NEWS
ニュース
試合情報 試合情報

【第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 ホンダロック戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「次のステージに進むために結果が一番大事だったので、まず勝てたことが良かったと思う。ホンダロックさんは自分も視察に行ったが、その時からいいチームだなという印象を持っていて、かなり難しいゲームになると予想していてその通りになった。
最後まで苦しめられたというか、なかなか手ごわい相手だったと思う。カテゴリーが下のチームとの対戦は難しい部分があるが、スタートから積極的に前線から守備をして圧倒することを目指していたが、ところどころ意思統一ができていないところがあり、不必要な攻撃を受けることがあったのは残念な部分だった。
客観的に見て収穫が多いゲームではなかったと思うが、久しぶりの勝利であったり、複数得点が奪えたということも事実。その事実が状況を好転させていくこともあると思うので、そういう部分を前向きに捉えながら、修正点はしっかり修正していきたい。
次にJ1のチームと対戦する可能性があるが、公式戦でJ1のチームと戦えるということは、我々のような若いチームにとっては大きな経験と財産になると思う。そういう意味でも今日は勝ちたかったので、結果を残せてよかった。」

●崔根植選手:
「最初から相手のディフェンスラインが高かったので、その裏は狙っていた。得点の場面は練習通り相手の裏を狙えて奪えたゴールだった。ただ、もう1本あったチャンスを決め切れなかったのは残念。今日の試合でゴールも奪えて勝つこともできた。安心はしていないが、いい形でこの結果をリーグ戦につなげていきたい。」

●河原和寿選手:
「相手がカテゴリーが違うチームということもあり、こういう試合展開になることは予想していた。ホンダロックも全力でぶつかってきて、いい試合ができたと思う。その中で勝利という結果を残せたのは良かった。出場した場面は相手に少し流れが行きかけていた時だったので、まずは自分たちのリズムにすることを心がけていた。得点の場面はイリさん(入江選手)からいいボールがきたので、自分は本当に合せるだけのゴールだった。久しぶりのヘディングのゴールだったが、個人的にはヘディングでゴールを取るということを今季の目標にしていたので、次はリーグ戦で結果を出したい。」

●小野寺達也選手:
「先取点が取れた後に、早い段階で2点目が取れればもっと有利に試合を運べたと思う。チャンスは作れていたのでそのチャンスをしっかり生かすということも大切だし、もっとチャンスの数を増やしていくことも大切だと思う。個人的には、もっとボールに触り、リズムを出す時間を増やしたかった。触る時とセカンドボールを拾う時の判断をもっと早くしていきたいし、裏を狙うパスの精度ももっと上げていきたいと思う。天皇杯ではあるが、この勝ちで勢いをつけて、リーグ戦につなげていきたい。」

●高木和正選手:
「最初に何回かあったチャンスを決めていれば、もっと違った展開にできたと思う。天皇杯はJリーグのチームは勝って当たり前と思われているので、自分たちにもプレッシャーがあった中で勝てたのは良かったが、内容としてはあまり良くなかったので、反省するべき点は反省する必要がある。ただ、リーグ戦でも勝てていない中でのこの結果なので、しっかりリーグ戦につなげていきたい。
相手の中盤がダイヤモンドで、ボランチの選手をフリーにしてしまう時間が多かったので、そこをもう少し上手くケアできれば良かったと思うし、ディフェンスラインが高かったので、その裏をもっと使っても良かったと思う。相手のプレッシャーが早い中で、そのファーストプレッシャーを上手くかわせていればもっと楽にプレーできたと思うので、その部分の精度を一人ひとりが上げていかなければいけない。
天皇杯はJ1チームとガチンコで対戦できる唯一の大会。昨年はガンバに前半2-0でリードしていて逆転されてしまった。相手はウチのことは眼中にないかもしれないが、今年は自分たちがどれだけ通用するか、90分間しっかりチャレンジしたい。」
一覧へ戻る