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【2009J2第49節:横浜FC戦】試合後の監督・選手コメント

●松田浩監督:
「順位が近い相手との対決だったので、順位をひとつでも上げるために、今日は試合に勝ちたかった。結果は残念だったが、質に関してはいいサッカーができたと思う。シーズンも終盤となったので、今年の集大成としてこれまでやってきたことを全部出し切ろうと試合に臨んでいた。ミスでの1点以外は、非常に皆が頑張ってくれたと思う。
今日は若林を使った攻撃が物凄く有効だった。点にはならなかったが相手にとっては凄く嫌な攻撃だったが、精度に課題があった。とにかく、若林はたくさんのチャンスを作ってくれたと思う。ビハインドを背負ってからは攻撃に重点を置いたため、バランスを崩し、走る量なども増えたが、セカンドボールなどもよく拾えていた。
守備に関しても体を張り、うちらしいボールの取り方をしてショートカウンターが打てた。選手はしんどかったと思うが、よく走ってくれたと思う。
サッカーは決定機を決めるかどうかだと思う。決定機を逃し続けていると焦れてしまい、今日のようにミスから失点をしてしまう事態が起こり易くなる。でも、後ろの方は焦れずに我慢強くチャンスを待たないといけない。いつも点が取れているチームだったら、次のチャンスで点が取れるだろうと思える。サッカーは先制点が占める割合が非常に大きいわけで、あれだけチャンスを作れていたわけだから、最初の決定機を逃したことは痛かった。」

●入江利和選手:
「チャンスがあったのに決めきれなかったことが敗因だと思う。守備でも相手にチャンスを与えてしまった部分がある。残り2試合、自分は出られないが、チームのために役に立てることをしっかりとやりたいと思う。(試合後の涙は)負けたし、これで自分のシーズンが終わってしまった悔しさもあった。」

●向慎一選手:
「チームとしても個人としても、いい試合の入り方ができた。最初にビッグチャンスも作れたが、結果的に隙を突かれてミスから失点した。ただ、90分を通して相手の嫌なところを突けたし、効果的な攻撃ができた。守備でもオーガナイズされていた。それだけに凄くもったいない試合だったと思う。試合を振り返って思うのは自分もそうだが、最後の局面の精度がまだまだだなと思う。最初のチャンスで決めていれば1点、2点と入り、ゲームを良い方向にもってこられた。またチャンスが来るだろうと思わずに、最初のチャンスに懸ける本気度を持たないといけない。チャンスは作れているわけだから、最後の局面の精度は追及していかないといけないと思う。」

●本橋卓巳選手:
「久々の試合だったが体力的には問題なかった。前半のうちに1点でも取れていれば負けることはなかった。ビッグチャンスを決めきるかどうかだと思う。先制点はどの試合でも大事なもので、特にうちはシーズンを通して点が取れていないわけだから、どうしても先制点が欲しかった。先制された後も取り返せればよかったが、それもできなかったことは残念だった。」

●米山篤志選手:
「自分のミスが今日のゲームの行方を決定付けてしまった。チームとしていい雰囲気でゲームに入ることができ、いいプレーもできていた。唯一、失点に繋がるミスさえなければいいゲームになったはずだ。ファン・サポーター、コーチングスタッフには申し訳ない。あってはならないミスを犯したので、残り2試合で取り返す働きをしたい。」

●若林学選手:
「最初の根植のチャンスを作れたし、ヘディングで勝てる自信があったので、自分が起点になろうと思っていた。自分の高さを使いながら空いたスペースを使っていこうとも話していた。ロングボールとサイド攻撃の使い分けも必要だが、実際に高さを活かしてチャンスを作れていたのだから、あとは前線の選手に決定力が必要だった。シュートまで持ちこめていたわけだから1点、2点と取らないと0-1という結果になってしまう。自分もチームも点が取れていない。FWとして責任を感じるが、やり続けるしかない。技術よりもゴールに向かう気持ちが大切だと思う。残り2試合、ホーム最終戦と北関東ダービーを勝って終わることが、ファン・サポーターの皆さんの応援への恩返しになるので絶対に勝ちたい。」

●落合正幸選手:
「失点したミスを皆で取り返すことができず、ミスを帳消しにできなかったことが残念だった。たくさんのサポーターにアウェイまで足を運んでもらったのに、結果が出せなくて申し訳ない。個人的には最近はしっかりと守れていると感じているので、決定的なピンチは少ないと思う。いい守備から引っかけてカウンターまで持ちこめているが、ペナルティエリア周辺の精度を貪欲に上げないといけない。そこは練習から繰り返しやっていくしかない永遠の課題だと思う。僕自身は累積警告で残り試合は出られないが、練習からチームのためになることを精一杯やり続けたい。」

以上
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