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【2011J2第3節ガイナーレ鳥取戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「試合の総括の前に、この場をお借りしまして、松田直樹君の件で、非常に残念ではありますが、チームを代表してお悔やみを申し上げます。彼は大きな志をもってJFLでサッカーの楽しさを伝えようとしていた途中だから、本人にしても悔しいと思う。我々もその志を引き継いでいかなければいけない。本橋とか水沼はマリノスに関わっていた選手だったから、ショックだったと思うし、もちろん僕もすごくショックを受けた。今回の震災と同じことだと思うが、僕たち残された人間は彼の大きな志をしっかり受け継いでいかなければいけない。自分たちは心身共にストレスのかかる仕ことをしていると思うので、自分の健康管理に関してはいくら意識したとしてもし過ぎることはないと思う。しかし、防ぎきれないこともどうしてもある。何が起こるか分からないから、本当に一瞬一瞬を精一杯生きていかなければいけないということを、教えてくれた。
ゲームの方は、ホームで久しぶりに勝ち点3をあげることができて、サポーターの皆様には待たせてしまったなと思うし、終わった後の県民の歌を聴けてよかったと思う。でも、攻守に渡って、まだまだ改善点はあるし、試合の流れとしては追加点を取って勝ちきる試合にしていかなければいけないとも思った。チャンスはあったがなかなか決まらなかっただけに、ディフェンダー陣は苦しい中で集中が切れそうだというところもあったと思う。危ないシーンもあったが、よく頑張ってくれた。サビアについても素晴らしかったが、ディフェンダー陣の活躍からの無失点は素晴らしいと思う。
うちのチームはロボが頑張って得点源となって引っ張っていってくれているところもあるが、誰が出てもいいような戦術も浸透させてきている。点が入ろうが入るまいが、勝っていようが負けていようが、やるべきことはやらなきゃいけないということは、試合前に確認したい。それがやっぱりディシプリンだし、いくら辛くてもそこを守ることができれば、後半辛い時間帯でもいいスパイラルが生み出せることにもつながる。ちょっとしたことでもサボらず頑張る所がうちのサッカーだし、前半はそれがよく出来ていたと思う。」

●サビア選手:
「(ゴールに関しては)自分自身も待っていたし、、サポーターも待っていたと思う。サポーターに見せることができて良かった。宏太からのシュート性のクロスだったが、いいポジションにいたのでゴールできたと思う。ロボとのコンビネーションは試合を重ねるごとに良くなっていると思う。ロボはインテリジェンスのある選手なので、これからも良い連携を取っていきたい。チームとしてもいいプレーができていたと思う。今後もゴールを続けていきたい。すべてのFWがそれを狙っている。これからもチームを助け、J1昇格を狙っていきたい。だいぶ日本にも慣れてきたし、日本でプレーできていることは大変うれしく思う。」

●落合正幸選手:
「ホームでなかなか勝てない中で、歯がゆい気持ちだったサポーターに対して、勝利という形で応えられたと思うが、簡単な戦いではないということは、サポーターもわかっていると思う。サポーターは、一緒に戦っているという気持ちだと思うので、僕らもそれに応えられるように頑張っていきたい。監督も日ごろの練習から見て、選手起用をしてくれているので、練習通りにプレーしようと心がけた。」

●杉本真選手
「久々に勝ち点3が取れてよかった。ロボとサビア、FWの二人の連携が非常に良かった。サビアとの連携は、できるだけサビアが動き出しをした時にはいい状態でボールを出してあげること、あとはうまくボールが出た時にサポートしていくということが、心がけてやっている所。今回ボールを高い位置から取れる時はできるだけ前に枚数をかけていくということは、チームとしてやろうとしていたことだった。その中でうまくカウンターができていたり、中盤でボールを取ったあとのカウンターとかも良かったと思う。今回はヘディングのシーンが何回かあって、動き出しも良いボールも来ていたので、決められなかったことは本当に悔しい。今日は本当悔しいので、またトレーニングですね。」

●赤井秀行選手:
「今日はとにかく勝てたので良かった。これまで自分が出た時はあまりオーバーラップをすることができていなかったので、今日は積極的に前に出ていこうと思っていた。ワイドの選手にボールを預けて後ろを抜けていく動きは練習通りにできたと思うし、クロスを上げることもできていた。後はそのクロスの精度をもっと上げていかなければいけないと思っている。」

●入江利和選手:
「勝てて良かった、それだけです。試合が終わったばかりなので何とも言えないが、とにかく自分が出た時は自分らしいプレーをしようと思っているし、勝ちという結果が出たということはそのプレーがいい方に転がったということだと思っている。今日は逆サイドの赤井の方にスペースが多かったしクロスまでいけてもいたので、自分としてはバランスを考えながらプレーしていたし、できていたんじゃないかと感じている。」

●武田博行選手:
「100試合出場となる試合だったが、特に意識はしていなかった。それよりもホームゲームで勝ち点3を取るためにゼロで抑えようといつも通りに臨んだ。今日の勝ちに関して自分は特に何もしていないので味方には感謝している。なかなか追加点を奪えない展開で相手に押し込まれる時間帯もあったので、今日は集中力を持続させるのが難しい試合だった。ただ、みんな最後まで身体を張ってプレーしてくれていたので、みんなに感謝したい。何とか1-0で逃げ切る形をとれて、1-0から追い付かれていたこれまでの反省が生かされたと思う。」
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