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【カーシーカシマスペシャルマッチ 2011J2第31節湘南ベルマーレ戦】試合後の監督・選手コメント

■松田浩監督:
「天皇杯で勝てた事でチームの雰囲気も良かったし、立ち上がりも良かったので勝てそうだったが、こういう結果になってしまい残念だ。敗因は先制されたのが大きかったが、それまではよく戦えていたと思う。その流れで、今日は逆転できるかもしれないかとも思ったが、それができなかった。失点場面、2点目、3点目というのは、原因に関してはよくビデオで見ないとわからないが、結果的には力が足りなかったという事だと思う。ああいう形で点を取られる事は今まで無かったので、運が悪かったかもしれないが、しっかりと検証し、反省していきたい。」

■河原和寿選手:
「個人的には、力不足だった。立ち上がりは、相手守備の穴をついてサイドからクロスでしかけていたが、そのクロスも精度が欠けており、最後まで決めきれなかった。大きな力の差があったとは思えないが、相手はそれでもしたたかに3点を決めてきた。結果的に、自分たちのチームには力が不足していたということ。しかし、もし先制点をこちらが取っていたとしたら、流れは掴めていたと思う。先制してもおかしくない立ち上がりだったので、その勢いを90分間持続したかった。」

■赤井秀行選手
「最初はアタックできていた思う。しかし、先制されてからボール回しなどで若干あたふたしてしまった印象。失点の原因の一つには、カウンターへの意識の低さはあげられると思う。失点されてからは、相手の守備の裏に蹴ってひっくり返すような試合展開をしたかったが、今回はボールをつなぐ意識が強すぎた。前半の15分くらいは、本当にいい流れだっただけに残念。今試合をしっかり分析して反省していきたい。」

■高木和正選手
「立ち上がりは、最近のゲームでは一番良かったんじゃないかと思ったが、先制されてしまった。早い段階で3点入ってしまったが、もう少し何か出来たんじゃないかと思う。後半は、早い段階での得点を狙っていたものの、結果的に点を決める事が出来なかったので、それが現時点での自分たちの実力だと思っている。中盤がボールを持った時に、FWが相手の裏に抜けるような動きをどんどんしていくと、スペースが空いたりもするので、そういう動きを要求はしているが、タイミングが合わなかったりとかでなかなか出来ていない。ボランチがボールを持つ機会が後半戦では多くあったので、もっとそういう動きが出来ていればチャンスが増えたかもしれない。入江のスペースが空くという事はわかっていたので、そこはうまく使えていたかなと思ったが、そこだけではダメで他の選択肢も作っていかなくてはいけない。今日に関しては、そこが課題かなと感じる。やっぱり高い位置でもらうようにしないと、後ろで回していても相手の脅威にはならない。最近負けが多いので、一人一人の選手が本当にしっかりと考えなくてはいけないと思う。」

■水沼宏太選手:
「立ち上がり、点が入る前までは自分とカワさん(河原選手)のところの間にボールが入ってきて自分としてもやりやすかったので、その流れをどんどん続けていければ良かったが、1点決められてから立て続けに失点してしまった。そこまで相手との差はないとは思うが、今の自分たちは点を取る力が足りないということをしっかり自覚して取り組んでいかなければいけないと思う。失点はアンラッキーな部分もあったが防げた失点だったと思うし、自分たちが流れが欲しい時に、相手に自分たちがやりたいことをやられたと思う。一気に3点取る力というか、そういう流れは欲しいところだと思う。最初のパス回しであったり、できていることを続けていければこれからどんどん良くなっていくとは思う。ここで諦めてしまったらそこまでなので、まずは1勝をして波に乗れるようにやっていきたいと思う。どうしても勝ててなくて点も取れてなくてという状況だと、自信がどんどんなくなってしまう傾向に陥ってしまうこともあるし、チームにそういう流れが来てしまってるかもしれない。何とかその流れを断ち切りたいところで、ここから連戦ですぐ試合ができるということを逆に前向きにとらえて、今日の前半の立ち上がりにできたことを長い時間続けられるようにしていきたい」

■渡部博文選手:
「失点の場面は事故というかアンラッキーな部分もあったが、そこにいくまでの過程で緩い部分や軽い部分もあった。そういうことがあってラストパスの場面やゴール前まで持ち込まれていると思うので、自分たちの緩さや軽さで自分たちの首を絞めてしまっているのだと思う。前半は自分たちがボールを回せて支配できているという気持ちでいたし、実際そうだったと思う。中盤でもボールが回せていたしディフェンスラインでもボールが回せていたので、失点した後も「全然慌てることない」という話もしていた。ただ、ラストパスの精度の部分で、ロボやクンシクにいいボールが入っていかなかった。後ろで落ち着かせることができていても、フォワードの選手にいい形でボールを入れることができなければゴールにつながらない。いいサッカーをしていても、相手にとって一番怖いところを突けていないのが今日のウチの良くなかったところだと思う。もっとシンプルに「ゴール」というものをチーム全体で狙っていく必要がある。」
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