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【「コジマスペシャルマッチ」2011J2第23節ファジアーノ岡山戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「結果に関しては非常に残念。ホームで勝てない状況が続いている。上位に行くためには勝ち点3が欲しいのに、勝ち点1しかとれないのは厳しい。相手は引き分け狙いという試合をしてきて、その通りになったという流れもあった。試合内容的には決定機、特にセットプレーを活かしたかったが、決めきれなかった。相手のフォーメーションは3-4-3だったが、場合によっては5バック、6バックになってくるチームだから、簡単ではないのは確か。しかしゲームをより難しくしたのは自分たちかもしれない。ピンチの数が多すぎて、それによって相手のメンタルコンディションが良くなったりしたので、その辺が試合を自ら難しくした要因なのかなと思う。
今日はセットプレーで決まってもおかしくないようなタイミングは何回かあった。セットプレーが決められないのは、決定力不足であるから。だからセットプレーが決まらない事に関しては何とも言いがたい。こちらのセットプレーでは、そこからカウンターを受けてしまう機会が多かったし、それはカウンターを受けやすい所に蹴ってしまっていたり、ポジショニングが悪かったり。そういう部分も全て含めてセットプレーだと思う。もっとそういった全体の精度を上げていかなければいけないと感じる。
今日は無失点だったが、ピンチの数からいったら、無失点の記録なんて今日で途切れているといってもいい。結果オーライであって、今日はなんとしても勝ちたかった試合だ。」

●鈴木修人選手:
「相手のペナルティエリアまではつなげていたが、そこからの精度だったり、ラストパスの精度だったり、相手の嫌なところを突いたり、そういうプレーができなかった。低い位置での揺さぶりはできたが、前での揺さぶりができなかったし、最後のラストパスの精度も悪かった。相手よりシュートが少ないのがおかしい。前回の試合よりも雰囲気は出ていた。セットプレーに関しては、最近はキッカーの精度が悪かっただけだったので、合ってきたというより、キッカーがいいキックをすれば合うと思う。セットプレーも大事だし、ミドルシュートももっとすれば、ボディブローのように効いてくると思う。負けなかったことはよかった。」

●廣瀬浩二選手:
「ホームであれだけお客さんが入ってくれている中で、うまく主導権を握って攻められるときと攻められないときの差がある。最近の試合はチャンスを活かせてなかったので、チャンスを活かしていこうという話をしていた中で、今日はチャンスを作れていたことは良かったが、その反面ピンチも多かった。ファーストディフェンダーの問題だったり、みんなで取りに行くところなどは、チーム全体での意思統一が大切になってくる。いい守備からいい攻撃というのが栃木のサッカー。いい守備ができて、いい攻撃ができたときに、決定機を外してしまうと、チームがのっていけないので、先制点をきちんと取りたい。0-0の場面で途中から出て、どんどんDFの背後を取る動きは得意なシチュエーションなので、そこでしっかり点を取ったり、アシストしたりしたかったが、結果が出せなかったので、きちんと練習していきたい。もっと背後を取る回数を増やしていきたい。」

●高木和正選手:
「前半は後ろでしっかりボールを回せていたが、サイドに入った時の攻撃が手詰まりになってしまった感じはあった。相手も5バック気味に引いていたというのもあるが、引いた相手に対してどう崩すかということを練習からもやっていたので、しっかりできなかったというのは課題だと思う。自分も含めて前の選手に動きが出た時にチャンスがあると思うので、もっといい形で動き出していかなければいけない。こういうゲームを勝って、しっかり勝ち点3を取っていかないと上には行けないと思うので、もっと突き詰めてやっていきたいと思う。」

●堤俊輔選手:
「グリスタで初先発だったが雰囲気はすごく良かったし、その雰囲気を作ってくれたサポーターのためにも勝ちたかった。自分たちのいい流れの時に点を取らなければ、こういう難しい試合になってしまう。やってはいけないミスが自分も含めて何度かあったし、そういう部分を次からはしっかりとやっていきたい。ゲーム前から相手が引いてくることは分かっていたので、高い位置でボールを受けていいボールを供給していこうという意識はあった。前半は何回かいい形でボールを受けてクロスまでいけたが、最後の精度の部分が足りなかった。その部分はもっと上げていきたいと思う。」

●武田博行選手:
「前半は、練習でやってきた後ろでしっかりビルドアップして攻めていくという形はできていたと思うが、その中で点を取れなかったことで難しい試合にしてしまったと感じている。後半はどうしても点を取りに前がかりなってしまった分、相手のカウンターがはまってしまった。その中でも予測をしっかりして準備をしておく必要があった。そういう部分で相手に隙を与えてしまったし、相手に「いけるかも」という意識を持たせてしまったのかもしれない。攻撃も守備も、予測だったり判断だったりという部分を磨いていかなければいけないと感じている。」

●大和田真史選手:
「正直、残念だなという印象はある。ボールを持っている時間は長くてもきちんとやり切るというところまでいけなかった時もあった。最悪シュートまで持っていくというところまでいければ、チームとして一つ二つランクが上がっていくんじゃないかと思う。カウンターを何度か受けてしまった部分で、リスクを冒して前がかりになるポジションを取る必要があったとしても、自分やナベ(渡部)、タケ(武田)を含めた後ろの人間はリスク管理もしっかりしていなければいけない。どこにボールが入った時に誰が行く、ということをはっきりさせておけばもう少し防げたと思うので、その辺は次の課題だと思う。」
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