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【第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 ホンダロック戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
「ヴェルディ戦の前は連敗していたし、前半に失点して例えば0-5で負けていたら、精神的に立ち上がれなかったと思う。ヴェルディの方が悔しい試合だったかもしれないが、うちも90分相手に押されて勝点を拾ったわけではなく、勝てそうな試合内容で勝点1を取った試合だった。だから、勝点1を得たことをきっかけにしないといけないし、まだ昇格に向けてツキがあるような気がする。ちょっと止まっていた車輪が動いたので、勝点1を今後に向けて利用しなければいけない。
ホンダロックと戦う上で、メンタル面に加えてピッチコンディションも難しい要素に入ってくる。リーグ戦ではピッチに合わせた戦い方を徹底できるが、相手がJFLになると蹴ってばかりではどうなのか、というところもある。ただ、勝たなければいけないので、そこは割り切る必要がある。いずれにしても、難しい試合になると思っている。
ヴェルディ戦の後に阪倉コーチと一緒にホンダロックの試合を観に行ったが、凄く真面目でまとまりのあるチームだなという印象を受けた。長崎の方が質の高い選手が揃っていたが、ホンダロックの方がまとまっていた。うちとの対戦が決まった時にはJFLの2位にいたわけで、その実力がホンダロックにはあると思う。相手がどういう戦い方をしてくるのか分からないが、セカンドボールワークや泥臭さなど、サッカーのイロハの部分で圧倒することで試合を支配するしかない。もちろん内容も欲しいが、何よりも優先されるのは勝敗だと思っている。」

●高木和正選手:
「ホンダロックの方がカテゴリーは下だが、相手は失うものがないので思いっ切り来るはず。こちらは負けられないので難しい試合になると思う。リーグ戦で結果が出ていないので、天皇杯で勝って弾みを付けたいと思っている。
ホンダロックはボールを奪われた後の切り替えが速いし、2列目からの飛び出しには注意しないといけない。ポイントをしっかり押さえて、ひとりひとりがサボることなく、自分達のサッカーさえできれば結果は付いてくると思う。相手のシステム上の弱点を突ければゴールは取れるはずなので、先制点を取ることで相手を圧倒したい。相手を勢いに乗せないためにも、前半の早い時間帯に先制点を取っていきたい。」

●杉本真選手:
「流れは良くなりつつあるが、流れを変えていかないといけない。最後に勝敗を分けるのは気持ちの部分になる。気持ちで上回った方が最後は勝つと思う。今は状況が悪いだけに、どんな相手にも、どの試合でも、どれだけ勝利にこだわれるかが重要になる。先週のヴェルディ戦も勝利にこだわって戦った結果、連敗を止めることができた。次はゴールを奪って勝つことが求められる。勝利への執念を前面に出してゴールへ向かっていくことが、個人としてもチームとしてもポイントになる。勝利にこだわる気持ちを出していきたい。そうすれば栃木は負けないと思う。
カテゴリーが下でも上でも戦う気持ちは、どのカテゴリーに対しても変わることはない。技術や戦術面に多少の違いはあっても、試合に対するモチベーションはいつも変わることがないし、いつでも相手を上回れるはず。相手のモチベーションを凌駕するくらいの気持ちで戦いたい。グリスタでの3連戦を経験したことで、ピッチコンディションには慣れた。その点に関しては問題ないと思う。」

●入江利和選手:
「天皇杯はトーナメントなので、リーグ戦とはまた違ったモチベーションで臨める。このタイミングで天皇杯が入ったことは、僕達にとっては良かったと思っている。ホンダロックに勝つことで、リーグ戦に勢いを付けたい。そのためにはチーム一丸となって戦うことが重要だと思う。勝つためには頑張るしかない。
ホンダロックはJFLで2位になったことで天皇杯のシード権を獲得したチーム。それほど実力に差はないと思うので、受けることなく積極的に戦いたいと思う。スタッフがしっかりスカウティングしてくれたので、相手の特長は自分の中で把握できている。攻めるべきポイントを押さえながら戦いたいと思う。ピッチコンディションに合わせた戦い方をして、とにかく結果にこだわっていきたい。」
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