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【2011J2第4節 FC東京戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「アウェイでFC東京を相手に最低限の結果を残せたのかなという見方もできるが、1-0で勝つには持ってこいの試合展開になっていたし、もったいないシーンがあった。最後の精度を上げて、勝ち切る試合にしたかったのが正直な感想。最後の最後のところで精度が足りなかったので、得点できなかったことは、これからの課題になる。もっとチャンスの場面に立った選手が自信を持って、勇気を持って欲しかった。FC東京が相手でも出来ることは分かったと思うので、この結果が今後に活きればいいと思う。
(3枚目の交代カードは)相手が両ワイドを2枚代えてフレッシュな足を入れて来たので、入江か赤井かどちらかを使おうと思っていた。点が取りたかったので、入江を使う方がハードワークで守備をしながら得点が狙えるのかなと思った。入江には今週は左ワイドのポジションでやってもらっていたので期待していた。高木を中に入れたのは、守るというよりも最後まで得点を狙いに行って欲しかったから。攻守にバランスが取れると思ったので、(入江を左に、高木をボランチに入れる)形を採用した。
(パウリーニョが欠けた後に)特に指示を与える時間的余裕はなかった。ただし、十分にパウリーニョが居なくなってからもカウンターの形は出来ていた。クロスの精度や落ち着きがあれば、こちらの注文通りになっていた。1-0でも2-0でもとにかく点を取って勝ちたい試合だった。相手も最終的には出てこざるを得ないし。相手はこじ開けなければいけないので、うちの方がカウンターの回数は多かった。前半もロボが何本かシュートを打った場面があったが、最後の精度が良ければ、落ち着き、自信、勇気があれば、得点まで行けていた。パウリーニョが居なくても、チャンスは作れていたと思う。」

●入江利和選手:
「最初は守備から入ろうとした。相手の石川選手がキーだったので、那須(那須川選手)とどうにか抑えられればいいなと思っていた。もう少し落ち着ける場面でパスミスがあった。どんどん走って、相手の裏のスペースを突くことを求められていた。出来た部分もあるが、最後のパスの精度がずれたところもあった。そのあたりは改善したい。(最後のCKのクリアは)あそこは自分が守る位置なので、ボールが来たのでクリアするだけだった。今日は勝てる試合だった。ちょっとしたミスで勝ち切れなかったので、こういう試合を勝ち切れるようにしたい。」

●高木和正選手:
「前回ホームで勝った試合よりもカウンターの質やスピードは良かったが、自分も含めてパスミスが多く、そこからピンチを招いていた。ピッチも良かったし、イージーミスはなくさないといけない。思ったよりも相手が前に蹴ってきて、やり方を少し変えてきた印象はあった。後ろでしっかりブロックを作って、いい守備が出来て、カウンターからシュートも打てていた。後半もカウンターは出来たが、シュートに持ち込めなかった。フィニッシュで終われば後ろの選手も助かる。もっともっとシュートの意識を持たないといけない。ボランチに入ってからはロングボールが増えていたので、中盤でボールをさばこうと思ったが、セカンドボールを拾うことを意識した。上位は勝点が詰まっている。これからはひとつひとつの試合を大事に戦わないといけない。ひとつひとつの試合、ワンプレーワンプレーに気持ちを入れたい。」

●宇佐美宏和選手:
「最低限の結果を残せた。無失点に抑えられたのは評価して良い。ただ、カウンター後のシュートやラストパスの精度を、自分自身も含めてしっかりやらないと点に結び付かない。今日はシュート数が少なかったし、シュートに持っていくまでにカウンターを食らっていたので、そのあたりは改善しないといけない。相手が問題だったというよりも、今日は自分達のミスが多かった。本当にイージーなミスからカウンターを受けていた。FC東京が相手でも回せるところは回せた。もっと慌てないようにしたい。そうすれば押し込まれる時間が減る。どこが相手でもプレスに来た時に落ち着いてボールを回せれば回せる。今日も打開できたところがあった。ポゼッションをチーム全体として上げないといけない。1対1で負けているシーンもあったので、そこも改善する必要がある。ただ、ゴール前では体を張れていたので、シュートを打たれても怖くはなかった。

●小野寺達也選手:
「後半にカウンターの精度を上げたかった。無理だった場合に自分がボールを引き出して、サイドバックから横からのボールを受けたり、時間を作ったりできれば良かった。後半の半ばに、中盤が空いた時にボールを受けられれば良かった。今日は最後の質が自分も含めて良くなったと思う。失点しなかったのは良かったけど、カウンターでもう少しチャンスを作れれば良かった。前半はそれなりにチャンスを作れたので、後半も同じようにチャンスを作れれば良かった。もし次節も自分が出られたら、パートナーと呼吸を合わせてプレーしたい。」

●大久保裕樹選手:
「前半にあったいくつかのチャンスを決めていれば、前回のようなゲーム運びが出来たと思う。それが出来なくても、後半にもチャンスは作れていた。どこかでリスクを冒してゴールを狙う必要があったので、チャンスを窺ってゴールを狙っていた。FC東京は前回に比べてシンプルに縦にボールを入れて来た。そうされるとラインが下がり、ルーカスへのクサビを何本か狙われた。試合の中で修正しようと声は掛かっていたが、もう少し厳しくいければ良かった。相手は3連敗できないということで、前回よりもモチベーションを高く感じたし、チームとして戦おうという意識を前回よりも感じた。ここからは1試合1試合の重みが増してくる。それは皆が理解していると思う。普段のトレーニングから向上心を持ち、ストイックにやっていく必要がある。その積み重ねが勝ち切ることに繋がる。徹底してやっていきたい。前半にあったチャンスを、FWや前の選手だけの責任だけにするのではなく、パスのクオリティを上げられれば、もっと良い状態でシュートが打てるはず。FC東京のような相手に対しても勇気を持って、一歩踏み出すプレーを今後はやっていかないといけない。今日も守備に関してはやりたいことが出来ていた。相手の変化に対しても臨機応変に対応できた。」
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