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【ハイビジョン放送記念 とちテレSC一枚岩スペシャルマッチ 2011第19節 コンサドーレ札幌戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「非常に残念。典型的な「2点目が取れていれば」という試合。1週間以内の3戦で、疲れがあったのは当然のこと。しかし5人選手が代わったし、ゲーム内容は圧倒していた。後半の相手得点で流れが変わったが、それが引き分けの原因ではない。引き分けてしまったのは点が取れなかった事が原因。後半、追加点が入らなかった事に関しては、それは単純に決定力が欠けていたから。2点目を取れば圧倒できていたとは思うが、サッカーは入る事もあれば入らない事もあって、何が起こるかわからない。今日は引き分けたが、3連戦全て全力で戦った結果だから、それで良いと思う。千葉戦も鳥栖戦も良い試合だった。結果的に3連戦で勝ち点5点ではあったが、負けた試合がない事は評価できる。本当を言えば点を取りたかったが、頑張った結果なのだから受け入れるしかない。」

●渡部博文選手:
「前半のようにポゼッションがうまく行けば、前の選手が起点となってゴールまで行けるが、後半フォーメーションが変わって向こうがツートップになってから、ちょっとつなげなくなったかなと。苦しい時間帯があって、もっとみんなでサポートするということが出来たのではないかと思う。疲れはあったけど、それは言い訳にはしたくないし、ピッチに立ったらそれは関係ない。その中で、2点目が取れなかったというのは本当に悔しい。相手のセットプレーの時、みんなボールウォッチャーになってしまいがちだった。その結果、中の選手がフリーになってしまったりする。ボールばかり見ず、相手を捕まえる守備が出来れば、クロスからの失点は無くなる。そこはこれからの課題にしていきたい。今日は3連戦の締めの試合だったから、勝てなくて本当に悔しい。」

●高木和正選手:
「正直今日は勝ちたかった。追加点が取れなかったのがやはり勝てなかった原因。しかし、ハードな3連戦を一度も負けなかったのはポジティブに考えると良かったと思う。今日は相手に1点取られてしまったが、なるべくゼロに押さえるということは、今後の課題にしていきたい。後半の最初、こちらの流れになっている段階で押し切れなかったのは残念だったとも思う。後半ではボールを回す事を心がけていた。その事が試合の流れを引き寄せる事が出来た原因だと思う。今日みたいな試合を自分たちのものにしていかないと、目標であるJ1昇格は厳しい。次はアウェイだが、自分たちのサッカーがしっかりできれば結果はついてくると思っている。」

●那須川将大選手:
「最終的なクロスの精度が、前後半通してあまり良くなかった部分があった。ゴールに結びつく様な精度の高いクロスを上げていく事が出来なかったのは、今日の課題だと思う。前節、自分は休んでいたので、今回はどんどん運動量を上げて自分が起点になって攻めていけるように心がけていた。それがうまく得点に繋がったのは、ラッキーな得点ではあったが、良かったと思う。あのボールはクロスボールのはずだったが、相手ディフェンスに当たって入ったもの。速いボールを上げようという狙いもあったし、結果的に得点に繋がってよかったと思う。フリーキックでは、やっぱり自分でどんどん狙っていきたい思いはある。なかなか点が入らない試合では、セットプレーを起点に打開できるケースもある。ここ最近の試合は、負けていないし、我慢強く戦えていると思うので、あとは追加点。どんどん向かっていくという姿勢を見せていかないと勝っていけない。」

●杉本真選手:
「相手のシステム的に中盤にスペースができるのは試合前から分かっていたので、そこを突いてボールを引き出すプレーを求められていた。そこで上手くボールをもらえた時は周りも動いてくれたので、リズムを作るプレーというのはできたかなと思う。ただ、チャンスがあればゴールを奪いにいくのがポジション的にも自分自身の役割だと思っているので、リズムを作って最後に得点に絡んで行くということは試合前からも意識していたし、試合の流れの中でも思っていた。その点ではもっとシュートを狙えるチャンスを作ることも必要だし、自分じゃなくても周りの決定機を増やすことも必要だと思う。その数が増えれば、今日のような試合でも追加点を奪えると思うので、その辺は常に心がけていきたい。」

●大和田真史選手:
「全体的に優位に進めることができた試合だったと思うが、そういう試合をモノにできないところがまだこのチームの甘さでもあると思う。そういうところはもっともっと突き詰めていかなければいかなければいけないと思うし、練習の中からも自分たちでプレッシャーをかけてやっていかないと打開できない。チームが一つ大きくなるいいきっかけにしたい。こういうゲームが続くと勝ち点を落としていくことになるだろうし、その辺はみんな同じで「また一つここで大きくなるためにはこういうゲームを勝たないと」と思っている。連戦の疲れは当然あったが、それは自分で自分を奮い立たせるしかない。疲れてると言うことは簡単だが、それを言うことは逃げ場を作ることになる。真剣勝負の場だし弱みを見せた方が喰われる。そういう意味ではこの連戦をそれなりに戦えたと思っている。ただ、この連戦で得た経験を次につなげないともったいないし成長もない。今日の反省を生かして一からやり直していきたい。」

●武田博行選手:
「3連戦の中では一番主導権を握れていたしチャンスも作れていただけに、引き分けという結果は残念。ここ数試合は粘り強さが出てきていると思うし、今日の試合も追い付かれた後も崩れずに、勝ち点を取れたということは進歩と言えば進歩かなと思う。ただ、主導権を握っている試合の時にセットプレーとか一発で簡単にやられてしまう傾向はある。選手も集中していない訳ではないが、やっぱりチャンスを生かせないとこういう試合になってしまうということは頭に入れておかなければいけない。この3連戦はメンバーを入れ替えながら戦ったが、いつも一緒に練習しているし、後ろから見ていても特に問題なくやれていた。むしろコンディションがいい選手が出た方がチームも活性化されると思うし、勢いのある選手がどんどん出ていけばいいと思う。今日の試合も勢いはあったが、最後のところでその勢いを生かせなかったというのは残念だった。負けなしで3連戦を終えたし、アウェーを1勝1分で乗り切れたことは大きい。ホームで勝ち点3を取れなかったことは残念だが、負けなかったということはチームにとっても自信になっているし、それをプラスに考えて次につなげていくことが重要だと思う。」
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