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【2011第20節 京都サンガF.C.戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
「リーグ戦を3分の1終えての勝点28は、1試合平均で勝点2を取れているペースなので悪くないと思う。2日間のオフを選手が工夫して過ごしてくれたことで、メンタル的にもリフレッシュできたと思う。3連戦に出続けていた選手の疲労は大きかったと思うが、いい経験になったと思っている。
DFラインで2対1を作ってボールを回すことで相手の1トップを疲れさせてから、フリーになった選手を使って(サイドなどで)2対1を作っていく考え方は、京都が相手でも変わらない。京都は3バックなので外側のスペースが空くし、逆サイドにもスペースがある。そこを埋めようと思えば内側がスカスカになる。相手のシステムの穴を使わないといけない。前節、対戦した岐阜は3-4-3対策をしっかりやっていた。ただ、2点を先に取らせて3点を取り返すサッカーを、うちはやっていない。しっかり先制してリードを広げるサッカーをしたいと思う。ただ、サッカーは試合が始まってみないと分からない部分があるので、しっかりした準備をしなければいけない。京都はボールを繋ぐサッカーをする。うちとしてはいい守備からサッカーをすることは変わらないし、そこがポイントになると思う。」

●赤井秀行選手:
「今のコンディションは悪くない。ただ、トレーニングでいくらコンディションが良くても、試合で落としてはいけない。良い状態を維持して試合に臨みたいと思う。鳥栖戦では先発したが、チームとしてやっていることが変わらないので、すんなり溶け込むことができた。ただ、鳥栖戦はデビュー戦よりも緊張した。試合に出られない間は、自分に何が足りないのかを考えた。自分の持ち味である守備をしっかりやり、その後に攻撃参加すればいいと頭の中を整理できた。鳥栖戦の前半45分は守備しかしてなかったけど、しっかり守備から入ることができたと思う。
監督は常に一番いい状態の選手を使ってくれる。だから、トレーニングから競争が激しくなる。今年は昨年以上に緊張感を持ってトレーニングに臨めている。気を緩めたらチャンスを逃してしまうので、巡ってきたチャンスを逃さないように、いい状態を維持したい。
京都戦では自分とサイドハーフの前のポジションが空くので、上手く攻撃の起点になりたい。上手くポジションを取って、相手の空いたスペースを突いていければいいと思う。1トップに対するボール回しは、皆が共通理解を持ってできているので問題ない。京都は久保選手がキーマン。ボールが入った時に誰がマークに行くのかはっきりしたいし、スペースを埋めるカバーリングも心掛けたい。」

●崔根植選手:
「3連戦で勝点5を取れたのは良かったけど、最後の札幌戦が引き分けだったのは残念だった。もっと勝点が稼げたと思うが、サッカーは難しい。結果には満足していないけど、負けなかったことは良かったと思う。(6月に負けなしだったのは)皆が負けない気持ちを持って、試合に臨めていることが大きい。気持ちの強さが無敗に繋がったと思う。
3バックと4バックではDFが1人少ないなどの違いはあるが、栃木のサッカーをやれれば問題ないと思う。だから、京都がどういうサッカーをするのかは、あまり意識していない。栃木が栃木らしいプレーをできれば、いい試合になるし、面白いサッカーができると思う。」

●杉本真選手:
「札幌戦ではある程度、持ち味を出せたと思う。ボールを受けるタイミング、ボールタッチ、判断などはイメージ通りできた部分が多かった。相手のスペースを上手く突くイメージがチーム内であったので、積極的に間でボールを受けようと思い、それができた。試合にスムーズに入れたことで、いいリズムが作れたと思う。
試合に出られない間も、常に自分に足りないものを補い、得意な部分を伸ばすことを心掛けた。自分がレベルアップすれば、起用してもらった時にチームの力になれると考えていた。調子がいい時に起用してもらえるのは、自分にもチームにもプラスになると思う。今年は良い競争ができている。試合に出るための競争が激しくなればチームは強くなる。だから、やりがいを感じている。
京都戦では相手のスペースを上手く突ければ、いい形で試合を支配できると思う。サイドハーフの位置も鍵になるので、周囲と上手くコミュニケーションを取りながら、相手の嫌なところを意識的に突いていければいいと思う。」
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