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【「板通スペシャルマッチ」2011J2第35節徳島ヴォルティス戦 高根沢町民デー】試合後の監督・選手コメント

■松田浩監督:
「相手は昇格が掛かっている。私達も今日勝てば、(数字上、昇格圏内に残る)というところだったが、それ以上にホームで勝ちたいという気持ちが強かった。よく戦ってくれたと思う。でも、結果が出ないということは、今日勝つということにはふさわしくないチームだということ。点が取れずに点を与えてしまったという点は課題。内容はどうであれ、勝てるチームにならないとだめだと思った。
課題はたくさんあると思う。みんな良くやっていたけど、本当に全員がやっていたのか?今季の勝っていた時期と比べて、団結力はどうだったのか?先発や、采配が間違っていたのではないか?などなど、考えてしまうことはある。どこかに欠けているところがあるんだろうと思う。ツキの面もあるが、(ツキは)自分たちで呼び込める面もあると思う。いろんなことを突き詰めて、足りなかった何かを埋めていかなくてはいけない。
今日は負けたが、次につながらない試合だとは思わない。いい試合をやってくれた。結果は出なかったが、方向性や戦う姿勢も見られ、次につながる試合だったと思う。
天皇杯に関しては、カテゴリーが上のチームと言うことだが、何が起こるかわからないし、自分たちのプレーを見せていきたい。
水沼は今回非常によかった。高木の穴はチームで一番パワーのある宏太に任せた。彼のハードワークぶりとか、積極性とか、あとは本橋とのコンビネーションも良かったので、攻撃的な布陣になっていたと思う。
今試合の後半のリズムの悪さは、やはり相手がリードしてしまっていた事が一番の要因だと思う。固められてしまったことが厳しかったが、そこを抜けて打開して欲しい期待もこめてサビアを投入した。」

■本橋卓巳選手:
「結果は結果。勝利を手繰り寄せる力がなかったということ。今回は宏太がボランチだったが、特にそれは気にせずに栃木のサッカー、自分のサッカーをやろうと思っていた。守備へ引っ張られてしまうかもしれないという心配はあったので、その点は宏太に気持ち良くプレーしてもらいたかった。今回負けたことで昇格はなくなってしまったが、それを理由に緩んでしまっては絶対にダメだと思うし、次の試合も全力で立ち向かっていきたい。天皇杯のマリノスはJ1の上位チームだし、栃木はチャレンジャーとしていい形で試合に臨んでいければと思っている。」

■水沼宏太選手:
「ボランチは違和感無くこなせていたと思う。前半はテンポよく引っ張っていけて良かったが、後半はどうしてもロングボールが多くなってしまった点は一つ課題として挙げられると思う。後半も前半のようにテンポ良くボールを回したり、空いているスペースに自分が入っていったりとか、そういう流動的な攻撃ができていれば(良かったができなかった)。今日は、チャンスは作れていたとは思うが、それよりももっと惜しいチャンスというか、点が入りそうなチャンスの場面を作り出せていたんじゃないかとも思う。今日のゲーム内容としては、支配していた時間はうまく相手を揺さぶることが出来ていたと思うし、自分のところでタメを作って展開したりとか、スキを突いて縦パス入れたりとか、そういうことを自分の中では考えながらやっていた。その点はいくつか出来たかなとは思うが、結果として残っていないので残念。このままズルズル負けて今年が終わるなら、今年の最初とか全く意味がなくなってくると思う。一つでも勝ちを積むためだけにやっていきたい。次のマリノス戦はどんな形で出るか分からないが、そこはモチベーションを高く持ってやりたいし、今日学んだことを活かしたい。楽しみ。マリノスだからといって意識しないわけではないが、とにかく目の前の相手に勝つということは変わらない。勝つことだけを考えてやるだけ。」

■大久保裕樹選手:
「失点の場面は見合った形になってしまった。ラインが少し下がり過ぎていたということもあってミドルシュートを打たれたと思うし、そこは反省点だと思う。結果的に点を取ることはできなかったが、下を向かずに全員が〝点を取ってやる〟という雰囲気は出せていたと思うし、実際にプレーでも表現できていたと思う。それだけに点を奪えなかったのが残念。
昇格はなくなってしまったが、プロとして応援してくれる人の期待に応えなければいけないし、そのためにいい準備をしなければいけない。なかなか結果は出なかったが、その間もみんなそれぞれもがきながらやるべきことはやっていた。その頑張った成果を天皇杯のマリノス戦で発揮して、形にできればいいと思う。」

■那須川将大選手:
「失点の場面は一瞬の隙を見せてしまって、本当にそこだけでやられたという感じ。今日の試合はサイドバックが高い位置を取れば相手も付いてくるということは分かっていたので、しっかり起点となって相手を押し込めていたと思う。今日もそうだったが、昇格がなくなったからといって一試合一試合に懸ける気持ちを変えずに、次の一試合をしっかり戦うということをやっていきたい。」

■河原和寿選手:
「僕らはもう後がない状態だったので、とにかく勝つことだけをイメージしながらプレーしていたが、勝てなくて残念。今日に関しては、ほぼ試合を支配していたのは僕らだったし、チャンスを多く作れていたのも僕らだったので、勝ちに持っていかなければいけない試合だった。失点の場面は僕とキーパーの連携がはっきりしなくて、相手に先に触られてしまった。自分自身がどうにかできた失点だっただけに、とても責任を感じている。ただそれ以上に、チャンスを決めきれなかったということの方に責任を感じているし、ディフェンダー陣、サポーターには本当に申し訳ないことをしてしまったなと思う。本当に悔しい。昇格を目標にやってきて、その目標が果たせないとなった時点で、僕らの使命は一つでも順位を上にして終わることだと思う。今日は上に行けるようなサッカーはできていたと思うし、残りの試合はそれを結果に結び付けられるようにハードワークしていきたい。」
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