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【TOYOTA WOODYOU HOMEスペシャルマッチ:2011J2第9節 京都サンガF.C.戦】試合に向けた監督・選手コメント

●松田浩監督:
「チームの雰囲気は悪くないが、気が緩まないようにしたい。富山と京都はシステム的には似ているが、富山に勝ったからといってオートマチックに京都に勝てるわけではない。だから、気が緩まないように気を付けないといけない。
京都と富山は似ているが、富山が守備から入るのに対して、京都は攻撃から入る。3‐3‐3‐1というよりも3‐4‐3だし、1トップというよりも3トップだと思う。個々に力を持っている選手がいる分だけ攻撃を重視しているし、自分達から主導権を持つことを重視してもいる。そういうチーム作りをしている。また、大木監督が好きな、とことんボールを繋ぐイメージを持っている。そういうチームには『いい守備からのいい攻撃』という、うちのコンセプトが出しやすい。
先週の富山では富山のサポーターの方がリーグ再開を待ち望んでいらっしゃった。栃木のサポーターの方にも遠く富山まで来ていただいた。それはリーグ再開を楽しみにされていたことの現れだと思う。スタジアムに足を運べなかった方でも、試合を楽しみにしている方がいらっしゃるので、その期待に応えられるような試合をしたい。」

●鈴木修人選手:
「再スタートの試合でも、皆が自分のプレーを出せていた。準備段階で富山の分析はできていたし、実際に分析通りの試合になった。いいスタッフといいチームメイトに恵まれ、自分達がやるべきことを違和感なくできたのが富山戦だった。失点は自分達のミスから起こったので、それほどは気にしていない。それよりも前半に耐えることができたのが大きかったし、セットプレーから点が取れた。そういう勝ち方ができるのは強いチームだと思う。
京都も次の岡山も3バックなので、富山戦から3バックの相手との3連戦になる。3バックへの準備はできている。自分達がやるべきことをやればいい結果が出る。開幕戦で水戸は京都を相手にしっかり戦い、勝っている。京都はJ1へ昇格するために勝たないといけない相手だと思っている。」

●廣瀬浩二選手:
「コンディションはいいので、力まずに自分のプレーを出していきたい。3バックは相手の背後やサイドにスペースができる。自分の特長である走って、スペースに出ることで、起点になりたい。味方が苦しい時もボールを追うことで相手にはプレッシャーを与えられる。マイボールにならなくても、流れを一旦切ればスローインからプレッシャーをかけられるので、そういうプレーを心掛けたい。
水戸とのトレーニングマッチではサポーターに不甲斐ない試合を見せてしまった。ホームで勝つ方がサポーターは喜ぶし、サポーターとの一体感が出ると自分達も気持ちがいい。勝ちに行きたいと思う。」

●河原和寿選手:
「富山戦では流れが悪い時にも失点せずに守り切れたので、臨機応変に戦えたと思う。流れが悪い時に我慢しなければならないのは分かっている。とにかく慌てずに自分達の力を信じて戦うことが大事だと思う。開幕から2連勝していて、京都戦では3連勝が懸かっている。相手はJ1から落ちてきたが、戦力はそれほど変わっていない。ここで勝てば自分達の自信になるし、自分達の現在地が見えると思う。だから、本当に大事な試合になる。ホームでしっかり相手をゼロに抑えて、1-0でもいいから手堅く勝てればいい。
新潟に居る時に栃木のサポーターが試合を観に来てくれた。その試合に僕は出なかったけど、『栃木に帰って来て欲しい』という言葉をいただき、グッときた。開幕からスタメンでグリスタのピッチに立ちたかったけど、開幕の頃のコンディションは良くなかった。だから監督は僕をベンチに置いたのだと思う。僕は全ての試合でサポーターの方に恩返しする使命がある。勝つことはもちろん、日本がこういう状態なので、勇気や感動を与えられるように全力で走り、プレーすることで気持ちを伝えたい。その上でチームが勝ち、皆で喜び合い、栃木SCの一員だと実感できればいいと思う。」
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