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【「ミズノスペシャルマッチ」2011J2第29節ロアッソ熊本戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「どうしても結果が欲しかったので非常に残念。0-0の時間が長く続いて、先制された。そこからは相手が引いた事もあるし、グランド状態が悪い事もあり、どうしてもこちらがパワープレーをするという流れになって逃げ切られてしまった。失点に関しては、あまりにも安い失点だった。全体としては熊本の方がアグレッシブさはあった。全体的にうちにはもう少し激しさが欲しいところだった。その最たる所があの失点に現れている。セカンドボールワーク、球際とか、先手を取っていかなくては行けない。失点の場面では、人任せのプレーになってしまっていた。90分の中で一瞬でもそういう場面が出てはいけない。今日はそこをつかれ、みすみす失点してしまった。」

●西澤代志也選手:
「点が入らないとサッカーは勝てないという事がよくわかった気がする。富山戦よりはよく戦えたと思う。立ち上がりのカウンターなどでもチャンスは作れていた。ただ、とにかくゴールが、点だけが無かった試合だった。相手はワンチャンスを決めてやるという能力とか気持ちも含めて、あの点に繋がった。結局、強いか弱いかでいったら、弱いんだなというか、相手の方が試合巧者だった。一点取ったら引いてきたし、とにかく前半のチャンスがあった中で決めきれなかったのが今試合の最大の敗因かなと思う。」

●入江利和選手:
「結果を出さなきゃいけない試合だったのに、出せなくて本当に、本当に残念。交代してから決定機に絡んでいきたかったが、もう少し良いボールを入れたかったし、入りきらなかったのはすごく悔しい。失点を招いてしまった事も含めてチーム全体の責任だと思う。でもまだまだチャンスは残っていると思うので、切り替えて、前を向いてやっていきたい。」

●河原和寿選手:
「今日はサッカーの難しさを痛感させられた試合だった。前節、自分は不完全燃焼だったので、開始1分からフルパワーでいこうと決めていた。その中で何度かチャンスを作れたが、そこで決めきれなかったのは申し訳なかった。全体を通して栃木は良いサッカーをしていたと思うが、結果が全て。サッカーの難しさや怖さを思い知らされた試合だった。前半いい流れで試合できていたので、相手の先制は僕自身はそんなにダメージ的には大きくはなかったが、でも最終的な結果が0-1だったという事は、(先制点が)最後まで重くのしかかったんだと思う。相手もディフェンスラインを厚くしてきたし、そこはもっとうまく打開していければ良かった。相手のラインが引いてからも別にやりづらいという印象は無かったが、それでももしこちらが先制点を取っていれば、相手が後手に回って勝ちきれていたとも思う。最終的には負けてしまったが、今日みたいなサッカーは、見ている人も楽しいと思うし、全員全面に出ていた。が、しかし点を取る事が出来ず負けてしまった。これが現時点での栃木の実力だとも思う。内容は良かったから、次ももっといいサッカーが出来るように全員頑張らなくては行けない。点が入らないからといって、パスを選択してしまったり消極的になるのは、一番やってはいけないこと。こういうときだからこそ、積極的にいかなければいけない。負けているからといって、次の試合に向けて下を向いている選手は誰一人いない。気持ちを切り替えてやっていきたい。」

●赤井秀行選手:
「今日は失点の場面しかピンチはなかった。前半からいいサッカーができていたので、本当にもったいなかった。失点の場面では、自分ももっと予測をして点を決めた選手に寄せられていれば良かったと思うし、後は声ですね。裕樹さん(大久保選手)とマサさん(大和田選手)が見合ってしまっているのであれば、後ろから自分が声を掛けてあげられれば良かったと思う。点を取った後、相手があんなに引くとは思っていなかったが、どうしても1点リードしたチームはああいう感じになると思う。失点してしまうと難しい試合になってしまうことを改めて実感した。そうならないために自分たちが早く先制して勝ち切りたい。サポーターにはホームで勝てなくて本当に申し訳ない気持ち。この悪い流れを断ち切って、上を目指してやっていきたい。」

●水沼宏太選手:
「個人的に今日の試合に懸ける気持ちは強かった。自分がいなかった時に2連敗していて、チームに勢いが足りないと感じていたので、外の空気を吸ってきた自分が何とかチームの流れを変えることができればいいなと思っていた。前半良い入り方をしただけに、もったいない試合だったなと思う。先に点を取られて相手に引かれてしまうと、なかなか攻め手がないのが今のチームの課題。今日の試合も先制されてからも時間があったので、放り込むのではなくて揺さぶりをかけても良かったかなと思う。ただ、その時に一人二人だけが言うのではなく、チーム全員が同じ気持ちを持ってもう一回落ち着いて攻めよう、一本ずつ返していこうという気持ちが大切だし、考え方を変える必要があると思う。」

●柴崎邦博選手:
「前半から良い形でできていて、後半もピンチらしいピンチはなかった。あの一本だけだった。久しぶりの出場だったので、チームの流れを変えたいという気持ちもあったし、自分のチャンスでもあると思っていた。このチャンスをつかむためにゼロで抑えたい気持ちがあったので残念。間を置かずに次の試合が来るので修正をするのは難しいかもしれないが、逆に試合中であっても修正は可能だと思うし、次もチャンスをもらえたら、練習でも試合でも声を出し合って修正をして、どんどんチームを良くしていきたいと思う。」
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