝つことを意識したい。」
■廣瀬浩二選手：
「狭いエリアの中で自分達がボールを持っている時に、相手がプレスに来たところをかいくぐれれば、逆サイドに展開できれば、相手は困るはず。相手のプレスの狙いを外すことで、自分達がチャンスを作れるようにしたい。個人的にはサイドでボールを受けたら、どんどん仕掛けていきたい。仕掛ける部分とサイドを変える展開を、良い判断のもとでやっていければ良いと思う。
水戸は闘志むき出しで、皆がガンガン走って来るイメージがある。相手の特長が分かっている中で、自分がどういう準備をすれば良いのかが重要になる。こっちが先手を取れれば、相手も嫌がると思う。局面に応じて自分が何をするべきなのか考えてプレーすることを意識したい。「北関東ダービー」のタイトルはまだ取っていないし、次の水戸戦で今季の優勝チームが決まる。今年やってきたことを無駄にしないためにも、残り３試合でも成長した姿を見せていかないといけない。」
■大久保裕樹選手：
「チームとしてＪ１を倒して結果を出したかったので、マリノス戦は凄く悔しい結果になってしまった。個人的にもＪ１相手にどれだけ通用するのか試せる機会だったが、出来たところと出来なかったところがあり、今後の指標になる試合になった。
水戸戦では「北関東ダービー」のタイトルが懸かっている。タイトルを取ることでサポーターの気持ちに応えたいと思う。水戸は鈴木選手が加入しことでチームに軸が出来た。それにより周りの選手が生きてきている感じがある。直近の天皇杯では、ガンバ大阪を相手に結果を出したことで勢いもある。前回の対戦とは違った水戸になっていると思う。お互いに残り３試合を良い形で終わりたいと思っているはず。気持ちの面で負けていたら勝つことはできない。チームとして気持ちで勝る部分を大切にしていきたい。」