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【「スカパー!スペシャルマッチ」2011J2第21節サガン鳥栖戦 大田原市民デー】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督
「鳥栖との試合はこうなるとは予想していた。実際その通りになった。でもどうにかして勝ちたかったし、セットプレーでいけるかとも思ったが、そのセットプレーでは事前に準備していた事が出来なかったし、そこで主導権をとれず、勝つことができなかった。後半クロスが入ったりと決定機もあったが、それも逃した。両者ともに決定機があったが決められなかった。その結果の引き分けという事だと思う。前半、2トップの動きが少なかったが、それも停滞の原因かもしれない。もっと、裏のスペースの使い方など工夫すべきだった。あの時間帯でのサビアの投入に関しては、新しい力でなにか起こせるんじゃないかとも思ったし、やはり停滞している試合状況やスタジアムの雰囲気を変える事を期待した。それでも、今試合も引き分けで、最近勝てていないということに関しては、チームとして決定力を増して点を取る事が一番。セットプレーの精度だったり、そういうものをあげていかないといけない。それと、チャンスという時にチャンスをつぶすミスが多すぎる。そういう所を個人レベルで高めていけば、勝つ確率が上がっていく。チームとして戦う所と、個人レベルでもっとやれる所がある。技術だけではなく、精神的にも。これまで出来ていた様な事が集中力を欠いたのか、冷静さや慎重さを欠いてしまい、荒いプレーが目立った。正確なプレーが増えなければ確実に勝っていけない。」

●水沼宏太選手
「足下ばっかりになってしまった時間帯があったかなと。試合の流れを読んで積極的にもらいにいくようなプレーが増えていけば、チームとしてさらに上のレベルに上がっていけると思う。今日は、無失点というところがひとつ収穫だと思うので、そこは前向きに捉えていきたい。今日は自分たちに主導権がある様な場面が少なかった。もっと自信を持ってチームとしてボールキープをしていければと思う。負けていないのに、自信がなさそうにプレーしているように、外からは見られてしまうかもしれないが、栃木にはボールをどんどん回していける選手がそろっているし、そういうチームに育っていければと思う。」

●船山貴之選手
「結構チャンスは作れていた。精度という事に関しては、最近の試合は欠いていると思う。なんとかしようと頑張ったが、0点に終わってしまい残念だ。引き分け以上の試合が続いているというのも良い事だが、重要なのは勝つこと。勝たなければJ1に上がれない。しっかり勝てるように頑張りたい。2トップのロボとの組み合わせは良いと思う。考えている事もやりたいことも同じ。交代前に大きなチャンスがあったが、あの時だけ芝に引っかかってしまったのですごく悔しかった。」

●渡部博文選手
「鳥栖が結構蹴ってくれて、こちらとしてはセカンドボールを拾うだけというシーンが多かったので、楽な事は楽だった。今日進歩したと思った所は、みんなボールをもらう意識がいつもよりあった。三角形をつくったりとか、いいボジションどりが見られた。ボールをもらう為の動き出しというのが、今日はスゴく良かったし、進歩した所なので、継続していきたいと思う。」

●赤井秀行選手
「やっぱり、点が取れないというのは、FWだけの問題じゃないと思うし、もっと後ろから組み立てを上手にやって点を取っていきたい。今日みたいなミラーゲームの時には、セットプレーがすごく大事なるので、そこは気をつけていきたい。他のDFとの連携を取って無失点に抑えられたという事は、やっぱり前向きに捉える事が出来る。1-0で勝って勝ち点3を得るのが理想だとは思うが、今日の無失点という事実には希望を感じれる。J1に上がる為には、勝ち点3は非常に重要。勝利だけを目指して頑張っていきたい。」

●廣瀬浩二選手
「チャンスを決めきる力が、今日は無かった。どっちに転ぶか分からないゲームをものにしないと、J1に上がれないと思う。勝っている時にはセットプレーでの得点が多い。どういう状況でも、常に研ぎすまして点を取っていきたい。カウンターでもチャンスはあったし、CKも後半は結構あった。試合内容に目を向ければ、京都戦と比べて今日の方が良くなっていると思う。だが、ホームで勝っていかないと、サポーターの数を増やすも減らすも僕らのプレー次第。どんどん盛り上がってもらえるように勝っていきたい。」

●サビア選手
「自分が試合に出る時は、数分でも自分の力を出すという風にいつも考えているので、今日は結果的に引き分けになってしまったが、しっかり顔を上げて次の試合に挑みたい。」

●柴崎邦博選手
「今日に関しては枠に飛んできたシュートはほとんどなかった。いいDFをしてくれたので、僕の仕事はほとんどなかったと言ってもいいかもしれない。ロングシュートがあったけど、あれくらいの距離だったら、よほどのシュートじゃなければ全て止められる自信はある。DFがすごく良い動きをしてくれたし、キーパーとの連携も悪くなかったと思う。」

●高木和正選手
「点が取れなかったというのは課題だが、その中でも全員がハードワークしていたと思う。ここ最近は失点もしていたし、ゼロで終われたのは前進だとは思う。ただ、ホームでしっかり結果を出さないと駄目だし、一つ勝つか負けるかで順位が大きく変わる状態でもあるので、しっかり「勝つ」ということにこだわってやりたいと思う。 前半は攻撃の連動性がなかったというのはやっていても感じていた。うまく後ろで回しながらチャンスを作っていこうと思っていたが、ディフェンスラインから前線に行くようなボールが多かった。もう少し中盤を使ってテンポやリズムを変える必要があったと思う。後半はその部分が改善できて前半よりもシュートまでいく場面も作れていた。」

●大和田真史選手
「こういうゲーム展開になるとは思っていたが、予想通りタフな試合になった。ここ数試合は失点もしていて、ゼロで抑えるという課題があった中で、しっかりゼロで抑えられたのはチームとしても自信になる。これで勝てれば本当にベストだったが、それは少しずつクリアしていけばいいと思う。得点が奪えなかったということも、前線の選手も守備でかなりパワーを使ってくれていた部分もあると思うし、前の選手があれだけ守ってくれたから後ろも守りやすかったという部分もある。 今年のチーム状況に合わせて、選手たちもそうだが、サポーターやファンも引き分けでは誰も満足しないという雰囲気になってきている。これはとてもいいことだと思う。引き分けでOKという年もかつてはあったかもしれないが、今年は勝たなければいけない年だと選手たちも思っている。その気持ちが見ている人たちにもプレーを通して伝わって、この雰囲気になってきているのであればうれしい。」
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