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【2011J2第34節 ガイナーレ鳥取戦】試合に向けた監督・選手コメント

■松田浩監督:
「選手には2日間のオフで心も体もリフレッシュして欲しいと思っていた。しっかり自分達のサッカーをやるために、ルーティンの質を上げることに今週のトレーニングは主眼を置いた。一番の課題はメンタル面だと思う。勝者のメンタリティや勝つ雰囲気を取り戻したり、団結力を高めることが重要で、エゴで動いていてはいけない。
うちが攻めている時、鳥取にボールを取られた場合に、人数を掛けられるならば掛けた方が有効だとは思う。ただ、鳥取はボールを回すのが巧いし、そういうサッカーを志向しているので、闇雲に取りに行けばいいというわけではない。前節の富山戦での鳥取は(ボールの失い方が)不注意な感じを受けたが、うちの試合でも同じようなミスが起こるかと言えば、相手も修正して来るので起こらないかもしれない。ただ、攻めている時に相手にボールを取られたとしても、すぐに取り返すということは、鳥取が比較的ボールを繋ぐチームなので対策にはなると思う。」

■柴崎邦博選手:
「北九州戦の失点に関しては栃木らしくなかった。周りがカバーし合うことが大切だし、アラートな状態を保つ必要がある。ただ、アラートな状態を90分保ち続けることは簡単ではない。集中していても、どこか集中しきれないところはある。だから、要所を締めることが重要になると思う。勝っている時はそういうことが出来たし、要所でゴールを取ることも出来ていた。今は要所で踏ん張り切れていない。力を抜くと言う表現が適切なのかは分からないが、メリハリを付けることが大切だし、そういうことが出来るのが強いチームだと思う。無失点に抑えることは常に意識しているが、無失点に抑えようと強く意識するとプレーが窮屈になり、プレッシャーが掛かってしまう。あまり数字のことは意識せずに、全力を尽くすことだけを考えてプレーしたい。
小針さんとの対戦は楽しみにしている。身近で小針さんのプレーを見て来たので、とにかく同じ土俵に立って、一緒にプレーしたいという思いが強い。」

■本橋卓巳選手:
「北九州戦では調子が悪いなりに割り切ってやれれば良かったが、割り切れずにチグハグになってしまった。割り切るべきところは割り切る必要がある。北九州戦から鳥取戦まで準備期間が1週間あったので、自分達のサッカーが表現できるように、皆で確認しながらトレーニングが出来たと思う。
鳥取はフォーメーションが流動的なので、そこまで相手を気にし過ぎることなく、自分達のサッカーのベースを発揮することに集中したい。ただ、鳥取は後ろからボールを動かす意識が強いので、上手く引っかけられればビッグチャンスになる。プレスに行く場面と行かない場面のタイミングを皆で合わせていければいいと思う。ハメドは色々な場所に、特にうちの左サイドに流れて来ることが多いので自由にさせないようにしたいが、あまり意識し過ぎるとバランスを崩してしまう。いい守備からのいい攻撃を徹底できるように心掛けたい。
プロである以上、昇格の可能性の有無にかかわらず、チーム全員で勝点3を目指さないといけない。鳥取戦も目の前の試合に懸ける思いを出して戦いたい。」

■杉本真選手:
「先制されるとどうしても前掛かりになり、カウンターを食らいやすくなる。チームとして取り組んでいる組織的な守備も崩れやすくなる。そうなると、ふとした瞬間に失点してしまう。ここ最近は、失点の仕方が簡単すぎると思う。勝っている時、調子がいい時にはやられないような形から(今は)失点している。失点の仕方、90分を通してどう戦うのかも重要だし、いい流れを作るためにはゴールが必要になる。個人的にはゴールを取ることを意識して、チームを助けたいと思う。
鳥取はボールを繋ぐ意識の高いチームだが、富山戦では繋ぎの部分でミスが起こって失点していた。僕達も連動した守備からボールを奪えれば、自分達の攻撃ができるはず。相手があまりいい状態でない時には前からプレッシャーを掛けるべきだし、そうするためにいい判断が出来るようにしたい。」
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