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【2011J2第5節FC岐阜戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「非常に悔しい。変わらぬ応援をしてくれているファン・サポーターに申し訳ない。ホームの連戦で巻き返すどころか負けてしまった。かみ合わないなという印象。選手はよくやってくれたと思うが、結果がついてこないのが残念。前半の立ち上がりは良くなかった。このピッチでは長いボールを蹴って相手の背後を取るしかなかったが、そういう状況の中では相手のほうが戦い方を徹底していた。相手の方が、今日の状況に適したサッカーをやっていた。またすぐに試合があるし、戦い続けることが使命だから、下を向いていてもしょうがない。今日は立ち上がりの悪さはあったが、選手を責める気にはならない。今日に関しては、サッカーにおいて歯車が狂うと、こういう事になってしまうんだということを実感した日だった。こういう状況で真価が問われる。出来ることをやっていくしかない。」

●柴崎邦博選手:
「点が欲しくても、かといってディフェンスを疎かにするわけにはいかない。攻守のバランスが重要。前半、相手のペースで自分たちには苦しい時間帯が続いたが、それを抜ければ自分たちのリズムがくると信じていた。苦しい時間帯だったが、そう信じて我慢した。今日は、選手一人ひとりが、やりたいことがバラバラで、プレーがどっちつかずになってしまっていた印象。岐阜は、そこが徹底されていたし、シンプルで良いサッカーをやっていた。連敗してしまったが、今は次の試合に向けて準備するしかない。しっかり反省して自分自身の成長につなげていきたい。」

●渡部博文選手:
「守備は裏のケア、クロスの対応ミス。攻撃に関しては精度の悪さ、センタリングにしてもシュートにしても、もっともっと枠にいけるシュートもあったと思うし、まだまだ精度が足りないな、という感想。今日は歯車がかみ合ってなかった。何かちょっとしたことがズレている。守備に関しても、小さいことが失点につながってしまっている。センタリングにしても、絶対あいつに合わせるんだ、という気持ち。その部分がまだまだ足りなかった。今日決め切れなかった原因だと思う。連敗に関しては、そこまでメンタルに影響はないと思う。気持ちのない選手なんていないし、みんな戦っているので、一人ひとりがどれくらいJ1へ行きたいかという気持ちを見せないといけない。フォーメーションとかポジションが悪いとかではなく、相手に対してどうやって戦えばいいかというのを整理して、次のヴェルディ戦は、気持ちはもちろん、頭を使ってどうやって圧倒するかということを考えたい。」

●水沼宏太選手:
「勝っている時の攻撃に出る勢いとか、入るんじゃないかという雰囲気というかそういうものが今ないと思うし、波に乗ればどんどん点を決められるチームだから、そんなにあわてることも無いと思う。流れが来ることを信じて、次の試合に臨むだけ。岐阜の方がやることははっきりしていたのかなという印象はある。自分たちのチームは、畳み掛けるように二次攻撃、三次攻撃というのが出来なかった。そこはもっとチームをコンパクトにまとめなければいけなかったし、そのために話し合っていかなければいけない部分だと思う。」

●大久保裕樹選手:
「前半の立ち上がりはもっとシンプルに、セーフティにプレーしたかったが、何かやろうとしたところを相手に高い位置で取られてショートカウンターを受ける形になってしまい、相手に流れがいってしまった。グラウンドもグラウンドだったので、シンプルに相手の裏に蹴ってそのセカンドボールを拾うという狙いだったが、最初は徹底されていなかった。それをやりだしてからはチャンスも作れていたし、自分たちの時間もできてきたかなと思う。岐阜がやれていたというよりは、自分たちがやるべきことをできていなかったという感じ。結果が欲しくて積極性が出るのは悪いことではないが、その気持ちの表現の仕方を一人ひとりが突き詰めて考えなければいけない。個人の問題が解決すればチームとしてもリズムが出てくると思う。この結果は悔しいし情けない。応援してくれている人にとっても、最も求めていない結果だと思う。その現実をしっかり受け止めて、もう一度上を目指してやるべきことをやっていきたい」

●高木和正選手:
「前半の立ち上がり、流れが悪い時に一度外に出してその流れを切ったりして断ち切れていたら、また違った流れになったかもしれないが、あの時間帯は相手の方が出足も早くてズルズルいってしまった。相手の裏を突くとか、中でもそういう話はしていたが上手くできなかった。自分も立ち上がりは足元でボールをもらおうとしたが、相手も前からきていたので相手の裏を突くことを徹底して、自分はポジション的にもセカンドボールを奪うことを意識していたが、そのセカンドボールも相手に転がることが多くて、前半はいい形が作れなかった。ただ、いつもの自分たちであれば、そういう状況の時に失点してしまっていたので、その時間帯を守れたのは良かったとは思う。このホーム3連戦はサポーターも期待してくれていたから人も入ってくれていたし声も出してくれていたと思う。その期待に応えなければいけなかったが、応えられずに申し訳なく思っている。相手も古巣の岐阜ということで、少し気持ち的に落ちた部分はあったが、サポーターから「下を向くな」という声をもらえてありがたかった。その期待にしっかり応えたい。」
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