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【「コジマスペシャルマッチ」2011J2第23節ファジアーノ岡山戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
「今週のトレーニングでは、岡山の3-4-3に対するビルドアップの部分を確認した。岡山は真面目に走るし、強い気持ちを持って戦う印象がある。チアゴが居る時と居ない時では雰囲気が違う。チアゴが居ると攻撃の軸ができるので、チアゴにボールが入った時には周りの選手が信じて動き出せる。狙いがはっきしりとしているので、オートマティックな部分が出てくる。チアゴが出た試合は断片的にしか観ていないが、うちと戦った試合の後半もそうだが、かなり点を取っている。点が取れる選手が居るとチームに元気が出るし、『行ける』という気持ちが芽生えることで、我慢すべきところで我慢できるようになる。岡山は3-4-3の弱点に対する対策を練っているだろうし、前回対戦した時の前半のようには簡単に試合は運ばないと思っている。」

●サビア選手:
「日本にも、栃木の環境にも慣れてきているし、日本で生活できること自体が嬉しい。トレーニングもしっかりできているし、監督の信頼を得てきていると感じる。自分が試合に出場して良いプレーをすることで、チームを助けたいと思う。
チームにはリズムがある。昨季から引き継いでいる部分、今季の半年間で築き上げた部分がチームにはあり、来日当初はチームのリズムに合わせるのが難しかったが、チームスタイルに慣れて来たことで、自分のリズムでボールがもらえるようになってきた。トレーニングからロボとのコンビネーションが良くなるように努力している。試合に2人で出ることで、コンビネーションの部分はもっと向上して行くと思う。ロボはインテリジェンスのある良いプレイヤーなので、コンビネーションを作ることは難しくない。必ず良いコンビネーションを見せられると思っている。」

●大和田真史選手:
「岐阜戦で獲得した勝点3は大きかった。内容うんぬんよりも、札幌、京都、鳥栖とドローが3つ続いていたので、昇格を狙うならば勝点3が必要だと思っていた。もうひとつドローが続いたら苦しくなっていたので、1試合でも早く勝点3を取れて本当に良かった。もちろん、修正すべき点はある。ただ、一番いいのは、勝って次の試合に臨むまでの準備ができること。勝ちながら反省できれば、勝点も積み上がり、レベルアップも同時にできる。それが一番ベスト。ずっと失点が続いていたので、ここ2試合無失点に抑えられて、チームに自信が出てきているのを感じる。全員守備の結果が出ている。次の課題は2点目、3点目を取ること。追加点を取れれば試合を決定づけられる。そのためにはボールが動いた時に、全員がその動きに関わるようにしなければいけないし、ボールを持っている選手を孤立させないことが重要になる。イメージを共有しながら、イージーなミスも減らしていきたい。
岡山との前回の対戦では、チアゴにやられた。困った時にチアゴに放り込んでおけば、なんとかしてくれるというような雰囲気を、岡山からは感じる。こっちが良いプレスを掛けた時に、クリアに逃げたボールがチアゴに入る時がある。苦し紛れに蹴ったボールもチアゴは収めてしまうので、早め早めに潰していきたい。」

●パウリーニョ選手:
「引き分けた試合の中にも勝てた試合はあったので、嫌な感じを受けたし、残念な気持ちもあった。でも、10試合負けていないのはJ1昇格を目指す上では良いことだと思う。夏場もこれからのゲームも、全部のゲームがラストゲームという心意気で戦う必要がある。必ずしも全部の試合に勝つことはできないが、J1昇格を目指す上ではポイントを重ねることが重要になる。今はチームの雰囲気も良いので、この状態を継続したいと思う。
岡山は戦う気持ちを前面に押し出してくるので難しいゲームになる。栃木は頭を使って、インテリジェンスを発揮して戦うべき。前回戦った時の前半は、これまでの試合の中で一番いいプレーがチームとしてできた。あの時のようにスペースを活かして戦うことが必要になる。」
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